最 近の和白干潟

2011年12月

12月22日 '11年冬期シギ・チドリ調査1回目報告
12月17日和白干潟 クリーン作戦と自然観察報告
12月11日和白海岸探鳥会報告
12月5日玄海風の子保育園の和白干潟自然観察会報告
12月2日南区横手校区環境活動委員会の和白干潟見学と交流会報告



12/25 (日)和白干潟を守る会「望年会」


●日   時:2011年12月25日(日) 18:00〜21:00
●場   所:事務所(きりえ館)
●参加者:11名


干潟を守る会の望年会はクリスマスの25日でした。

17:00から皆で準備をしました。

望年会プログラム                      
                 <望年会プログラム>

料理は、例年通り一品持ち寄りでしたが、持ち込みあり・手土産ありと盛りだくさんでした。

来年に望み乾杯    
                  <来年に望み乾杯>

いつもの顔ぶれの中に新人も加わり楽しい会となりました。                

守る会の10大ニュースも出揃い、十八番のマジック、混声合唱?、半テンポずれたハンドベルに オークションもあり賑やかなものでした。

自己紹介や来年の抱負など     山本代表のマジック
          <自己紹介や来年の抱負など>                          <山本代表のマジック>

お腹も満腹、満面の笑みで、9時お開きになりました。

参加者一同
                  <参加者一同>                         

(報告:田中)








12月22日 '11年冬期シギ・チ ドリ調査1回目報告


2011年冬期シギ・チドリ調査1回目を行いましたので報告します。

1.今津では12/4(日)午前中に調査を行いました。
 
     タゲリ40羽、ハマシギ95羽など、4種149羽がカウントされました。
     他にはクロツラヘラサギ26羽、ヘラサギ2羽、ズグロカモメ8羽、マガン1羽が観察されました。


2.博多湾東部では12/22(日)午後に調査を行いました。
 
     ハマシギ87羽、ダイシャクシギ2羽など、3種82羽がカウントされました。
他にはクロツラヘラサギ9羽、ツクシガモ170羽、ミサゴ1羽、カンムリカイツブリ2羽が観察されました。

イソシギ     ツクシガモ
            <遠くに白く光るツクシガモ>                                    <オオバンの群れ>

調査の様子
                     <調査の様子>
                                        

  12/22の博多湾東部の調査では、とても寒く北風が冷たかったです。唐原川河口付近は風あたりが強くて、鳥の姿は少なかったです。遠く奈多付近にツクシガモの群れが白く光って見えました。

和白川河口付近も少なかったですが、五丁川河口付近で、風が避けられる岩場にハマシギ72羽の群れが降りていました。しかし先日は350羽の群れを和白で見ましたので、他のところに避難しているのでしょう。奈多では、海上に浮かぶたくさんのツクシガモを見ました。昨年からツクシガモの飛来が減っていますので、嬉しかったです。和白海域全体では170羽を数えました。

残念だったのはミヤコドリがどこにも見られなかったことです。やはり北西の風が強く吹く寒い日には、鳥たちも風を避けているのでしょうか。
奈多の護岸下にはたくさん淡水ガモがいました。和白では減ったなあと思っていたヒドリガモもたくさんいました。よく見ると海水の中にはアオサがたくさん浮いていました。五丁川から奈多にかけての護岸下にはアオサが程よくあり、ヒドリガモの餌になっているようです。

奈多は護岸で北風は避けられるし、カモたちにはいい生息地になっているようです。
ヒドリガモのほかにはヨシガモ、オカヨシガモ、コガモ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロなどがいました。オオバンもたくさん見られました。

沖のスズガモやカンムリカイツブリは海が荒れていて、とても少なかったです。

香椎海岸では人工島につなぐ人道橋工事は橋脚の上もできつつあり、完成が近いようでした。鳥たちは風が強くとても少なかったです。
 
調査参加者は7名でした。
調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。

(報告:山本)





12月17日和白干潟 クリーン作戦と自然観察報告


◆12/17 (土)和 白干潟クリーン作戦と自然観察報告

●日 時12/17(土) 15:00〜17:00    晴れ       

● 参加者 : 合計14名
                      一般:3名、和白干潟を守る会:11名       

●回収ゴミ : 合計・・・50袋
                     可燃ゴミ・・・27袋 
                     不燃ゴミ・・・ 2袋
                     自然ゴミ・・・21袋
                         リヤカー・・・5袋(/台)×3台分=15袋、一輪車・・・2袋×3回=6袋
                                                                   
