最近の和白干潟

2015年12月

2015年 望年会 報告(12月25日)

18期「和白干潟観察会ガイド講習会」 「アシ原付近にはどんな鳥が来るのだろう」報告(12月20日)

和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告(12月19日)

和白小学校4年生の和白干潟観察会」報告(12月14日)

定例探鳥会報告 和白海岸(12月13日)

2015年冬期シギ・チドリ調査報告(12月10日)

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  2015年 望年会 報告

  日 時:2015年12月25日(金)18:00~21:00  天気:晴れ
  場 所:きりえ館(和白干潟を守る会事務所)
  参加者:16名

  久しぶりの好天に恵まれて望年会が行われました。17時から会場の準備。テーブルにはみなさんの心尽くしの沢山の手料理が並べられました。
  18時から開会の挨拶は山本さん、次いで山下さん(86歳)の乾杯の音頭で始まりました。今回は香住ケ丘の平松さん父娘の参加で賑わいました。
  1人ずつ自己紹介を兼ねて抱負をのべました。森さんの紙芝居、有江さんの絵本読みきかせとクリスマスのあそび歌、山本さんのマジック、「手のひらを太陽に」を森、有江、山本さんが歌いながら踊ります。

     

  オークションには多くの品々が寄せられ、特に田村さんからの貴重な本は人気がありました。司会の松田さんのトークで盛り上がりました。最後は恒例のハンドベルの合奏。
  今村さんの閉会の挨拶は「来年に希望をもって活動を」でした。いつの間にか、予定の8時半は9時過ぎになりました。楽しい笑顔ばかりの会でした。
  2015年の5大ニュースを山之内さんの司会で出してもらいました。
  1、ミヤコドリが過去最高の17羽飛来。
  2、「和白干潟の四季の自然さがし」を始めた。
  3、和白干潟まつりが27回開催で450人が参加。
  4、「日本自然保護大賞」に入選。
  5、クリーン作戦への企業や学生の参加が増えた。

     

  会計報告
  入金: 会費: 16,000 円  と オークション  10,460円
  出金: 材料費: 9,566円
  残金: 16,894 円 
  残金16,894円は守る会に寄付いたしますので、ご了承ください。
  皆さん有難うございました。
  
  (T・K)

  以上


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  18期「和白干潟観察会ガイド講習会」 「アシ原付近にはどんな鳥が来るのだろう」報告

  と き:2015年12月20日(日)13:00~16:00
  講 師:田村 耕作 氏:日本野鳥の会会員
  参加者:13名

  自然観察指導員もされている田村さんの、室内とフイールドとさらに戻って室内でと3部に分かれての講習でした。
  まず室内で、安全対策として下見をする(危ないところはないか)・保険をかける等に気を付けるようにと話され、3枚の紙片を配られました。
  危険能力を試すために、現場・道順など思い出して考えて欲しいと。皆の関心がフイールドに行った気持ちになったところで紙片に書き出して並べました。
  道中の交通事故・踏切の事・草むらの虫ササレ・マムシ注意・アシハラでのノイバラに足元注意・犬のフン・アオサで地面の深さが分からず注意する等が出ました。

                  

  又3枚の紙を貰い干潟と後背地とのわずかな高低差は植物の変化となって現れるからその断面図を書いて、そこに来ている鳥たちはどんな鳥か、何をしているかなどを見るように言われ、紙と鉛筆持参で歩き出しました。
  いつもより周囲に気を付けて歩きました。海の広場に着くと先ず干潟に居る鳥に目が行きます。振り返って見た後背林には、大きくなったクスの木が多く茂っています。

                 

