最 近の和白干潟

2009年12月


12月25日和白干潟を守る会「望年会」
12月19日和白干潟クリーン作戦と自然観察報告
12月13日09年冬期シギ・チドリ調査報告
12月13日和白海岸定例探鳥会報告


12/25 (金)和白干潟を守る会「望年会」


日時:2009年12月25日 18:00〜21:00 場所:事務所(きりえ館)
参加者:12名

今年も和白干潟を守る会の望年会が楽しく開かれました。

今回も、準備に皆さんのご協力がありました。
チラシ寿司やがめ煮、漬物やサラダ、デザートのホームメイドケーキや果物、サンドイッチなどの他、
ビールやお酒などたくさんの差し入れがありました。

これら手作りの料理を前に、山本代表の開会の言葉で、来年に向けての望年会の始まりです。
ことに今年は幸先よく、1月早々和白干潟が「にほんの里100選」に選ばれたこと。
又秋にはミヤコドリが9羽来てくれたこと。
そして干潟まつりでは、ラムサール宣言を出すことができたことなど有意義な1年であったと挨拶がありました。

続いて重松さんが、乾杯の音頭を取り、目の前の手作りの料理に舌鼓を打ちながら、来年に向けての抱負と
守る会との係わりなど、参加者一人ひとり自己紹介をしました。

乾杯!!     自己紹介 
<乾杯!!>                                                             <自己紹介と一言>

昆虫や蝶への興味から海岸に棲む生物など多様性に興味を持って、干潟まつりには参加してくれている平川さん、
万葉集にも鳥の生態に付いてかなり詳しく詠われているという、日頃の干潟活動とは異なった見方を披露してくれた
河上さんなど、みなそれぞれに独自な思いで守る会に関わっているということを知り、守る会の奥の広さを感じました。

次に、参加者からの発声で「今年の10大ニュース」を挙げました。
    1. 和白干潟が「にほんの里100選」に選ばれた。
    2. 人工島着工以来、ミヤコドリの飛来数が初めて9羽に増えた。
    3. 20年誌「未来につなごう和白干潟」を発行した。
    4. 和白干潟まつりでラムサール宣言を出した。
    5. 「にほんの里100選」選定を記念して、「ぐるっと歩こう!和白干潟」を行った。
    6. 干潟通信に「干潟のつぶやき」を連載開始。
    7. 今年は、アオサが少なかった。
    8. 干潟カレンダーを作った。
    9. 倉庫が出来た。
    10.アトリエが整理された。

    この内、5.ぐるっと歩こう・・・は1.にほんの里100選と関連付けて、
    干潟通信の「守る会2009年5大ニュース」に乗せるため、さらに一項目追加。
   
    11.和白公民館にきりえ「夏の和白干潟」(くすだひろこ)を寄贈。
    次点に 「ハマボウが根付いた」 が挙げられました。

「皆で歌おう」では山本さんの声に合わせ、ようこそ和白干潟へ、ミヤコドリ、和白の春、
河崎さんのハーモニカに合わせ、あゝ、もみの木、ふるさと、里の秋などを皆で楽しく大きな声で歌いました。

マジックは、今回は、新たに河崎さんによる「ひもマジック:団子3兄弟」が披露されました。

オークションでは、皆さんからのご厚意の品々を、次々に競り落とし、
最後は競りに掛けられそうなものは何でもという感覚で大いに楽しみました。
オークション結果は6,340円でした。皆様ご協力ありがとうございました。

オークション     集合写真 
<オークション!>                                                              <集合写真>

最後に河上さんが閉会の言葉を述べて楽しかった望年会を締め括りました。

今年も参加者の皆さんから、たくさんの差し入れも頂きました。ありがとうございました。
早くから準備をして下さった皆さん、参加して下さった皆さん、どうもありがとうございました。
今年のこの好調な守る会の活動を、さらに来年へと繋げて行きたいものです。

皆様、来年もどうぞよろしくお願いします。
どうぞ良いお年をお迎えください。

(報告:平山)



12/19 (土)和白干潟クリーン作戦と自然観察報告



参加の皆様寒い中、本当に有難うございました。お疲れ様でした。お陰さまできれいになりました。
この冬一番の寒波が、日本全国におしよせていますが、お元気でお過ごしでしょうか。
和白干潟も冬の装いです。アシ原もすっかり来春までお眠りで、周りの木の実の赤が際立ちます。

冬のアシ原     ツルウメモドキ
<冬のアシ原>                                                              <ツルウメモドキ>

冬到来を告げるツクシガモもうんと増えてきました。今朝は、広場前を中心に数多く観られました。
山本さんより270羽カウント出来たと報告が有りました。

クリーン作戦では、西風?がとても強く本当に寒かったです。干潟の上には綺麗な波紋が出来
波の強さを知らせています。
内湾ですが、北西や西の風では海が砂色に変わる程の波が全体に広がっています。

波紋     ゴミの回収
<波紋>                                                                         <アシ原の清掃>

打ち上げられた海草にはアサリの稚貝が多く付着していました。
毎回参加される、スターバックスコーヒー店の方の小さいお子さんも、一生懸命トングで挟みゴミ袋に
入れていました。この頃から環境に良い行いを身をもって体験すると、大人になってから其処、此処で
ポイ捨ては無くなるのではないかとの思いと共に、感心しました。
広場前とアシ原入り口付近の清掃でした。

参加人数・・・・・合計23名     スターバックスコーヒー 7名(3歳、小 3含む)
                     一般参加                   5名
                                            守る会                    11名

ゴミ     ・・・・・・合計75袋
                      可燃ゴミ・24袋   不燃ゴミ・1袋  ソリ・カゴ・合せて50袋
 
観られた鳥・・・ミヤコドリ9羽、沢山のツクシガモ、マガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、コガモ、
         ハクセキレイ、ジョウビタキ、他

