・12月8日から来年3月15日までは奈多側、和白側の遊歩道部分クリーク
側の
緑地造成・植栽と遊歩道の排水整備工事を行う。
・植栽の樹種は守る会から提案を参考にクスノキ、タブノキ、エノキ、トベラ、ほかにスダジイ、オオシマザクラとする。
(高木496本、低木1130本)
・平成20年度は5丁川沿いの緑地整備、全体の歩道整備を行い、事業完了となる。
・遊歩道の材料は、固化材系土のほかにゴムチップと砂を混ぜた弾性舗装も候補としており価格などを検討しながら決める。
《質
疑応答》
Q:
鳥類調査の時に護岸沿いの柵を乗り越えなくてはいけないので困っている。
A.
柵には門扉部分があるので事前に連絡があれば開けることはできる。
Q:
植栽
部分の下は土のままか。
A:
雑草防
止のために芝を張る。そのままでは草が生え、草刈に費用がかかる。
Q:
遊歩道
も多様な自然が残るように土のままがいいのではないか。
A:
やは
り、雑草防止と管理用車両のために舗装が必要である。
Q:
緑地の
クリーク側はどのようにするのか。
A:
都市計
画道路の計画があるので土嚢を積み上げた状態にしておく。
Q:
和白川
から海の広場方面の整備予定はあるか。
A:
今のと
ころはない。
《新規懸
案》意見交換の中で新たに、遊歩道に街灯をつけてという声があるとの話がでた。守る会からは、エコパークゾーンのなかでも自然が残された最後の場所なの
で、鳥類などへの影響もあり街灯は止めて欲しいと伝えた。また、塩浜の畑の周りの道路は街灯もなく危険なのに、遊歩道部分に街灯をというのは唐突ではない
かという意見もだされた。
話の中
で、塩浜地区の畑は将来土地区画整理事業を行うという話があり、その関係からの街灯取り付け希望であることがわかった。まだ具体的に動き出していない事業
を前提に、また護岸整備とは直接関係もないのにそのような希望を聞くのはおかしい、市はエコパークゾーンの趣旨をきちんと相手に説明すべきであるとの意見
が出た。街灯は作っても灯をともさないでおくということもできるという返答だった。
塩浜護
岸は古く危険であるとの理由からスタートした事業は、国の予算がつくうちにと、遊歩道、植栽、街灯、と街中の公園のようになっていきます。エコパークゾー
ンに残された貴重な
20年
度末には事業が完了し、植栽と遊歩道の海岸になります。きれいになったと喜ぶ人たち、土地区画整理事業にプラスになると考える人たちもいるでしょう。和白
干潟を守る会の思いとは違う方向にばかり進んでいるように思えます。