  植林された松は枯れたのも多くなったが長年にわたり鳥が運んでくれた実で雑多の木々が育っています。林の鳥を見つけるには、木の上方・中程・草むらか、動くものに注意します。しかし同じ鳥でも時期によっては木の中に居たり、
  地面に居て虫をあさったりしているのも知らねばなりません。センダン・ナンキンハゼ・マサキ・クロガネモチ・タブノキ・シャリンバイ・ヌルデ。
  それに巻き付く蔓性の植物・グミの類・赤い実を付けているクコ・地面を這うノイバラ、それに地面を覆い尽くす草の種類も多く、メマツヨイグサ・セイタカアワダチソウ・ヨシの穂、これらの実を食べ種子をばら蒔いてくれる小鳥たち
   おかげで多種多様の草が生えます。食糧となるものの種類が多いと、鳥の種類も多くなるように思いました。黒い実を沢山つけたシャリンバイの回りには幼木が沢山育っていました。近未来にシャリンバイの林が出来るでしょう。
  しかしハマウドの元気いっぱいの苗の多さを見ると、このままで良いのだろうかと言いたくなりますが、この実も鳥の餌になるのかな?青々とした葉っぱはキアゲハの食草だと思ったりして、いまのところ成り行きを見るだけの状態です。
  外来種のキミガヨランもキケンだから排除と言うだけではもう一つ説得力がありませんが、取り除くなら今のうちだと思いました。上だけ切り取っても脇から沢山の芽を吹き、大変なことになりますから。
  また室内に戻り、餌になるものと鳥の関係、隠れ場所、どんな鳥が来ていた・また来るか、との話がありました。鳥の話になると皆さんの目の前に次々と現れてくる鳥。その名前が出てきます。トビ・ハシボソカラス・ハシブトカラス
  ウグイス・ヒヨドリ・ジョウビタキ・カワラヒワ・ツグミ・キジバト・ドバト・メジロ・ハクセキレイ・スズメ・ホオジロ・シロハラ・コゲラ。留鳥と言われる鳥も移動しているそうで、見分けがつかないだけの様です。
  以前は居なかったムクドリも近年は電線で列をつくるし、鳥の世界にも変化があります。今日はいませんでしたが、アオジ・モズ・シジュウカラ・オオジュリンも。
  今日の講習でアシ原での楽しみが増えました。植物や鳥や虫がつながっており、和白干潟へ恵みをもたらしている関係にあることを思いながら、保全活動を続けたいと思いました。


                 

  (S・T)


  以上


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  和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告

  ●日時:12/19(土)15:00~17:00
  ●参加者:32名、一般:九産大宗像ゼミ関係(学生3名教師1名、他校先生4名)他9名、守る会15名
  ●回収ゴミ合計260袋: 可燃ゴミ:259袋(人工ゴミ9袋・アオサ250袋)不燃ゴミ1袋
  ●粗大ゴミ:塩ビパイプ1個、約(直径20㎝、長さ3m)、角材2本、木の枝2本
  ●見られた鳥:ミヤコドリ14羽、クロツラヘラサギ4羽、ツクシガモ200羽、ダイシャクシギ1羽、オナガガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ヨシガモ、オオバン、沖にはスズガモの群れ。
      山鳥:ヒヨドリ3羽、モズ、ジョウビタキ、ツグミ5羽

  今和白干潟では、アシ原の中は次世代へとバトンタッチも出来て、オオジシバリ、ハマウドなどの小さな若芽が顔を出していました。
  アシ原入り口には、クコが赤い実を沢山実らせていてとても可愛く、後背林では、ネズミモチ、ナンキンハゼ、マサキ、シャリンバイ、アキグミ、ノイバラの実も色づき、
  まれにナワシログミが色づいたのも有ります。四季折々の変化に富んで何時見ても飽きが来ません。本当に自然豊かで、何時までもこのままの様子を保って行けたらと願っています。
  鳥たちも山の鳥、水辺の鳥と両方観ることが出来ます。又、後背林の中には紅葉するのも何種類か有り目を引きます。
  クリーン作戦では、小さい子ども連れで家族で参加の方、毎回来てくださる椋木さん、九産大宗像先生関係で遠方から先生4名も初めて参加して下さり、バラエティーに富んでいました。
  今回も流れ着いたアオサがそのままアシにかぶさって残っていました。広場前は港湾局関係業者の清掃が入っていましたが、アシ原や溝までは清掃がされていませんでした。
  アシの上では、表面は白く白化しており、下にはヘドロ化したのが多くあります。広範囲の為に、取っても取り残されてしまいます。
  おまけに人工ゴミのペットボトルやレジ袋類、菓子などの袋が多くいて、45ℓ袋が直ぐいっぱいになりました。
  アオサは乾いたのは軽く濡れたアオサは重くなり、ソリ、一輪車、リヤカーなどで回収しました。又溝のアオサ除去班、人工ゴミ集め、乾いたアオサ回収と幾つかの斑に分かれて自主的に清掃しました。人数は多くありませんでしたが、
  思ったより多く回収することが出来ました。

