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「バードウォッチングin和白干潟2022」(和白干潟保全のつどい)参加報告
                      山之内 芳晴

◆日 時:2022年12月3日(土) 10:00~11:40 晴れ 長潮:満潮:6:01 干潮:12:13
◆場 所 : 和白干潟・海の広場
◆参 加 者: 34名(一般参加25名、スタッフ9名(ウェットランドフォーラム1名、港湾局2名、守る会6名)
  
       挨 拶                  鳥紹介                バードウオッチング
 冬の寒さも和らぎ、穏やかな晴天の中でのバードウォッチングでした。海の広場の倉庫前に、鳥の写真パネルを設営し、浜辺に望遠鏡を6台準備しました。干潮時間帯だったこともあり、カモの他にシギ・チドリ達もたくさんいます。10時に開催、松本さんの開会の挨拶に続き、山本さんがパネルを使って観察する鳥たちを説明した後、港湾局の祝迫さんがビンゴカードの説明。参加者は配られたビンゴカードにシールを選びながら貼っていました。
  
    バードウオッチング            バードウオッチング              マガモ
10時30分、バードウォッチングの始まり、各自が望遠鏡や双眼鏡で干潟の鳥たちを観察しました。干潟には、マガモ、オナガガモ、ツクシガモ等のカモ達や、ミヤコドリのほか、シロチドリ、ハマシギ、ミユビシギ等のシギ・チドリなどもいます。
 棒杭の上にはミサゴ、沖合にはスズガモやホオジロガモ、カンムリカイツブリなどもいます。カンムリカイツブリは74羽もいました。参加者の方々、双眼鏡や望遠鏡をのぞきながらビンゴカードをチェックしていきます。
  
     ツクシガモ                ミヤコドリ                 シロチドリ
40分ほど鳥を観察した後、今日見られた鳥の鳥あわせをして23種の鳥が観察されました。昨年は、13種類でしたので今日はたくさんの鳥たちに出会いました。最後にビンゴ賞の下敷きとスポンサー提供の飲み物などを配り、散会しました。参加者の感想としては、以下のようなものがありました。
  
      ハマシギ                 カワウの群れ                まとめ
 ・天気にもめぐまれて素晴らしいバードウォッチングだった。
 ・初めて来て色んな鳥が見られて良かった。
 ・シロチドリがかわいかった。
 ・たくさんの鳥が見られて良かった。
コロナ過でのバードウォッチングで、参加者は多くはありませんでしたが、晴天の中、色んな鳥たちを見られて参加された方々も楽しく過ごされたようでした。
 
       感想                ナンキンハゼ紅葉・実
■観察された鳥:
ヒドリガモ、オナガガモ、ツクシガモ(30)、ヨシガモ、オカヨシガモ、マガモ、スズガモ、ホオジロガモ、カンムリカイツブリ(74)、ダイサギ、コサギ、アオサギ、クロツラヘラサギ(2)、ウミアイサ、ミサゴ(2)、ミヤコドリ(23)、シロチドリ(51)、ハマシギ(164)、ダイシャクシギ(1)、ミユビシギ(36)、ハクセキレイ


九州産業大学特別講義「和白干潟の自然や地球の自然を守りましょう!」報告
                      今林 眞由美

日 時:2022年11月12日 15:40~17:20
場 所:九州産業大学 3号館3階3303教室
講師:山本 廣子(守る会代表)
参加者:61名:学生57名(対面9名、リモート12名、レポート提出36名)先生1名 守る会3名(平松、今林、秋山)

 山本代表は、和白干潟の生きもの手袋を使って自己紹介をしました。子供の頃の和白干潟は「和白子ども海水浴場」と呼ばれており、泳いだりアサリなどの貝やエビなど海産物が豊富で、自然豊かな和白干潟の話をしました。和白干潟が埋め立てられることを知り、何かできないかと日本野鳥の会福岡支部主催の「和白海岸探鳥会」に参加してみると、九州では珍しいミヤコドリやダイシャクシギが越冬しており、和白干潟は渡り鳥の中継地や越冬地として国際的にも重要な湿地だと知りました。
  
