最近の和白干潟



2016年5月

香椎保育所さくら組の和白干潟自然観察会報告(5月31日)

和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告(5月28日)

ちどり保育園の和白干潟自然観察会報告(5月19日)

2016年春期シギ・チドリ調査報告(5月17日)

ラムサール街頭署名活動JR千早駅報告(5月17日)

ラブアース・クリーンアップ2016報告(5月15日)

5月ラムサール条約登録街頭署名活動報告(5月13日)

玄海風の子保育園かぼちゃ組の和白干潟自然観察会報告(5月13日)

定例探鳥会報告 和白海岸(5月8日)



   indexに戻る


  香椎保育所さくら組の和白干潟自然観察会報告

  日 時:2016年5月31日(火) 9:55~12:00 長潮 満潮5:32 干潮11:31
  参加者:5歳児40名と先生7名 保護者6名   天候:晴れ
  守る会自然観察ガイド:4名

   先生や保護者と一緒にやってきた子どもたちは、観察会の初めに干潟の話が始まると、海の生き物の手袋人形に釘付けになって話を聞いていました。
  話の途中で足元の草の中にいるカニを見つけてそちらにも興味を引きつけられていました。バードウッチングでは望遠鏡をそっとのぞいてみて、鳥が見えると「あっ、いたいた」と歓声をあげていました。
  友だちと交代で何度も望遠鏡を見て満足そうでした。あとから保護者の方にも見ていただくと、「鳥がエサを食べている」と感心してありました。

                   

   アシ原ではアシハラガニの動きが速いので捕まえるのに苦労していましたが、先生たちに「がんばれ」と励まされて捕まえ、「上手ね」とほめられていました。
  「日頃はおとなしいのに、今日は『キャッキヤッ』と言いながら喜んで積極的にカニを捕まえようとしている」と言われた子もいました。干潟に出て「ウミニナをとってね」と言われた子どもたちは、その場に腰を据えてウミニナを
  一生懸命拾っていました。コメツキガニの巣穴がいっぱいある所ではひとしきり穴を掘ってコメツキガニを探しました。コメツキガニを触るのを怖がって尻込みする子もいました。

      

  エイが作った水たまりに入ってバシャバシャと水しぶきを上げ、長靴の中に水がはいっても平気で水の感触を楽しんでいました。沖の方でアサリ掘りをすると、そこでもまた熱心に掘っていました。
  タマシキゴカイの卵塊を見つけて「ゼリーみたい」と言っていました。みんなで集まって干潟で見つけた生き物を確認しました。生き物を子どもたちに見せると手で触って感触を確かめていました。「カニは何を食べるのですか?」
  「カニはなぜハサミを持っているのですか?」「クラゲが透明なのはなぜですか?」などの質問が出ました。

     

  2人1組になってビニール袋を持ち、ごみを集めながら海の広場に戻りました。子どもたちは小さなゴミを見つけてはビニール袋に入れていました。

                

  アサリとウミニナの海水浄化実験ではなかなか海水がきれいになりませんでしたが、観察会の一番最後に子どもたちに見せた時には、アサリのペットボトルがきれいになっているのが確認できてよかったです。
  浄化実験の時間が短かったのと、ウミニナの中にヤドカリが混じっていたのが原因のようでした。「保育所の野外体験では、登るのがきつい三日月山よりも子どもたちは今日の干潟の方が楽しかったようです」と先生から聞き、
  干潟観察会の大切さを再認識しました。

  (K・A)

   以上

   野 鳥:ダイサギ(5)・コサギ(2)・カワウ(3)・カワヒラ(3)・ウグイス(声)・シジュウカラ(声)・ツバメ(3)
   生き物:コメツキガニ・アシハラガニ・マメコブシガニ・ケフサイソガニ・クロベンケイガニ・アカテガニ・ヒライソガニ・アサリ・ユウシオガイ・オキシジミ・ウミニナ・ホソウミニナ・アラムシロガイ・ヤドカリ・ハマトビムシ
       アカクラゲ・ミズクラゲ・タマシキゴカイ(卵塊)
   海そう:アオサ・ボウアオノリ
   植 物:ハママツナ・アシ・ハマウド(花)
   拾ったゴミ:1袋


