最近の和白干潟

2012年12月


2012年度 和白干潟を守る会の望年会報告(2012年12月25日)


SAVE JAPANプロジェクト20名(子ども9名)の和白干潟観察会とクリーン作戦報告(2012年12月16日)

和白干潟のクリーン作戦と自然観察(2012年12月15日)

玄海風の子保育園かぼちゃ組の和白干潟観察会の報告(2012年12月7日)

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2012年度 和白干潟を守る会の望年会報告

日時:2012年12月25日(火)12:00~15:00
場所:守る会事務所
参加者:15名


今年は昼間に忘年会を開くことにしました。
午前11時ごろから、次々手作りの煮物、豚汁、サラダ、手作りケーキなどを持ち寄って卓上はにわかに賑やかになりました。
山下さんの乾杯の音頭で開会、会長の山本さんは今年の活動、特にラムサール登録地への署名活動を始めたが、来年もみんなで協力して行こうと話されました。
参加者の自己紹介や抱負を語り、歌や、ひょっとこ踊り、マジック、エプロンシアター、新作の紙芝居、最後にハンドベルをみんなで演奏してみんな楽しく若返ったようなひとときでした。
オークションも手作りの巣箱、博多人形、金の柚子など沢山だしてくださって盛況でした。


みなさんのお陰で来年に希望を持たせる有意義な会でした。
来年は休日の昼に開いたら、もっと参加者が増えるでしょうと反省しました。  (T・K)

以上

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SAVE JAPANプロジェクト20名(子ども9名)の和白干潟観察会とクリーン作戦報告



日時:2012年12月16日(日)天候:晴れ 中潮 満潮12:11 干潮17:34
場所:きりえ館と和白干潟・海の広場
時間:13:30~16:30
参加者:SAVE JAPANプロジェクト20名(子ども11名)
守る会ガイド:4名



SAVE JAPAN プロジェクトとは、損保ジャパンと47都道府県のNPOと地域の市民が一緒になって、「いきものが住みやすい環境づくり」を行う自然保護プロジェクトです。
13:30きりえ館にて主催者である損保ジャパンの高橋さんの挨拶に続き、山本代表が干潟について紙芝居を使って説明しました。
その後、海の広場に向かい、バードウオッチング、砂州のクロツラヘラサギや干潟をつつくダイシャクシギやハマシギ、ツクシガモやヒドリガモなどのたくさんの鳥たちを見ることができました。


アシ原入口ではハマガニを発見、ハマガニはハサミを振りかざし、威嚇していましたが、しばらく静かに見ていると、ハサミを下ろしおとなしくなりました。
アシ原ではシャリンバイやマサキなどの木の実を、砂洲ではセンダンの葉痕を虫眼鏡で観察しました。
砂洲では、バードウオッチングをしたり、浜辺の貝殻探しをしたりして干潟を楽しみました。オキシジミやオオノガイの稚貝の貝殻を拾い集めている人もいました。
その後全員で干潟の掃除をしながら海の広場へ、ペットボトルやビニール袋などのプラスチックゴミを主体に回収しました。


参加された皆さん、掃除は丁寧で、子どもさんのゴミ袋が一杯になっていたので、持とうかと声をかけたところ、自分で運ぶとのこと。しっかりした子どもさんでした。
海の広場で記念撮影の後、きりえ館でまとめのはなし、今日見た鳥や植物を紹介、最後に山本さんのギターに合わせ、全員で「今日の日は」を歌って終わりました。今回の参加者は自然に対する関心も高く、干潟の掃除も熱心でした。

回収したゴミ:燃えるゴミ8袋、不燃ゴミ1袋

観察された鳥:ダイシャクシギ(2)、ダイゼン(9)、シロチドリ・ハマシギ・ミユビシギ(600+)、クロツラヘラサギ(2)、アオサギ、ミサゴ、オナガガモ、ヒドリガモ、マガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ツクシガモ、スズガモ、ホオジロガモ、ハクセキレイ
観察された生き物:ウミニナ、ホソウミニナ、ハマガニ(2)、ホトトギスガイ
観察された貝殻:オキシジミ、アサリ、マテガイ、オオノガイ、オオノガイの稚貝
観察された海藻:アナアオサ、オゴノリ
観察された植物:木の実:シャリンバイ、マサキ、アキグミ、ネズミモチ、ノイバラ、テリハノイバラ、クコ、ナンキンハゼ
綿毛:ウラギク、アシ、クサヨシ