●観られた鳥・・・・・ツクシガモ34羽・マガモ・オナガガモ・ヨシガモ・ヒドリガモ・ミサゴ・ハクセキレイ・カラス類・(ウグイスの声)

今、和白干潟ではアシ原の植物達が冬支度の為に枯れていて、周りの木々の赤い実が目立ちます。

     ウラギクの綿毛     マサキの実
                     <ウラギクの綿毛>                                               <マサキの実>  
クコ、ノイバラ、マサキとアキグミの実も少し残っています。センダンの実は小さくち成りネズミモチ・シャリンバイは
青い実とでも言うのでしょうか、沢山実っています。又、アシの中には小さな芽も見る事が出来ました。

     クコの実     シャリンバイの実
                    <クコの実>                                                        <シャリンバイの実>  
朝にはクロツラへラサギ・ハマシギ・シロチドリや沢山のカワウが砂州に上がっているのが観られました。
クリーン作戦では、お天気が良く、風も余り無くて思いのほか寒くなくて助かりました。初めて参加の方も有り、
何時もより少ない人数でしたが、アオサが無くその分オゴノリは目立ちましたが扱い易く先日からの西風に依り
沢山の人工ゴミ、自然ゴミが打ち上げられていて枯れたアシに覆いかぶさっていました。広場から唐原川河口
右岸のアシの中迄きれいに成りました。
     ゴミ集め     お疲れ様
                     <ゴミ集め>                                                            <お疲れ様>  
クリーン後は歓談と何時もより時間をかけた水鳥達の観察が出来ました。和気藹々とした時間が過せました。
参加の皆さま、有難うございました。お疲れ様でした。
 ( 報告 : 田辺スミ子 )



◆12/17 (土) 水質調査と砂質調査結 果

水質調査結果 (測定:重松) 
      測定場所:海の広場
            リン酸イオン(PO4)               :    0.02mg/l
            化学的酸素要求量(COD)     :      5.0mg/l 
             亜硝酸(NO2)                      :      0.02mg/l
             透視度                               :    37.5. 0p

砂質調査結果 (測定:山之内)
     基点:海の広場前          
     測定場所:浜辺側 10メートル
             測定点@ 表層酸化層の厚さ:  8o 還元層の黒色度:11
             測定点A 表層酸化層の厚さ:11o 還元層の黒色度:10
             測定点B 表層酸化層の厚さ:12o 還元層の黒色度:10
     測定場所:沖合い 150メートル
             測定点@ 表層酸化層の厚さ:30o 還元層の黒色度: 9
             測定点A 表層酸化層の厚さ:35o 還元層の黒色度: 9
             測定点B 表層酸化層の厚さ:31o 還元層の黒色度:10

    ( 報告 : 山之内芳晴 )




12月11日 (日) 和 白海岸探鳥会報告


和白海岸定例探鳥 会 ( 主催:日本野鳥の会 福岡 ) 報告

日   時 : 2011年12月11日(日)    − 曇り −

コース  : 和白海岸  和 白海岸〜海の広場〜アシ原〜砂洲 ―

[観察鳥種] 41種   [参加者数] 19人


 冬らしい寒さになりましたが、先月の末まで暖かい日が続いたので渡り鳥はまだ少ないようです。 
今回もRKBの電波塔にハヤブサがいました。その下にはミサゴが一羽。
満潮の時間帯で足場が悪く、いつもは浜辺にそって歩くのですが、今回は住宅街を通ることになりました。
住宅街の電線にスズメが数羽。ヒヨドリ、ムクドリ、ジョウビタキなども見られたそうですが、
今年はとても数が少なく残念です。

     ハヤブサ
                     <ハヤブサ>                    

     観察会光景1     観察会光景2
                     <探鳥会光景(1)>                                                       <探鳥会光景(2)>  
 
 海の広場ではカワラヒワが見られました。
曇り空だったので黒っぽく見えて特徴的な色や斑が見えづらく、特定にしばらく時間がかかりま した。
海岸は風も強く普段は静かな海も大きく波打っています。
海の広場からはカワウの群れが黒い塊になって砂州を覆っているのが見えました。