     < 挨 拶>               <スライドとお話>            < 講 義>
 1987年に和白干潟を埋め立てないでと「和白干潟保全」の請願書を提出すると、採択され和白干潟は埋め立てられないことになりました。そこで翌年「和白干潟を守る会」を作り、和白干潟の保全活動をはじめました。自然海岸がある干潟として「にほんの里100選」に選ばれ、2003年には「国指定和白干潟鳥獣保護区」に設定され、2004年にはラムサール条約登録の候補地にも選ばれています。「自然を守ることは命を守ること、和白干潟をとおして地球の自然を守りましょう。干潟は海の命を育む海の子宮とよばれています。皆さん一緒に干潟を守ってください」と呼びかけました。

 写真を使って和白干潟の自然と生きものたちを紹介しました。和白干潟を守る会の活動については、「自然観察会」と「クリーン作戦」と「調査」があり、年1回開催の「和白干潟まつり」もあります。広報活動として年4回「和白干潟通信」を発行しています。「また12年前から「山・川・海の流域会議」を作り、立花山から和白干潟に注ぐ唐原川流域の6グループで、連携して和白干潟の集水域の保全活動をしています。九産大も参加しています。
  
      < 講 義>              < スライドとお話>             <講 義>
水鳥の保護と湿地の保全を定めた「ラムサール条約」の登録地にするために、福岡市や議会の環境保全の意識が高まるよう、市民として意見や要望をだしています。行政とも連携し、福岡市港湾空港局と和白干潟に係る環境保護団体でつくる「和白干潟保全のつどい」では、情報交換と市民参加の和白干潟での行事を開催しています。プラスチックごみを減らすためにマイボトル、マイバッグを使い、使い捨てをせず、お店も選ぶよう呼び掛けています。
 海底湧水のビデオを見て、和白干潟は沿岸が護岸や埋め立てがされてないので、海底湧水が多く湧いていて、酸素を多く含む海水が生きものたちを育んでいます。最近海底湧水が少なくなったのは、護岸が無くても町全体がコンクリートに覆われてきて雨水が地下に浸透しなくなったためで、コンクリートで覆ってしまわない街づくりや、設備の工夫が必要です。
 和白干潟の自然や生きものを題材にした「きりえ」をとおして、和白干潟の自然の素晴らしさを伝えました。皆さんも「自分にできる方法で自然を守る活動をしてほしい」と呼びかけました。
質問:当初100名で始まった守る会会員は、現在何名ですか?
解答:200名の会員と15の団体会員です。


アオサのお掃除大作戦2022(3回目)参加報告
               山之内 芳晴

◆日 時 : 2022年11月5日(土) 13:00~15:00  晴れ
◆主 催 :「和白干潟保全のつどい」
◆場 所 : 和白干潟・海の広場沖合
◆参加者 : 23名(一般12名、スタッフ11名(港湾空港局2名、WF1名、循環生活研究所5名、その他1名、守る会:2名)
◆アオサ回収量 : なし

今年、3回目のアオサの回収作業でしたが今回も回収するアオサがないことから、和白干潟の生きものなどを観察してもらうことにしました。14時に開会、海の広場で松本さんの開会挨拶の後、九州環境管理協会の藤井さんが浜辺近くのアオサを手にして、アオサは根がなくても1日で1.3倍増殖するため、干潟に何層にも重なったアオサが増殖を続けるといった、アオサ増殖の仕組みの話がありました。
  
     <アオサの話>               <野鳥観察>              <クロツラヘラサギ>
その後、循環生活研究所の鐘ヶ江さんからアオサ堆肥化の説明を、港湾空港局からの注意事項があった後、用意した2台の望遠鏡で干潟を訪れている野鳥を観察することにしました。唐原川河口方面には、クロツラヘラサギが14羽ほど、マガモやヒドリガモもいます。和白川河口方面にもカモの群れが居ました。
  