(Y・Y)

以上

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和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告

●日時:12 /15 (土)15:00~17:00                      
●参加者:62 名 
 AQUA SOCIALFES!2012:50名、守る会:12名

●回収ゴミ:合計:462袋)
 可燃ゴミ:462袋 (人工ゴミと、殆どがアオサ)
 観られた鳥:(ミヤコドリ4羽、ハマシギ等(約300羽)クロツラへラサギ2羽
       沢山の淡水ガモと沖にはスズガモの群れ、セグロカモメやウミネコも観られました。
       カモではヒドリガモ、マガモ、オナガガモ他

                           
今和白干潟の植物は冬支度に入り、堆積したアオサの上にハマニンニクの新芽が大分伸びていました。アオサの下には沢山の小さな草の芽が隠れています。
一日も早く取り除かないと芽を傷めてしまいます。
干潟では、越冬の為のカモ達が多く、オナガガモ、マガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、沖にはスズガモ、今年はハマシギがとても多いです。ミユビシギ、シロチドリ等に会う事も出来ます。
クリーン作戦は、今回は西日本新聞社主催で守る会は共催となります。AQUA SOSIALFES!2012(トヨタ) 福岡では3回目で今年最後となります。全国50箇所で行われました。

沖のアオサは殆どが沿岸に打ち上げられており、白く変色し、中のほうはヘドロ化して臭いを放っています。
今日は、大勢の方の若い力を頂き広場前より~アシ原入口までを重点にとても綺麗にして頂きました。


参加の皆さま、有難うございました。お疲れ様でした。  (S・T)

以上


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玄海風の子保育園かぼちゃ組の和白干潟観察会の報告


保育園年長児 23名と引率者4名とカメラマン1名
日時:2012年12月7日(金)晴れ
場所:和白干潟
時間:10:30~12:20(小潮 干潮9:19)
守る会ガイド:3名とカメラ係1名




年長児23名と先生たちはジャンボタクシー2台に分乗、次はJRに乗り、又西鉄貝塚線と乗り継ぎ小旅行をして、元気な顔で現れました。防寒着も長靴もシャベルもばっちりです。
干潮時を過ぎて1時間になるところだったので、ご挨拶の後、干潟の説明はちょっとにして鳥見にはいりました。


水際は遠くカモもぐんと増えたので、ミヤコドリの識別が難しく、飛来して来たばかりのツクシガモを間違えて数えてくれた園児もいました。
アサリガイの浄化実験もしました。山本さんが手で掘る様に言われるけれど、干潟の表面にきれいなアサリを見つけると拾って来ます。アサリも色や模様の面白さ、ピンクの小さな貝殻、オキシジミの貝殻と拾います。アオサの上にフレリトゲアメフラシの3センチぐらいのが多く見つかりました。先生の真似をして貝殻を踏んでまわり、音を楽しむ子。


アシ原では虫眼鏡でセンダンの葉痕をのぞくとサルの顔がたくさん並んでいて、皆で楽しみました。


アシハラガニの巣穴を見て、どうして丸い穴なのかと不思議がる子、枯アシと戯れて倒れ込む子、木の実を集めて大事にする子、干潟やアシ原を充分に楽しんでいました。
あとで持って来られた給食のお弁当を食べている傍には、オキシジミの貝殻がいっぱい入ったバケツが2つありました。お土産になったかな。あまり寒くなくて良かったです。
見られた鳥:ミヤコドリ6、ツクシガモ111、ハマシギ・ミユビシギ・シロチドリ合わせて800、ダイゼン2、マガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、オナガガモ、ホシハジロ、カンムリカイツブリ、スズガモ、ミサゴ
生き物:アサリ、オキシジミ、ホトトギスガイ、アラムシロガイ、ウミニナ、ホソウミニナ、フレリトゲアメフラシ(多かった)、イトゴカイ、オオノガイの稚貝、マメコブシガニ、コメツキガニ
海 草:オゴノリ、アオサ
木の実:冬芽、マサキの実、シャリンバイの実、ノイバラの実、ネズミモチの実、ナンキンハゼの実、ウラギクの穂、アシの穂
植 物:アオサを取り除いた後にハマニンニクの芽、アシの芽が出ていた。

                                     
(S・T)

以上
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