    ページのトップに戻る


  和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告

   ●日時:5/28(土)15:00~17:00
  ●参加:25名、一般参加 4名、九産大:9名(宗像ゼミ学生4名、今ゼミ4名、教師1名)、守る会12名
  ●回収ゴミ54袋: 可燃ゴミ:53袋、不燃ゴミ:1袋
  ●粗大ゴミ:木切り株1個、枝10本、角材3本、組み立て式ラック1個
  ●見られた鳥:ダイサギ11羽、アオサギ2羽、ウグイス(声)シジュウカラ、コゲラ、ツバメ


   今和白干潟沿岸では、アシが大きく伸びており、アシ原は緑一面になっています。それより高い綿毛が飛んでしまった穂の乾いたアシの茎が残っています、葉の緑と茎のベージュが遠目で見るととても綺麗です。
  後背林も色んな緑が競い合って輝いています。アシ原中道にはハマウドが大きく株を伸ばし人の頭ほどの花房をいくつも付けていて、今まさに満開です。ハマヒルガオ、テリハノイバラは可憐な姿を見せています。
  ハマエンドウは、殆どが実になり僅かに花が残ったのも有ります。

     

  ネズミモチの花も微かな匂いで虫を誘い、少し残ったスイカズラの花は甘い香りで誘っています。干潟では、生きものたちが活発になりました。コメツキガニの砂団子や、今年も沢山のウミニナが生まれた様です。

                    

  クリーン作戦では、始める前は小雨模様で、テントを張り準備しましたが、すぐに雨も止み暑くもなくて、
  丁度良い清掃日和となりました。今月15日にラブアースが有ったばかりでした。広場前は比較的綺麗でしたが、伸びたアシの中には取残された自然ゴミや、缶、ペットボトル、小さいプラスチック類が多くありました。

                            

  九産大生も参加して若い力を発揮してくれました。何時も参加して下さる一般の方々には本当にありがたく思います。清掃後は感想など聞ながらお茶でのどを潤して貰っている最中に、白い大きな鳥が10羽ほど飛んできました。
  クロツらヘラサギか?と思いましたが、良く見るとダイサギでした。列を作って飛んでいる姿は壮観でしたね。参加された皆様お疲れ様でした。有難うございました。

  (S・T)

   以上


    ページのトップに戻る


  ちどり保育園の和白干潟自然観察会報告

  日 時:2016年5月19日(木) 13:10~15:00 中潮 満潮8:09 干潮14:29
  参加者:くじら組(5歳児)40名と先生4名 カメラ担当1名    天候:晴れ
  守る会自然観察ガイド:4名

  初夏の太陽をあびながら、合宿の一環で奈多から和白干潟の海の広場まで園児たちは元気よく歩いてきました。広場でお弁当を済まして、予定より10分遅れで観察会を始めました。
  有江さんは明確な言葉で、園児たちに問いかけながら干潟の説明をしました。マイクの使用もよく聞こえてよかったと思いました。先生たちが園児と一緒に楽しむ姿はほんとにいいですね。
  鳥の観察後、干潟に出るときはスコップを最初から持たせた方がよかったと反省しました。

               

  アサリとウミニナの浄化実験はみんなが一生懸命採って集めましたので、良くできました。

                       

  途中でチュウシャクシギが近くにきましたから、山之内さんが望遠鏡で見せました。みんなのびのびと楽しい観察会でした。 

  (T・K)

  以上

  観察されたものは:
   野鳥:ダイサギ、チュウシャクシギ(1)、トビ、ウグイス、ツバメ、ムクドリ
  生き物:ハマガニ、アシハラガニ、マメコブシガニ、コメツキガニ、アサリ、ウミニナ、ホソウミニナ、アラムシロガイ、オキシジミ、マガキ、ユウシオガイ、ヤドカリ、タマシキゴカイ、イトゴカイ
   植物:ボウアオノリ


