最近の和白干潟

2020年10月

和白小学校5年生の和白干潟自然観察会報告(10月27日)

和白干潟のクリーン作戦と自然観察 報告(10月24日)

筑陽学園中学校校外理科学習報告(10月14日)

定例探鳥会報告 和白海岸(10月11日)

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和白小学校5年生の和白干潟自然観察会報告

                                               有江 圭子

  日 時:2020年10月27日(火) 9:30~12:00 若潮 満潮 7:01 干潮13:33  天候:晴れ
  参加者 106名と先3名                           
  守る会自然観察ガイド:6名 カメラ:1名 手伝い:1名

  秋晴れの絶好の観察会日和でした。海の広場で山本さんの和白干潟の話を聞いたあと、バードウォッチングをしました。コロナ感染予防のため、望遠鏡の接眼レンズの枠やレバーを消毒用のシートで拭きながら、鳥を見てもらいました。
  唐の原川の手前の砂洲にクロツラヘラサギがかたまっていたので、よくわかりました。

     

  ミサゴやカワウ、カモ類もよく見えました。何人かは双眼鏡を持って来ていました。望遠鏡を指差して、「こんなのがほしいなあ」と言っている子がいました。
  ミヤコドリが7羽雁ノ巣の砂浜にいましたが、遠くて見せてあげられず残念でした。

     

  ウラギクの花やハママツナを紹介しながら、アシ原に行きました。アシ原でアシハラガニを見る時、何人かの子がアシハラガニを捕まえましたが、ガイドも捕まえたアシハラガニを見せて、全員がアシハラガニを確認しました。

     

  目の前で脚を動かすアシハラガニを興味深く見たので、そこに留まることなく、スムーズに次のコメツキガニの砂洲に進むことができました。
  コメツキガニは潮が引いたばかりだったのですぐには見つかりませんでしたが、子どもたちは根気よくスコップで穴を掘り、「おー、おった。おった!」と感激していました。
  スコップを持った子どもたちが熱心に穴掘りをして、気が付くとあたり一面が穴だらけになっていました。沖に行ってアサリの掘り方を教えると、子どもたちはアサリ掘りに熱中しました。
  担任の先生が「こっちでアサリがとれるよー」と声をかけると、「わー、どこ、どこ」と掘り始め、「めっちゃ大きい!」と喜んでいました。アサリを握りしめて、宝物のように「見つけた!」とつぶやく子もいました。

                 

  和白川の方に行く時、アオサのことを「ワカメ」と言っている子が何人もいました。アオサがたくさんあったら、「わー、ワカメゾーンに入った」と言っていました。子どもたちは、歩きながら干潟のゴミを拾いました。
  和白川河口のハクセンシオマネキは少しハサミを振ってくれたので、よかったです。

     

  最後にまとめをして、捕ったカニや貝をプラスチックの容器に入れてみんなに見てもらいました。浄化実験の結果も確認しました。

     

  「いろんな生き物が見られてよかった」という感想や、「絶滅危惧種のハクセンシオマネキが心配なのですが、保護しないのですか?」という質問がありました。
  最後に挨拶をして子どもたちは元気に学校へ戻って行き、無事観察会は終わりました。

  観察されたもの
   野 鳥:ミヤコドリ(7)・クロツラヘラサギ(9)・コサギ・ダイサギ・ダイシャクシギ・カササギ・オナガガモ・ヒドリガモ・オオバン・マガモ・カルガモ・カンムリカイツブリ・スズガモ・カワウ・ハクセキレイ・チョウゲンボウ
       ミサゴ・モズ・ヒヨドリ・キジバト・カワラヒラ・ジョウビタキ
   生き物:コメツキガニ・アシハラガニ・ケフサイソガニ・マメコブシガニ・ヒメアシハラガニ・オサガニ・ガザミ・ハクセンシオマネキ・アサリ・オキシジミ・ソトオリガイ・ツボミガイ・ホトトギスガイ・アラムシロガイ・ウミニナ
       ホソウミニナ・ヤドカリ・イトゴカイ・クルマエビ(2)・アナジャコ・ハマトビムシ
   植 物:(花)ウラギク・ハマサジ (紅葉)ハママツナ・ナンキンハゼ (穂)ダンチク・アシ (実)ハマゴウ・ナンキンハゼ・アキグミ
   海そう:アオサ・ボウアオノリ
   集めたゴミ: 4袋 



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和白干潟のクリーン作戦と自然観察 報告

                                           有江 圭子

   ●日 時:10月24日(土)15:00~16:50
   ●参加者:50名: 一般34名(九産大宗像ゼミ6名、柏陵高校3名、三菱ケミカル株式会社4名、ICTコンストラクション株式会社12名、(公財)あしたの日本を創る協会2名、ほか7名)
            和白干潟を守る会16名(株式会社環衛サービス:団体会員3名)
   ●回収ゴミ:111袋、可燃ゴミ袋109袋(自然ゴミ7袋―アオサ101袋、人工ゴミ8袋)、不燃ゴミ2袋
   ●粗大ゴミ:なし
   ●観られた鳥:クロツラヘラサギ(2)、ダイシャクシギ(1)、ダイサギ(2)、カモ類―淡水ガモ(500以上)、ミサゴ(3)、カワウ(1)、ハクセキレイ(1)