      

  その後お茶を飲みながら歓談で感想や、野鳥観察もして貰いました。最後に記念写真を撮ってから解散しました。参加された皆様お疲れ様でした。

                                        


   (S・T)

   以上


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  和白小学校4年生の和白干潟観察会 報告

  日時:2015年12月14日(月) 14:00~16:00
  場所:和白干潟海の広場及びアシ原と干潟
  天候:晴れのち曇りのち小雨  中潮 (満潮 11:52  干潮 17:14)
  参加:和白小学校4年生(4クラス110名と先生5名)、守る会9名

  冬空の合間を縫って朝から快晴に恵まれた林の向こうから、子供達の元気な声が聞こえてきました。地元の和白小学校4年生です。今年6月に夏の和白干潟観察を体験しています。
  今回は渡り鳥の多い12月の観察会です。温かい日差しと心地良い微風の中での観察会になりました。今回の見どころは鳥の種類と数の多さです。山本代表が干潟の説明をし、
  紙しばいで今日観察できそうな鳥たちを中心に、アシ原の生き物や植物なども説明ました。子供たちはとても興味深く、全員よく話を聞いていました。
  さて、いよいよ8台の望遠鏡を使ってのバードウォッチングです。のどかな天候と、満ち潮につられて集まった多くの鳥達の中から、まず前方にいる6羽のクロツラヘラサギに照準を合わせます。  
  見えた、見えたと口々にヘラを振っている仕草を確認し、納得していました。次にミヤコドリの群れも観察。

                

  白くかわいいツクシガモは、数も一番多いようです。 遠く沖合に並ぶスズガモを確認後、マガモ、ハシビロガモ等今日は多種類の鳥が観察できました。
  その後クラス毎に一列に並んでアシ原に向かいました。センダンの葉痕観察をし、アシ原に入って行きました。途中足元のノイバラなどに注意し、カニ等の生き物や、ハゼの紅葉、この時期めずらしいハマナデシコの花
  クコの実などを観察しながら、砂洲にたどり着きました。

     

  この頃に天候は急変、雨粒も多少落ちてきましたが、子供たちは6月に体験した広い干潟を思い出したのかどんどん沖の干潟に向かって進みました。カモの足跡や波の紋を観察、コメツキガニやウミニナを探していました。
  引き返す途中には、全員持参したゴミ袋にいっぱいのゴミを拾いながら海の広場に集合しました。
  最後のまとめと質問コーナーでは多くの子供達が次々に手を上げ、時間ぎりぎりまで熱心に質問をしていました。質問コーナーの後、山本代表から子どもたちに2月に予定の観察会のまとめの発表会のテーマについて
  話しました。

     

  守る会メンバーも発表会を楽しみにしていることを伝えました。 

  (H・M)

   以上
 
     観察された鳥:クロツラヘラサギ(6)、ミヤコドリ(15)、ダイシャクシギ(1)、 ツクシガモ(200)、 オナガガモ、スズガモ、マガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ダイサギ
            コサギ、ツグミ、オオバン、ミサゴ、ハヤブサ、ハクセキレイ、アオジ    
   観察された生き物:コメツキガニ、ウミニナ、アサリ、ホトトギスガイ、ホソウミニナ、アラムシロ、ユウシオガイ、マガキ、シロスジフジツボ、
    観察された植物:実:シャリンバイ、マサキ、クコ、ノイバラ、アキグミ、テリハノイバラ、ナンキンハゼセンダン、ヌルデ
            花:ハマナデシコ  
           葉根:センダン  
           紅葉:ハゼ 
           海藻:アオサ、オゴノリ


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  定例探鳥会報告 和白海岸

   -和白4丁目海岸→海の広場→アシ原→砂洲-
  2015年12月13日(日) -雨のち曇り- 中潮(干潮 16:36 満潮 11:14)
  [観察鳥種] 37種 
  [参加者数] 10名