    <生きもの観察>              <ふるいの生きもの>             <貝類 >
10分ほど野鳥観察した後、干潟に入り、生きもの観察へ、浜辺近くの干潟に斜めに掘られた所をスコップで掘ると、オサガニが居ます。生きものを探しながら沖合へ移動、干潟の砂をふるいにかけてどのような生きものがいるか調べながら進みました。ふるいの中には、ウミニナやアラムシロガイの他、ユウシオガイが3個居ました。そのユウシオガイを干潟に置いて観察しばらく観察していると、貝が砂の中に潜って行きました。また、参加者が見つけた殻が割れたアサリを観察していると、アラムシロガイがたくさん集まってきました。アラムシロガイ、干潟の掃除屋さんですね。
沖合150メートルほどの所に行くとアサリが良くいます。スコップで干潟の表面をかくと、アサリが簡単に見つかります。別の人たちは、ふるいでハゼやウミニナ、ヨコエビなども見つけました。
 
      <ゴカイ類>               <記念写真>
 1時間ほど生きもの観察をした後、海の広場に戻り、スポンサーからの飲み物を口にしながら振り返り、参加者からは「自然の生きものを見られて良かった」、「安全な場所で生きものが見られたことが子供たちにとって良かった」、「ゴカイを詳しく見られて良かった」等の感想がありました。最後に保全のつどいの年間行事の紹介と11月20日「和白干潟まつり」を紹介した後、参加者にスポンサーからの飲み物とスタンプカードを渡して散会しました。


アオサのお掃除大作戦2022(2回目)参加報告
               山之内 芳晴

◆日 時 : 2022年10月8日(土) 14:00~15:40  晴れ
◆主 催 :「和白干潟保全のつどい」
◆場 所 : 和白干潟・海の広場沖合
◆参加者 : 37名(一般26名、スタッフ11名(港湾空港局2名、WF1名、循環生活研究所5名、その他1名、守る会:2名)
◆アオサ回収量 : なし

今年、2回目のアオサの回収作業でしたが今回も回収するアオサが少ないことから、和白干潟の生きものなどを観察してもらうことにしました。
14時に開会、海の広場で松本さんの開会挨拶の後、九州環境管理協会の藤井さんが浜辺近くのアオサを手にして太陽にかざし、光が通ること、30枚重ねても光が通ること、そしてアオサは根がなくても1日で1.3倍増殖するため、干潟に何層にも重なったアオサが増殖を続けるといった、アオサ増殖の仕組みの話がありました。
  
    <アオサの説明>               <干潟へ>               <アサリ掘り準備>
その後、循環生活研究所の鐘ヶ江さんからアオサ堆肥化の説明を、港湾空港局からの注意事項があった後、藤井さんの提案で各グループに分かれて「アサリ調査グランプリ」を行うことになりました。
アサリ調査グランプリは、沖合200メートルの地点で、1メートル四方の中の25センチ四方、2カ所の中からアサリが何個採れるかを調べるものです。7グループに分かれて干潟のアサリ調査を行いました。結果は一番少ないグループで“1個”、一番多いグループで“13個”、平均で6個のアサリが採れました。1平方メートル当たり48個のアサリが居ることになり、思ったよりたくさんのアサリがいることが判りました。
  
    <アサリ掘り>                <アサリ掘り>             <生きもの観察>
その後、各自で干潟の生きもの観察に入りましたが、干潟の中の至る所でアサリを見つけることができました。1時間ほど各自干潟で生きもの探し、アサリやオキシジミのほかオキシジミによく似たシオフキガイ、ハゼ、ガザミ、テッポウエビ、生きたマテガイなども見つかりました。
  
      <まとめ>              <記念写真>                <ミヤコドリ2羽>
 1時間ほど生きもの観察をした後、海の広場に戻り、スポンサーからの飲み物を口にしながら振り返り、参加者からは、「楽しかった」「干潟を掘ると生きものがたくさん居ることが判った」「地元(今津)はアサリが採れないが和白にはアサリがたくさんいた」等の感想がありました。
最後に11月5日のアオサのお掃除大作戦と12月3日のバードウオッチングin和白干潟を紹介した後、参加者にスポンサーからの飲み物とスタンプカードを渡して散会しました。


第10回「唐原川お掃除し隊」参加報告
   山之内 芳晴

日 時:2022年10月1日(土)10:00~11:30
場 所:唐原川下流の唐原橋から河口までの区間
    集合場所:唐原川外輪崎橋側(国道495号線沿い作業服の無法松福岡東店裏)
参加者:合計15名(地域ボランティア3名、山・川・海流域会議関係者5名)、和白干潟を守る会7名
回収ゴミ:20袋:可燃ゴミ14袋、不燃ゴミ6袋
粗大ゴミ:自転車、円形蛍光灯機器、大きなシート等
  