   爽やかな秋晴れで、少し風があるクリーン作戦の日でした。「あしたの日本を創る協会」の方が、機関紙「まちむら」に掲載するクリーン作戦の記事の取材でクリーン作戦に参加してくれました。
   今日のクリーン作戦は、会社単位のボランティア活動の親子連れや高校生、九産大の宗像ゼミなど頼もしいメンバーが揃いました。
   唐の原川方面の人工ゴミを集めるグループと海の広場の前のアオサを集めるグループに分かれて作業しました。唐の原川の方はプラスチックゴミが多かったです。アシ原の中のゴミも戻ってくる時に拾いました。
   小さいゴミも拾ったので、きれいになりました。浜辺には人工ゴミは少なかったです。

                          

   アオサの回収では、小さい子どもたちも一生懸命お父さんやお母さんと一緒に集めたアオサの入ったソリを引っぱっていました。若者もリヤカーでアオサをたくさん運んだりして、頼もしく感じました。

                   

   しばらくすると沿岸にあったアオサがすっかりなくなってしまい、クリーン作戦で干潟がきれいになることを実感しました。

                   

   「ゴミ拾いでどれだけきれいになったか、知ることができた」「久しぶりに参加して、アオサの回収はやりがいがあった」「楽しかった。小さい子もやりがいがあった」などの感想が聞かれました。参加された皆様有難うございました。

                                      

   和白干潟では、ウラギクの花がきれいでした。ハマサジやナンキンハゼは紅葉し、ハママツナも若干紅葉していました。

                  

   シロバナサクラタデ、アキノミチヤナギ、アシの穂、ダンチクの穂、ハマゴウの実もありました。秋を満喫したひとときでした。

      

   



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筑陽学園中学校校外理科学習報告

                            有江 圭子

  日 時:2020年10月14日(水)10:00~14:30  中潮 満潮 7:38 干潮13:56 天候:晴れ
  場 所:和白干潟一帯
  参加者:生徒68名と先生5名                
  守る会自然観察ガイド:5名、カメラ1名
  校外学習ガイド見習い研修:1名

  空が青く澄み渡り、心地よい風が吹く校外理科学習の日でした。午前中は観察会で、初めに山本さんが海の広場で干潟の話をした後、バードウオッチングをしました。

                                    

  コロナ感染予防のため、望遠鏡の接眼レンズの枠とレバーは一人ずつアルコール消毒し、順番を待つときは1メートル空ける、などの対策をしました。
  唐原川方面の砂洲にクロツラヘラサギが7羽いるのを見て「おっ!片足で立っとう」と驚いていました。
  クロツラヘラサギの近くにホウロクシギとダイシャクシギがいて、「くちばしが曲がっている」と言っていました。棒杭の先に止まっているミサゴもしっかり見ました。

     

  ウラギク、ハママツナ、ハマサジなどの塩生植物を紹介しながら、アシ原入り口の溝のところへ向かいました。そこで多くの生徒がアシハラガニを捕まえ、満足していました。

                  

  アシハラガニを手に持った時、カニがハサミを動かすと「わーっ、このへん(指)がザワザワする。わーい!」と喜んでいました。砂洲のところに行きましたが、潮が引いたばかりでコメツキガニは見当たりませんでした。
  沖の方に向かうと水溜まりが多くなり、運動靴を履いている友だちの靴が濡れないように友達をおんぶしている優しい中学生がいました。
  足を踏み出したところの水深が深いと、「キャー、キャー」言っていました。アサリは1~2㎝ぐらいの小さいものばかりでしたが、それで浄化実験をしました。アサリをとった近くの干潟で、みんなで見つけたものを一緒に見ました。
  コロナ感染予防で、今回の観察会から見せる時に生きものを触らないようにするため、プラスチックのケース(虫かご)に入れて見せました。
  プラスチックのケースは底も透明なので、観察には適しているようでした。小さいクルマエビ、ガザミなど珍しいものもありました。ゴミを拾いながら海の広場に戻りました。生徒たちは進んでゴミを拾っていました。

                  

  昼休みは海の広場でお弁当を食べました。午後の初めに、午前中のアサリとウミニナの海水浄化実験結果を皆に見てもらいました。アサリのものもウミニナのものも、海水はきれいになっていました。

                                    

  それから9つのテーマでグループに分かれ、干潟の調査をしました。守る会は5人のガイドが①砂地の生きもの②砂泥地の生きもの③泥地・岩場の生きもの④アオサ⑤植物についての調査の手伝いをしました。
  砂地班は、川のそばでは昨年よりも生き物が少なかったそうです。砂泥地班は、澪筋にゴカイやコメツキガニが多かったそうです。