  早朝から雨でしたが集合地の和白公園には10名集まりましたので、皆さんのご意見で探鳥会を決行することになりました。少し小降りの時に出発して海の広場方面に向かいました。
  街路樹のナンキンハゼやスズカケの実がたくさん生っています。和白4丁目海岸に降りると、海いっぱいにカモたちが広がっていました。唐の原方面にクロツラヘラサギやミヤコドリやツクシガモたちが見えます。
  満潮前で海の広場までの海岸は歩いて行けませんでしたので、上の道路を回りました。海の広場ではたくさんのツクシガモを良く観察できました。ツクシガモに紛れて同じような色合いのミヤコドリが目立ちません。
  ダイシャクシギやヨシガモやオオバンなどをじっくりと観察しました。 

      

  沿岸にはアオサが積もっていて滑るので、気をつけながらアシ原に入りました。アシ原の中道からは干潟のカモたちが透けて見えます。オオジュリンが飛びだしたり、トビも木に止まっています。
  砂洲へ出ようとしたら、カモたちが次々と飛び立ち沖へ移動しました。ダイシャクシギとクロツラヘラサギが近くに残りました。沖ではホオジロガモやカンムリカイツブリもいます。

     

  雁ノ巣方面にはスズガモの大群が見られました。満潮時のためシギやチドリがあまり見られず残念でしたが、最後にミサゴの迫力ある泳ぎが見られました。大きなボラを捕まえたのですが重すぎて飛べません。
  仕方なく岸部まで泳いだのです。クロツラヘラサギ9羽が休む向こう側を、5分くらいかけて懸命に泳ぎました。ミサゴの泳ぐ姿は初めて見ました。砂浜で大きな生きのいいボラをつつき出すと、すぐにカラスがやってきました。
  ミサゴはチッチッチッチッチ・・・と鳴き、追い払おうとしますが、カラスは増えてきました。5~6羽になり、1羽がミサゴをつついていじめます。ミサゴの足のツメはボラに引っかかっていて、抜け無いようでした。
  
                             

  クロツラヘラサギがすぐ近くにいるのに、皆さんはそっちのけでミサゴに釘づけでした。時間になったので鳥合わせを済ませてミサゴの方に向かうと、ミサゴの足のツメがボラから外れて飛んで行きました。
  ボラはまだ生きていましたが、目がくりぬかれていて無残でした。

  (山本 廣子)

   以上

   【参加者の感想】
     ・クロツラヘラサギが近くで見られて良かった。 
     ・ミヤコドリが見られた。     ・ミサゴが魚を持って泳いだのがすごかった。  
     ・カモたちを良く観察できた。   ・雨がやみ良かった。


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  2015年冬期シギ・チドリ調査報告

                                          山本 廣子

   ●冬期シギ・チドリ調査1回目を行いましたので報告します。

   今津では12/6(日)午前中に1回目の調査を行いました。
   シロチドリ30羽、タゲリ19羽、ハマシギ45羽、タシギ5羽など、8種112羽がカウントされました。他にはヘラサギ2羽、クロツラヘラサギ19羽、ツクシガモ2羽、ズグロカモメ9羽、ミサゴ8羽、
   カンムリカイツブリ5羽が観察されました。

   博多湾東部では12/10(木)午後に1回目の調査を行いました。
   ミヤコドリ13羽、シロチドリ110羽、ダイゼン6羽、ハマシギ264羽、ミユビシギ5羽など、8種410羽がカウントされました。他にはクロツラヘラサギ17羽、ツクシガモ150羽、ズグロカモメ1羽、ミサゴ1羽
   カンムリカイツブリ29羽が観察されました。

   12/6の博多湾東部は小雨が降り、海辺は風が強かったです。全体にアオサは少なくなっていました。アオサは水温が下がり、小さくちぎれています。名島海岸の砂浜はきれいに清掃した直後のようで、
   清掃車のわだちが残っていました。水際にアオサのちぎれたものがありましたので、砂浜にはアオサがあったのだろうと思いました。多々良川では川岸を移動して調査をしましたが、途中で雨がひどくなり濡れながらで
   寒かったです。しかしハマシギやアオアシシギやクロツラヘラサギに会えて報われたようでした。和白海域ではカモ類も含めて水鳥たちが多い時期のようです。ツクシガモも多く渡ってきました。

                           


   調査参加者は今津が3名、博多湾東部が6名でした。
   調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。


   以上



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