     <挨 拶>               <捨てられた自転車>            <引き上げた自転車>
唐原川お掃除し隊、今年は第10回目になります。今年も好天に恵まれ、雲一つない晴天でした。
外輪崎近くの集合場所で開会式を行った後、唐原橋近辺を清掃する班と唐原川河口付近を清掃する班に分かれて清掃を始めました。守る会からの参加者は、唐原川河口を担当しました。
道路の上から川底を見ると河口には、30㎝位のアカエイが3匹ほど泳いでいます。10㎝ほどのアオサのちぎれたのが漂っているのが見え、アオサも増え始めたようです。
  
     <河口の掃除>              <河口の掃除>              <河口の掃除>
松田さんを除いた守る会5名を含めた7名で唐原川河口の川底清掃を始めました。川底に入って見ると空き缶や空き瓶が泥に埋まり、ガラスの破片なども有りました。天気が良かったこともあり、ガラスの破片が太陽の光を反射して光るのでガラスの破片探しは楽でした。胴長をつけた九産大学生が河口水辺のアシ原の中を清掃してくれて、たくさんの空き缶を回収することが出来ました。掃除を始めた時間には、既に潮が満ちてきていたので、橋の下あたりには入れませんでした。
  
    <河口の掃除>                <記念写真>             <まとめ>
回収ゴミとしては、自転車や蛍光灯機器のほか、空き缶、空き瓶、ノボリ盾の旗さしなどのほか、コロナ渦でマスク生活が続いているせいか、マスクなども見られました。唐原川河口の清掃を終えて外輪崎近くの集合場所に集まり、作業結果の報告の後、配給されたお茶を飲んで散会しました。晴天の暑い中、参加の皆さまお疲れ様でした。

     <記念写真>


アオサのお掃除大作戦2022(1回目)参加報告
             山之内 芳晴

◆日 時 : 2022年9月25日(日) 14:00~16:00  晴れ
◆主 催 :「和白干潟保全のつどい」
◆場 所 : 和白干潟・海の広場沖合
◆参加者 : 45名(イオンチアーズクラブ18名、一般16名、スタッフ11名(港湾空港局2名、WF1名、循環生活研究所5名、その他1名、守る会:2名)
◆アオサ回収量 : なし

今年、初めてのアオサの回収作業でしたがアオサが何も有りません。回収するアオサがないことから、スタッフで相談し、アオサのミニ勉強会を行った後、和白干潟の生きものなどを観察してもらうことにしました。
  
    < 説  明>              <アオサ堆肥の説明>           < アオサ探し>
14時に開会、海の広場で松本さんの開会挨拶の後、九州環境管理協会の藤井さんがアオサ回収の目的やアオサのミニ勉強会を、循環生活研究所からアオサ堆肥化の説明を、港湾空港局からの注意事項があった後、藤井さんを先頭に干潟に入りました。藤井さんが浜辺近くのアオサを手にして太陽にかざし、光が通ること、30枚重ねても光が通ること、そしてアオサは根がなくても1日で1.3倍増殖するため、干潟に何層にも重なったアオサが増殖を続けるといった、アオサ増殖の仕組みの話がありました。
  
     < 生きもの探し>             <生きもの探し>             < 記念写真>
それから干潟の生きものたちを観察しながら沖合へ、藤井さんがスコップで干潟の砂をすくい金網のふるいに入れて砂をふるうと、アサリが5個ほど居ました。藤井さんが1.5㎝ほどのアサリを手に取り、年輪があることや生まれて1年位であることの説明がありました。それから各自干潟で生きもの探し、アサリやオキシジミのほかオキシジミによく似たシオフキガイなどアサリなどの貝類は思ったより多く見つかりました。

   < アオサとボウアオノリ>
40分ほど生きもの観察をした後、海の広場に戻り、スポンサーからの飲み物を口にしながら振り返り、参加者からは、「初めて来てアオサはなかったが良い経験ができた」、「アサリなど貝がたくさんいて良かった」、「貝や生きものが見られて楽しかった」、「アオサのことを勉強できて良かった」等の感想がありました。最後に10月8日と11月5日のアオサのお掃除大作戦を紹介した後、参加者にスポンサーからの飲み物とスタンプカードを渡して散会しました。