                           

  岩場班は、生き物が多く子どもたちも熱心に調査に取り組んでいたそうです。アオサ班は、沿岸のアオサが少し腐敗しているのを観察しました。植物班は、質問を多くして植物に関心を持てるようにしたとのことでした。

                

  最後に午前中観察した鳥の紙芝居を見せて、復習しました。ガイドが一言ずつ調査の感想を言って、生徒たちからのお礼の言葉で調査を締めくくりました。
  コロナ感染予防のため、春の観察会が中止になり、ガイドにとって今日は久しぶりの観察会でした。無事観察会が終わってほっとしました。これからも感染予防の対策をとり、観察会を続けていきたいと思いました。
  昨年に引き続き、校外理科学習のガイド見習いで1名の方に午後から参加していただきました。

  観察されたもの
  野 鳥:クロツラヘラサギ(7)・ミサゴ(10)・ハジロカイツブリ(8)・ホウロクシギ(1)・ダイシャクシギ(2)・オナガガモ・ヒドリガモ・マガモ・ダイサギ・コサギ・トビ・ハシボソガラス・カワウ・モズ・ヒヨドリ
  生き物:コメツキガニ・ハクセンシオマネキ・ガザミ・ケフサイソガニ・オサガニ・アシハラガニ・チゴガニ・ヒメアシハラガニ・クロベンケイガニ・アサリ・オキシジミ・ユウシオガイ・ソトオリガイ・ウミニナ・ホソウミニナ
      アラムシロガイ・ヤドカリ・マテガイ・マガキ・ガザミ・ツボミガイ・シロスジフジツボ・トビハゼ・クルマエビ・ウネナシトマヤガイ・アマガイ、ヒメケハダヒザラガイ、ゴカイの仲間・ハマトビムシ・マハゼ・トビハゼ
  植 物:ウラギク(花)・ハマサジ(花)・ナワシログミ(花)・アキノミチヤナギ(花)・ハママツナ(花)・アシ(穂)・ナンキンハゼ(紅葉)
  海そう:アオサ、オゴノリ

  集めたゴミ 小1袋 



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定例探鳥会報告 和白海岸

                      山本廣子

   和白4丁目海岸→海の広場→アシ原→砂州→唐原川河口右岸

  2020年10月11日 -晴れのち曇り-
  【観察鳥種】25種
  【参加者数】17名
  【担当者】 山本廣子、田辺スミ子、南のり子

   8か月ぶりの探鳥会です。一般の参加者が思ったよりも多く、久しぶりの上、コロナ対策の新しい名簿、2021年のカレンダー販売などがあり、慣れずに担当者は大変でした。
   集合地の和白公園の桜が紅葉していました。干潮へ向かう潮だったので迷いましたが、皆の意見で海の広場方面に行くことにしました。

                              

   最初のポイント、和白4丁目海岸に降りると、和白川河口付近にクロツラヘラサギが見えました。合計7羽が見られました。ミヤコドリも来ているはずですが、まだ近くに寄りついていません。
   今日はミサゴも多く、7羽が観察されました。棒杭の上で大きな魚を食べたりしていました。
   淡水ガモもだいぶ渡ってきました。今秋は干潟上にアオサがたくさん堆積しています。腐らなければいいのですが・・・。

                    

   アオサを避けて沿岸を海の広場方面に歩きました。溝が深いところでは、干潟を少し沖合まで出て渡りました。沖合からはクロツラヘラサギやカモたちが近くなりました。沿岸のハマゴウは実が生り、花も咲いていました。
   海の広場ではナンキンハゼの紅葉が見られ、ハママツナも紅葉しかかっており、ハマサジは花が咲いています。

      

   唐原川方面にダイシャクシギがいました。アシ原を歩くと、アキノミチヤナギやシロバナサクラタデの小さな花がきれいでした。シャリンバイやトベラの木に実が生っていました。

      

   アシ原はまだ夏の草藪が続いており、少し歩きにくいところもありました。アシ原や溝ではクロベンケイガニなどがたくさんいました。砂洲に出てオナガガモやヒドリガモなどを観察し、沿岸を唐原川河口右岸へ向かいました。
   途中たくさんのハマガニやアカテガニなどがいて、皆大喜びでした。河口の護岸からは干潟にたくさんのハクセンシオマネキが出ており、食事中でした。雄も雌もいてハサミの違いが解りました。
   
      

   今日は秋を感じ、渡来間もない冬鳥や様々なカニに会えた観察会でした。

  【参加者の感想】
   ◇クロツラヘラサギやコサギ、ミサゴ、ダイシャクシギなどが見られてとても良かった。
   ◆沿岸を歩き、たくさん鳥やカニが見られた。



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