   ページのトップに戻る


  2016年春期シギ・チドリ調査報告


                                            山本 廣子

  ●春期シギ・チドリ調査2回目(今津)と3回目(今津と博多湾東部)を行いましたので報告します。

  今津では5/1(日)午前中に2回目の調査を行いました。
  ハマシギ23羽、アオアシシギ14羽、ソリハシシギ8羽、チュウシャクシギ53羽、セイタカシギ9羽など、15種125羽がカウントされました。他にはヘラサギ1羽、クロツラヘラサギ5羽、ツクシガモ15羽が観察されました。
  今津では5/14(土)午後に3回目の調査を行いました。

                             

  タカブシギ6羽、キアシシギ6羽、ソリハシシギ6羽、チュウシャクシギ34羽など、16種93羽がカウントされました。他にはヘラサギ1羽、クロツラヘラサギ3羽、ミサゴ1羽、チュウサギ1羽などが観察されました。
  博多湾東部では5/17(火)午後に3回目の調査を行いました。
  ミヤコドリ3羽、キアシシギ52羽、ソリハシシギ8羽、チュウシャクシギ25羽など、8種99羽がカウントされました。他にはクロツラヘラサギ4羽も観察されました。

     

  5/17の博多湾東部は晴れて暑いくらいでした。潮干狩りや磯遊びの人は和白海域と香椎で35名いました。今回はチュウシャクシギやキアシシギが全域で多く見られました。またミヤコドリ3羽が香椎の岩場にいました。
  越夏するのでしょうか?干潟ではコメツキガニがたくさん出て砂団子を作っていました。ウミニナも干潟上を覆っていました。和白、雁ノ巣や香椎の海岸ではセンダンの花が咲き、良い香りがしていました。

                 

  調査参加者は今津が2回目は2名、3回目は1名、博多湾東部では8名でした。調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。

  以上


   ページのトップに戻る


  ラムサール街頭署名活動JR千早駅報告

   日時:2016年5月17日(火)16:00~17:00
   場所:JR千早駅周辺
   参加者:7名
   署名数:89筆

   晴れて風の強い日でした。千早駅前は新しい東市民センター「なみきスクエア」がまもなくオープンです。海側と山側の2手に分かれて取り組みました。
   以前に比べ、高校生は下校時間帯が遅くなったのか少なく、一般の乗降客が多かったようです。声を掛けたら小学生も2名署名してくれました。
   署名してくださる方は和白干潟のことを知っている人が圧倒的に多く「がんばってください」と励ましてくださいます。

                 

    北九州の若者が2名署名してくれましたが、曽根干潟を知っていました。全国の環境保護団体に声を掛けて協力してもらっていることを説明しました。広がってくれるといいですね。

    (E・I)

   以上

   ページのトップに戻る


  ラブアース・クリーンアップ2016報告

   日 時:2016年5月15日(日)9:00~11:00
   場 所:和白干潟
   参加者:115名 和白干潟を守る会:8名、福工大付属城東高校:96名、九産大生:4名、環衛サービス:1名、正興電機製作所:2名、一般参加者:4名
   回収したゴミ:134袋 赤(燃えるゴミ):95袋、黄(プラスチックゴミ):30袋、青(空き缶、空き瓶):8袋、麻(割れ物、不燃物):1袋

   ラブアース・クリーンアップは平成4年5月に福岡市で開催された「ローマ・クラブ福岡会議 イン 九州」を契機に、この会議のテーマである“地球環境と地域行動”の実践活動として、市民・企業・行政が協力し力を合わせて始めた
   地域環境美化活動です。この活動は福岡市から始まり,今では九州・山口県,遠くは石川県や北海道,更には韓国釜山広域市にまで広がっており,今年で25年目を迎えます。
   地球環境への関心はますます高まり、ラブアース・クリーンアップは足元の活動から地球環境保全の大切さを訴える取り組みとして市民に定着し、活動の輪が広がっています。当日は雨の心配のない気持ちいい朝でした。
   今年も福工大附属城東高校が先生・生徒を含めて96名参加していただき、大変助かります。9時から開会式、山本さんが開会の挨拶、そして私が実行委員会名誉会長の市長からのメッセージを代読しました。
   山之内さんからゴミ回収のルール説明をした後、唐原川河口から和白川河口近辺までの清掃を開始。高校生や九産大生たちは、日ごろクリーン作戦に参加している生徒が多く、クリーン作戦とはゴミの分類が異なることから、
   最初は戸惑っていましたが慣れてくると、若者の力は大きく1時間ほどで干潟はきれいになりました。