第12回「和白干潟のいきものやハマボウを見る会」報告
              山之内 芳晴

日時:2022年7月9日(土)10:00~12:00
場所:和白干潟・唐原川河口~牧の鼻
講師:藤井暁彦氏(九州環境管理協会) 
主催:和白干潟保全のつどい(和白干潟を守る会、ウエットランドフォーラム、循環生活研究所、福岡市港湾空港局局)
参加者:約54名(一般参加約40名、港湾空港局3名、WF1名、九環境1名、守る会9名)
  
    <干潟集合>                <干潟移動>               <カニ探し>
昨年と同様にコロナ禍の中での開催となりましたが、屋外での子ども連れでの自然観察会が出来ることへの期待が大きいようで申込者が多かったです。
梅雨も明け、夏の日差しの中、9:00に香住ヶ丘公園に関係者が集合し、ノボリの取り付けや受付の準備、また唐原川河口にテントを2張り設営しました。
  
    <生き物探し>               <岩場で観察>              <マガキ>
 9:45ころから受付開始、親子連れの方が多かったです。10:00、香住ヶ丘公園にて開会、山本さんからハマボウを見る会の歴史の説明、2003年に初めて発見したこと、2005年に守る会として「ハマボウを見る会」を始めたことなどを話されました。港湾空港局から観察ガイドや注意事項の説明があった後、全員唐原川河口の観察場所に移動しました。
  
    <ケフサイソガニ>            <コメツキガニ群れ>           <オゴノリとアオサ>
 唐原川河口に着くと、テント近くのハマボウの群落は黄色い綺麗な花がたくさん咲いていました。講師の藤井さんのガイドで参加者の皆さんにコメツキガニ、マメコブシガニなど干潟の生きものたちを見てもらいました。ハクセンシオマネキやアシハラガニなどを藤井さんが事前に捕獲してあり、沢山の生きものを見てもらうことができました。
それから牧の鼻の岩礁地帯へと干潟の生きものを観察しながら移動、干潟にはオサガニやマメコブシガニなどのほか、オゴノリ、アオサなどの海そうも見ることができました。
  
     < ハマボウ>               <記念写真>              <生き物合わせ>
 牧の鼻海岸は、ハマボウの群落で覆われており、黄色いハマボウが満開でした。ここでは、山本さんから牧の鼻のハマボウの説明がありました。現在では、牧の鼻を覆い尽くすほど広がったハマボウは、唐原川河口や海の広場の方にも広がっています。
  
    <ゴミ拾い>                <カワウ>               <アオサギ>
 最後にハマボウの主株の前で記念撮影を行い、ゴミ拾いをしながら現地解散としました。参加者からは色んな生きものが見られて楽しかったとのことでした。
  
      <コサギ>               <タブノキ>                <ハゼの実>
 解散後テントに寄ってもらい、用意しておいた冷たいお茶を飲んでもらいました。コロナ禍で外出の機会が少ない中での「ハマボウを見る会」は大変好評でした。

回収したゴミ:人工ゴミ4袋
観察した鳥:カワウ、ダイサギ、ミサゴ
観察したいきもの:アシハラガニ、ケフサイソガニ、クロベンケイガニ、コメツキガニ、ハクセンシオマネキ、ヤマトオサガニ、オサガニ、マメコブシガニ、ガザミ(抜け殻)、ウミニナ、ホソウミニナ、ヤドカリ、オキシジミ、マガキ、タマキビガイ、アラムシロガイ、アマガイ、ウネナシトマヤガイ、ケハダヒザラガイ、ミズクラゲ(死骸)、トビハゼ、テッポウエビ
観察した植物:(花)ハマボウ、ハマウド、ハマナデシコ、ツルナ、カラスザンショウ
 (実)ハゼ、イヌビワ
(植物)シバナ、イソホウキギ、アシ、ハママツナ、フクド、ハマヒルガオ、タブノキ
(海そう)アサミドリシオグサ、オゴノリ、アオサ、ボウアオノリ