     カワウの集団
                     <カワウの群れ>                          

アシ原を通っ ているときに、人の気配に気づいて一斉に羽ばたく音がお祭りの空砲のように響いたので、
改めて群れの大きさを思い知りました(それでも500羽ほどの群れ だそうですが)。
 
 アシ原には真っ赤なクコの実がたくさん生っていて、食べてみたら甘くて苦かったです。
シャリンバイも大きな紫の実、センダンは黄色い実、マサキは赤い実を付けていました。
まだまだ秋の装いのアシ原は、風から私たちを守っているようで暖かでした。

     センダンの実
                     <黄色く色付いたセンダンの実>                        
 
  アシ原を抜けて砂洲に出ました。
さっきと反対側から砂洲を見たとき、マガモ数十羽、ダイシャクシギが一羽残っていました。

     マガモの群れ     ダイシャクシギ
                     <マガモの群れ>                                             <ダイシャクシギ>     

一気 に群れが飛び去っても、同じ仲間ではないとさして気にしないものなのでしょうか。
沖にはカイツブリ類やカモ類の群れが見られ種数は先月を超えましたが、全 体の鳥数は少なく、なんとなく
寂しい海岸の風景でした。

あまりに寒いので、早めに鳥合わせをし探鳥会を切り上げました。

     鳥合わせ
                     <鳥合わせ>                           

通常は潮が引けばシギ・チドリ類も 現れるとのことですので、またの機会を楽しみにしたいです。          
 

   ★ 参 加 者 の 感 想 ★

      ・ ダイシャクシギを近くで見れて嬉しかった。
      ・ ヨシガモの大きな群れを近くで見れてよかった。
      ・ ホオジロガモを初めて見た。
      ・ カモメが見たかった。
      ・ ツクシガモが見られなくて残念。
      ・ ハヤブサがすぐ真上を飛んでいたのがよかった。
      ・ とても寒かった。


  ( 報告 : 池田 尚美 )



12月5日 (月)玄海風の子保育園の和白干潟自然観察会報告


玄 海風の子保育園 カボチャ組の和白干潟観察会報告

日   時 : 2011年12月5日(月) 天候:晴れ  

◆場   所 : 和白干潟・海の広場

◆時   間 : 10:15〜12:15  ( 若潮 干潮 11:39 満潮 18:21)

参加者 : 保育園年長児 カボチャ組26名と引率者3名とカメラ1名

和白干潟を守る会 ( 自然観察ガイド:3名、カメラ:1名 )


  穏やかな暖かい日となり園児が手をつないで現れた時、
500羽はいると思われるカワウが干潟に休んでいました。

     カワウ
        <500羽はいると思われるカワウの集団>                   

  お早うございますと声をかけると、小さな声でシッ鳥が逃げるよと  返事が返ってきました。
これから後は園児そのもの、山本さんのお話も終わりごろは退屈するし、鳥を見る望遠鏡も
見たいものだけに向けたがります。

     干潟のお話し     バードウオッチング
                     <干潟のお話し>                                           <望遠鏡で野鳥観察>                    

カワウはしばらく色々な動きを見せてくれました。
いっせいに飛び立つ時はまたすごい!
ツクシガモも18羽並んでいました。
 
 干潟に出たら足跡をさがしました。
カワウがいた砂地には白い水のようなフンがたくさんありました。
カイ掘りも上手だったがカニは見つかりませんでした。
オキシジミの大きいのがいくつも採れました。
またその貝殻で、カスタネットよろしく鳴らしたりしていました。

     干潟の生きもの観察 
                     <干潟の生きもの観察>                           
 
 アシ原を歩いてセンダンの冬芽を見たり、カニの巣穴、ふわふわのヨシの穂にクサヨシの穂、
赤く色づいたクコの実などが観察されました。
園児はみんな、元気な子どもらしい子どもさん達でした。

     虫眼鏡で葉痕を見る     センダンの葉痕
               <虫めがねでセンダンの冬芽を観る>                              <センダンの葉痕>
 
 最後のまとめでは、質問は出ないで、「楽しかった」 ばっかりでした。
保育園のおじさんが、お昼の給食を持って来られてお昼ごはんとなりました。

     ハマシオンの綿毛     まとめの話
                 <ハマシオンの綿毛>                                      <まとめのお話し>