      

   11時から閉会式、今日収集したごみの集計結果を発表した後、参加者にお礼を述べました。最後に海の広場での記念撮影を行い散会しました。干潟では、チュウシャクシギが8羽見られました。

                

   参加された皆さまがた、お疲れさまでした。

   (M・T)

   以上


    ページのトップに戻る


  5月ラムサール条約登録街頭署名活動報告

   日 時 :2016年5月13日(金)16:00~17:00
   場 所:JR福工大前駅周辺
   参加者:6名署名数:92名分


   5/10(火)に予定されていた街頭署名活動でしたが、雨のため本日5/13に延期になりました。お天気は良かったのですが、風が強く寒さを感じる程でした。今回は近くの高校に通う学生さんや、積極的に署名して下さる方も
   おられました。中には山本さんの知り合いの方もお声をかけていただきました。「長いこと活動しておられるのに未だ登録されてないんですか?」と言われる方もありました。「頑張ってください」と励ましていただきました。
   風が強すぎて配布物を飛ばしたり、署名用紙を手で押さえながら書いて頂きました。駅前の通行スペースが狭くてゆとりがないように感じました。

                

   毎回感じることですが、呼びかけても関心を示されない方も結構多い様に思います。又場所的に、ビルとビルに挟まれていて署名のたびに風にとばされそうです。それでも92名分の署名が集まりました。お疲れ様でした。

  (S・T)

   以上


   ページのトップに戻る



  玄海風の子保育園かぼちゃ組の和白干潟自然観察会報告

     日 時:2016年5月13日(金) 10:00~12:00 小潮 満潮14:35 干潮7:00
   参加者:5歳児27名と先生4名 カメラ担当1名
   天候:晴れ
   守る会自然観察ガイド:3名

   5月の爽やかな風が吹く中、子どもたちは目を輝かせて興味深そうに干潟の話を聞いていました。これから潮が満ちてくる時間だったので、先に干潟観察を行い、後でバードウッチングを行う予定で観察会を始めました。
   話が終わって干潟に行き早速スコップで砂を掘り始めた子どもたちをカモ笛を吹いて集め、アシ原の方に誘いました。アシ原ではすぐにアシハラガニが見つかり、大喜びの子どもたちでした。ガイドがカニをつかまえて見せましたが、
   子どもたちも自分でカニを捕まえようと一生懸命です。まず、カニの甲羅を押えてからつかむという捕まえ方のコツを教えましたが思うようにすぐには捕まらず、「カニを捕まえるのは怖いけれど、やはり捕まえたい・・・」と格闘し、
   やっとの思いでカニを捕まえていました。次にコメツキガニの所に向かう時、しょげている子がいたので先生が聞いてみるとカニを捕まえられなかったからだそうです。
   コメツキガニの巣穴がいっぱいある所で、スコップでの掘り方を教えてもらった子どもたちは熱心に砂を掘り始めました。コメツキガニはなかなか見つからず、あちらこちら掘ってやっとカニを見つけると「見つけたー」と
   嬉しそうでした。

      

   沖の方に行ってアサリを掘りましたが、今回は潮が余り引いておらず、アサリが小さくて大きいものは少なかったです。ウミニナもたくさん見つけました。ちょうどチュウシャクシギがいたので、望遠鏡で見ました。
   初めは要領がわからず見えなかったようですが、目が慣れてくると「見えた、見えた」と喜んでいました。何度も繰り返し望遠鏡を覗く子もいたので、ゆっくりバードウォッチングをしました。
   
                 