2022年1月度 山・川・海の流域会議・報告
              山之内芳晴

日 時:2022年1月15日(土)10:00~12:00
場 所:香住丘公民館(2階老人いこいの家)
参加者:22名:舩越、磯野、高倉、今宮、藤田、作村、鵜池姉妹ほか、守る会12名

1. 新春講演会 「和白干潟の海底湧水」 講師:海藻研究所所長 新井 章吾 氏

  今年の新春講演会は「和白干潟の海底湧水」と題して、新井章吾氏に講演していただきました。
  海底湧水とは、波打ち際近くの浅い海底から出てくる湧き水のことです。海岸沿いの樹林地に降った雨は、地面にしみ込み砂の中を流れていきます。その真水によって、砂地にしみ込んで濾過された海水が押し出されて湧いてくるのだそうです。この海底湧水は、ミネラルと酸素を豊富に含み海の生き物たちに恵みを与えてくれます。

 
     講  演                  講演中
  和白干潟は日本の中でも素晴らしい干潟で、今回は海底湧水の重要性についてのお話しでした。最初に自己紹介。1955年生まれ、東京水産大学に進学し、学生時代に海水やベントスの調査などを実施、現在は全国各地に出向き、瀬戸内海では海藻調査や事業家へのアドバイス、糸島では塩づくりワークショップやセミナーなどを行っているとのことです。
  「山が荒れると土砂の流出が増えて海の有機物が増える。また山では嫌気分解が起こりやすくなり粘土層が出来て水が地中に染みこまなくなる。海に泥が積もると海藻は生えなくなる。湧水が減ると生き物が少なくなる。一番やらなければならないのは、山を整備(木を植え、間伐を実施)すること、山の保水力を高めること。」だそうです。また「護岸工事をすると地下水が遮断される。護岸はコンクリートを使うのではなく、自然護岸にする。道路や家庭の庭も降った雨が地中に染みこみやすい作りにする。休耕田をなくす。」などの話しがありました。
  
     参加者                 新井章吾氏                 記念写真
  講義の後の質問では、以下のようなものが有りました。
1.山から流れる水はどのような水が良いのか
   A:泥が少なく、山の生物からのアミノ酸などミネラル成分の多い水がよい。
2.海底湧水にはどのようにして塩分が含まれるのか
 A:地中に浸透した地下水は真水であるが、この地下水が海底の海水に圧力をかけ、塩分を含んだ水
   を湧水として押し出す。
3.福岡市が海底耕耘を行っているが効果はあるのか
 A:九州大学の島谷教授も言っておられるが、効果があっても3年なので、やらない方がよい。これまで行ってきた、覆砂(ふくさ)もアマモの増殖も成功していない。

2.各グループ・サークルの活動報告

船越さん(楽友会)
  三日月山の保全活動が20年ほどになります。会員は40名。登山道の整備、竹林の伐採など東区の企画課と連携して活動。昨年12月末には門松づくりを行いました。

磯野さん(立花山グリーンガイドの会)
  立花山の植物案内を行っています。現在動ける人が数名なので、下原小学校4年生の案内と、白岳の 
 カノコ草保全活動を行っています。毎年、杭を打ってロープを張っています。頂上の楠の木が枯れて
から日当たりが良くなり、カノコ草が少なくなったように感じます。5月が最盛期なのでその時期に
訪れてください。

高倉さん(唐原川を考える会) 
唐原川の保全活動をしています。偶数月の第2日曜日に唐原川の土手の草刈りや木の伐採をしています。また年1回は川底のゴミ拾いをしています。今日の講演で、和白干潟に海底湧水があることを初めて知りました。昔の和白干潟の20~30センチ下の底はきれいでアサリ貝も多かったです。

山本さん(和白干潟を守る会)
  干潟通信140号を元に守る会の活動報告をしました。昨年11月の干潟まつりは中止になったので、
干潟まつり報告のページに干潟まつりで行っていた紙芝居の原本の「絵本の紹介」と「和白干潟のふし
ぎ」を掲載しました。九州産業大学特別講義「和白干潟の自然と地球の未来について」を行ったこと、
「第23期和白干潟の自然観察ガイド講習会」を行ったことなどを報告しました。

次回の定例会は、 3月12日(土) 14:00~16:00
場所:香住丘公民館