(報告:田辺)


◆12/19の水質調査と砂 質調査結果

水質調査結果
   測定場所:海の広場 
                     リン酸イオン(PO4)                    0.02mg/l 
                    化学的酸素要求量(COD)                  5mg/l 
                    亜硝酸(NO2)                              0.1mg/l  
                    透視度                                    37.0p       

砂質調査結果
  基点:海の広場前
  測定場所:浜辺側10メートル       
         測定点@ 表層酸化層の厚さ:29o                  還元層の黒色度:8   
         測定点A 表層酸化層の厚さ:20o                  還元層の黒色度:5   
         測定点B 表層酸化層の厚さ:15o                  還元層の黒色度:9   
 測定場所:沖合い150メートル       
                    測定点@ 表層酸化層の厚さ:23o                  還元層の黒色度:9  
                    測定点A 表層酸化層の厚さ:19o                  還元層の黒色度:9
                    測定点B 表層酸化層の厚さ:20o                  還元層の黒色度:9

             ※浜辺、沖合とも表層酸化層の厚さは十数oあり、厚くなっています。

 (報告:山之内)




 

12月13日 (日)09年冬期シギ・チドリ調査報告


冬期シギ・チドリ調査の1回目を行いましたので報告します。

今津では12/6(日)午前中に調査を行いました。
タゲリ12羽、ハマシギ30羽、アオアシシギ8羽など、11種72羽がカウントされました。
他にはクロツラヘラサギ27羽、ヘラサギ1羽、ズグロカモメ10羽が観察されました。


博多湾東部では12/13(日)午後に調査を行いました。
ミヤコドリ9羽、ハジロコチドリ4羽、ハマシギ137羽など、8種186羽がカウントされました。
他にはクロツラヘラサギ7羽、ツクシガモ170羽、ズグロカモメ2羽、ミサゴ5羽、カンムリカイツブリ60羽が
観察されました。

博多湾東部は小雨で潮が引かず干潟の出現が少なくて、シギやチドリの観察数が少なかったです。

アオサ堆積状況は、
和白海域では和白川河口付近と奈多の護岸下、雁ノ巣桟橋付近などの北側に少しアオサが堆積していました。
アオサは緑色でしたが小さくちぎれていました。
南側の唐の原川付近には比較的多く堆積していました。
名島海岸では堆積アオサはだいぶ減ってきましたが、北側の海岸にはまだ残っています。
香椎海岸は少なくなりました。
和白海域と香椎海域ではウエイクボードのモーターボートがひっきりなしに通っていて、通った後には
大きな波が寄せてきます。
名島海岸では業者の鋤簾を使ったアサリ漁が行われていました。

調査参加者は10名でした。調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。

(報告:山本)





12月13日 (日)和白海岸定例探鳥会報告

定例探鳥会(主催:日本野鳥の会福岡支部)報告

和白海岸 − 海岸〜海の広場〜アシ原〜砂洲 ―
2009年12月13日  −曇りのち小雨−
[観察鳥種] 53種 [参加者数] 24人 

曇り空の探鳥会です。集合地の和白公園の桜の木々は葉が落ちてしまいましたが、そ の枝には
シジュウカラが5〜6羽止まっています。家々の屋根越しに見えるRKBの鉄塔 にはハヤブサの姿が見えます。
ビルの屋上にはイソヒヨドリもいました。幸先の良い 出だしです。

落葉した駅前桜     写真を使っての鳥の説明
<葉が落ちた桜・・シジュウカラが見えるかな?>                        <写真を使って和白の鳥の説明>

海辺では潮が満ちていてカモたちが近くの沿岸に休んでいました。ヒドリガモが多 く、オナガガモもいます。
海の広場付近にはツクシガモが100羽を超える程多く休ん でいて、白く輝いています。
ミヤコドリ9羽も確認しました。近づくとカモたちはザ ザーッと逃げたちます。
干潟にはカモたちの水かきのある足跡や緑色のフンが残って いました。

カモたち     オナガガモ
<和白海岸のカモたち>                                                   <オナガガモ> 

観察     足あととフン
<観察風景>                                                         <カモの足跡とフン>

アシ原のセンダンの木には淡黄色の実が鈴なりです。赤いクコの実もきれいです。
ハ マウドやハマニンニクの若い葉が伸びてきていました。
アシ原の中道で大きなハマガ ニが見つかりました。シロハラがキョッキョッキョッと鳴きます。

センダンの実     ハマガニ 
<センダンの実>                                                              <ハマガニ>

アシ原から砂洲に出る時には皆そーっと出ましたが、やはりたくさんいたカモたちを 一斉に飛ばしてしまいました。
カモたちが飛び立つドドドーッ!の音は、迫力があり ました。
干潟ではハマシギの100羽くらいの群れが飛び回り、すてきな風情です。一 部が降りて干潟をついばみます。
ハマシギの中にはシロチドリやミユビシギやトウネ ンも混じっていました。
沖ではスズガモやカンムリカイツブリが多く浮かんでいまし た。
最後にコゲラも鳴きました。今年最後の探鳥会は53種も鳥たちが出現して、良 かったです。
小雨が振り出したので、鳥合わせをして少し早めに解散しました。

アシ原を行く     鳥あわせ
<アシ原を行く>                                                              <鳥合わせ>

(参加者の感想)
・ミヤコドリを初めて見て嬉しかった。9羽も見られた。
・ツクシガモがきれいだっ た。
・ハヤブサやミサゴが見られて良かった。
・ハマシギの群舞がきれいだった。
・ シロチドリやカンムリカイツブリやダイシャクシギが良かった。

(報告:山本)







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