   満ち始めてきた潮に追い立てられるように岸の方へ戻りました。みんなで集まって干潟で見つけた生き物を確認しました。子どもたちは「大きいカニがよかった」「ワカメ(オゴノリのこと)を見つけた」など、感想を述べていました。   「前に歩くカニもいますか?」「何でカニは人を挟むのですか?」「鳥はどうやって飛ぶのですか?」などの質問も出ました。ごみを集めながら海の広場に戻りました。
   子どもたちは進んでゴミを見つけてはビニール袋に入れていました。濡れた服を着替え手足を洗った子どもたちは、シートに座っておいしそうにおにぎりを食べていました。暖かかったので濡れても安心で、鳥をゆっくり見ることが出来
   アサリもまあまあとれてよかった観察会でした。実はアサリとウミニナの海水浄化実験をしたのですが、今回はなぜかなかなか海水がきれいになりませんでした。暖かい時期では初めてのことでした。
   どうしてだろうかと疑問が残りました。

   (K・A)

   以上

   野 鳥:ミヤコドリ(2)チュウシャクシギ(9)ホウロクシギ(1)キアシシギ(1)ダイサギ(3)コサギ(1)ウグイス(声)カルガモ(3)
   生き物:コメツガニ・アシハラガニ・ハマガニ(腹に卵を持っていた)・マメコブシガニ・ウミニナ・ホソウミニナ・アラムシロガイ・アサリ・ユウシオガイ・オキシジミ・マガキ・ホトトギスガイソトオリガイ・イトゴカイ
       ヤドカリ・ミズクラゲ
   海そう:オゴノリ・ボウアオノリ
   拾ったゴミ:5袋


    ページのトップに戻る


  定例探鳥会報告 和白海岸

   -和白川河口→塩浜堤防→五丁川河口→奈多堤防→奈多海岸―
   2016年5月8日(日) -晴れ - 大潮(干潮 4:14 満潮 10:34)
   [観察鳥種] 29種 
   [参加者数] 19名

   最初に熊本地震の被災に関して全員で黙祷しました。今日はバードウイーク探鳥会で、福岡県と共催です。福岡県筑紫保険福祉環境事務所の高橋さんに挨拶をしていただきました。また野鳥の会グッズの小冊子も、県から参加者に
   プレゼントしていただきました。奈多方面に向かいました。大潮の満潮時です。春の渡りの時期ですが、シギやチドリの降りる干潟が残っていません。満潮時に休むかもしれないと護岸などもしっかり気を付けて見て行きました。
   畑ではヒバリが鳴いています。鉄塔上にカラスの巣を見つけました。2羽いますが1羽が餌をもらっており、親子かもしれません。樹木ではセンダンの花が咲き出し、シャリンバイもトベラも花が咲いていて、どれも良い香りが
   漂っています。

      

   草花ではヒナギキョウ、コマツヨイグサ、マンテマなどの花が咲いていました。和白海域にはダイサギ、コサギ、カワウなどが少数いました。塩浜の畑では、夏鳥のコチドリの声が聞こえました。
   五丁川河口の池のように水がたまった場所ではオオヨシキリが鳴き、口の中の赤い色も見えました。アオサギが魚を狙って捕らえる様子も見られました。岸辺にまるまって寝ているカルガモがいました。
   奈多の護岸にはイソシギ、クリークではキアシシギとアオアシシギが見られました。海の廃船上ではカワウが羽を広げて乾かしていました。カワラヒワが鳴きながら群れていました。

                   

   ハマナデシコやハマヒルガオの花がたくさん咲いていて、とてもきれいな春の一日でした。

                                 

   (山本 廣子)


  【参加者の感想】 
   ・鳥の声だけでも名前がわかるようになりたい。   
   ・植物や花がきれいで、たくさん見られて良かった。  
   ・鳥たちが少なかったが、ハマヒルガオの花がきれいだった。    
   ・オオヨシキリの姿を見ることができて良かった。  
   ・留鳥や夏鳥など、今ここで繁殖する鳥たちを大切にしたい。


     ページのトップに戻る


    indexに戻る