●観られた鳥:
   カワウ(500±)、ツクシガモ(18)、ダイシャクシギ(2)、マガモ、ヒドリガモ、ヨシガ
   モ、オナガガモ、ウミアイサ(2♂)、カンムリカイツブリ、ダイサギ、ハマシギ、スズガモ。
 
●観られた生き物:
   アサリ、オキシジミ、ソトオリガイ、サルボウ、アラムシロガイ、ウミニナ、ホソウミニナ、
   ヤドカリ、マガキ、アシ原の大きなカニの穴、干潟に鳥の足跡、ウミニナの這跡
 
●観られた海藻:
   オゴノリ、アオサ
 
●観られた植物:
   センダンの実、冬芽、マサキの実、シャリンバイの実、クコの実、ノイバラの実、アシの穂、
   クサヨシの穂、ハマシオンの綿毛、アキノキリンソウの穂、紅葉したナンキンハゼ、ハゼ
 
( 報告 : 田中 貞子 )




12月2日南区横 手校区環境活動委員名の和白干潟見学と交流会報告


南区横手校区環境活動委員会19名の和白干潟見学と交流会

日  時 : 2011年12月2日(金) 天候:曇り ( 小潮 満潮 15:25 干潮  8:24 )  

◆場  所 : 和白干潟・海の広場、きりえ館

◆時  間 : 13:20〜15:20

参加者 : 南区横手校区環境活動委員会19名
                 和白干潟を守る会 ( 自然観察ガイド:3名 )

 
  13時20分、守る会の3名で白浜バス停まで迎えに行きました。

日本野鳥の会福岡の小野代表と、元福岡市港湾局におられた冨野さん(南区役所生活環境課長)が引率する、
横手校区環境活動委員会の皆さんを海の広場に案内しま した。

  海の広場では、山本さんが干潟の話しをした後、バードウオッチングへ。

     干潟のお話     バードウオッチング
                     <干潟のお話し>                                                   <バードウオッチング>  

干潟にはマガモ、オナガガモ、ヨシガモなどのカモたちのほか、沖合いにはスズガモの群れ。
ダイシャクシギやミサゴ、ウミアイサなども見ることができまし た。
アシ原近くに寄ってきたマガモを間近に望遠鏡でみて驚きの声も。

小野さんからは図鑑を使って
    ・ 鳥たちがどんなところで繁殖してどこで越冬しているのか、
  また、
    ・ 生存のために保護色を施していること、
    ・ オスが派手なのは自分が 目立つことで外敵の注意を引き、メスを守るのでは。
  などの話しもあり皆興味深く聞きました。

     小野さんの鳥の解説
                     <小野さんの鳥の解説>                 
 
海に来ることが少ないのか、バードウオッチングを止めて干潟を散策する人もたくさんいました。
    ・ 浜辺の植物や干潟につけられたカモの足あと、
    ・ 打ち寄せられたカイの殻やオゴノリ、
    ・ またたく間に潮が満ちて覆われて行く干潟
  など、興味深く見ておられたよう です。
 
     干潟の観察     カモの足跡
                     <干潟の観察>                                                   <カモの足あと> 

この後きりえ館に移動して交流会。

きりえ館の2階で皆に和白干潟がテーマのきりえ作品を見てもらった後、
山本さんが和白干潟のマジックをして、和白干潟の歴史や守る会を設立した経緯などを 話しました。

     きりえ館見学     マジック
                     <きりえ館のきりえ見学>                                                   <和白干潟のマジック> 

横手環境活動委員会では、ゴミ減量を主体に活動されているそうで、
日頃の活動が勉強会が多いので、実際の自然保護活動を見てみたく今回、和白干潟を訪問 されたとのことです。
和白干潟に来てみて、自然を体感できて楽しかったそうです。

随行員の小野さんから
   「  継続してやっていると周りが認めざるを得なくなる。継続して行うことが重要。
    横手環境活動委員会の皆さんも家庭からの排水は、那珂 川を経由して博多湾に流れていく。
    家庭での環境保護が自然保護になること。」
  などのアドバイスがありました。
 
横手公民館長からは次年度は観察会を計画したいとのこと。予想された雨もなく、穏やかな気候の中、
和白干潟を楽しんでいただけたようです。
 
( 報告 : 山之内  芳晴 )