最近の和白干潟

2021年

2020年度 冬期シギ・チドリ調査 2回目報告(1月13日)

和白海域水鳥調査報告(1月13日)

定例探鳥会報告 和白海岸(1月10日)

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2020年度 冬期シギ・チドリ調査 2回目報告

                                    山本 廣子

  ●冬期シギ・チドリ調査2回目を行いましたので報告します。全国一斉調査になります。

  今津では2020年1/3(日)午前中に2回目の調査を行いました。
  タゲリ40羽、ハマシギ80羽、オバシギ1羽、アオアシシギ5羽、イソシギ2羽、ダイシャクシギ14羽の、6種142羽がカウントされました。
  他にはヘラサギ1羽、クロツラヘラサギ12羽、ツクシガモ14羽、ズグロカモメ7羽、ミサゴ5羽、トモエガモ16羽が観察されました。
  
  博多湾東部では1/13(水)に2回目の調査を行いました。
  ミヤコドリ19羽、イカルチドリ2羽、シロチドリ38羽、ダイゼン4羽、ハマシギ466羽、ミユビシギ58羽、イソシギ9羽、ダイシャクシギ1羽の、8種597羽がカウントされました。

     

                              

  他にはヘラサギ3羽、クロツラヘラサギ9羽、ツクシガモ96羽、ミサゴ7羽、カンムリカイツブリ4羽が観察されました。
  1/13の博多湾東部は曇りで気温が上がらず、浜辺は寒かったです。しかし風は強くなくて、調査はしやすかったです。
  唐原川河口左岸先に行きましたら、ハマシギの群れが干潟に降りていて、久しぶりに多くのハマシギやミユビシギ、シロチドリの混群に出会えました。時折群舞して、美しかったです。
  今冬は雪が降ったりして寒く、カモたちがとても少なくなったように思えます。ヨシガモやヒドリガモがほとんどいません。
  
  たくさんいたオオバンも少ししか見当たりませんでした。ツクシガモは寒さにも負けず干潟の上で食事中でした。ミヤコドリは干潟の水際で食事中でした。
  クロツラヘラサギは多々良川河口にいました。ツクシガモは和白干潟と雁ノ巣海岸、多々良川河口にいました。
  香椎浜や牧ノ鼻の奥に風を避けてカルガモが何か所にもいました。塩浜のクリークにはコガモやカルガモが集まっていました。全域でアオサは目立ちませんでした。奈多小学校裏では護岸工事が行われていました。

     

  今回の博多湾東部の調査は、野鳥の会福岡支部の「和白海域水鳥全種調査」も兼ねて行いました。調査参加者は今津が3名、博多湾東部が7名でした。調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。

     



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和白海域水鳥調査報告

                   山本 廣子

  日  時:2021年1月13日(水)12:30~16:30 大潮 満潮:10:30 干潮:15:39 曇り
  調査範囲:和白海域(和白~奈多~雁ノ巣)とクリークや畑
  参 加 者 :6名

  博多湾東部の冬期シギ・チドリ調査も兼ねて行いましたが、シギ・チドリ調査の方が範囲が広いので、和白海域のみ調査員が兼ねて調査を行いました。和白海域水鳥調査の報告をします。
  カモ類11種3633羽、カモ類以外の水鳥13種576羽がカウントされました。
  昨年はカモ類13種5458羽、カモ類以外の水鳥15種2173羽でした。カモ類は2種1825羽減り、カモ類以外の水鳥は2種1597羽減っています。
  カモ類では全体に減少していますが、ヨシガモやヒドリガモ、スズガモなどが減っています。カモ類以外ではカワウとオオバンが減っています。
  カモ類1位はスズガモ2853羽(昨年は3788羽)、2位はオナガガモ237羽(昨年は271羽)、3位はマガモ162羽(昨年は145羽)、4位はツクシガモ80羽(昨年は254羽)でした。
  ヒドリガモは4羽(昨年は2位で434羽)でした。

     

  今回は和白海域のアオサは余り目立ちませんでした。北西の風が強く吹くと、淡水ガモたちは河口やクリークに入っています。ツクシガモは強風でも避難せずに干潟にいました。
  カモ類以外の水鳥ではハマシギなどの小型シギ・チドリ類が今回は久しぶりに多く、ハマシギ435羽、ミユビシギ58羽、シロチドリ38羽が見られました。ミヤコドリは19羽を確認しました。
  調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。



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定例探鳥会報告 和白海岸

                        山本廣子     

  和白4丁目海岸→海の広場→アシ原→砂洲→唐原川河口右岸
  2021年1月10日 -晴れ時々曇り-
  【観察鳥種】39種
  【参加者数】6人 
  【担当者】 山本廣子、田辺スミ子、南のり子

  数年に一度の寒波の訪れで雪が降り積もり道路は凍っていて、私は集合地までバイクで行くのに滑って転んだりしました。天気予報では今日は晴れるということでしたし、6名集まりましたので、探鳥会をすることにしました。
  満潮後の和白干潟では、ツクシガモや淡水ガモたちが近くで見られました。寒いのでできるだけ歩くようにしました。海の広場からアシ原に向かいます。アシ原にはオオジュリンやエナガも群れで来ました。
  今冬は寒いので小鳥たちは山の食べ物が無くなって平地に降りてきて、アシ原付近の木の実を食べたのか、シャリンバイやトベラの実が無くなっていました。
  砂洲からは唐原川河口付近にいるハマシギやシロチドリの群れを見ることができました。群舞がきれいでした。ハマシギの1羽が足をけがしているようでした。沖のスズガモも見ました。

     

  沿岸をハクセキレイ2羽がついてきます。アシに止まるエナガやジョウビタキが可愛くて、雪の日の観察も良かったです。

               


 【参加者の感想】
  ◇ツクシガモの足を近くで見ることができた。
  ◆ハマシギの群舞が美しかった。
  ◇エナガがとても可愛かった。
  ◆イソシギが見れて良かった。


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