◆ちどり保育園くじら組(年長クラス)の子ども37名と先
生3名と保護者3名とカメラマン1名参加
◆2010年2月8日(月)10:00〜12:00 曇り 長潮 満
潮:7:15 干潮:10:26
◆和白干潟を守る会の自然観察ガイド:4名、カメラ:1名
曇りで風も無く、久しぶりに暖かく観察日和でした。
担当5名は30分前に集合し、ゴミ拾いや鳥の観察をして、スケジュールの確認をし、迎える準備をしました。
子どもたちは早めの時間に元気良く到着しました。
初めに守る会から自己紹介をし、山本さんが干潟の話で満潮と干潮では、月、太陽、地球、の引力で日に2回繰り
返すこと、内海は波が穏やかで砂が堆積して干潟が出来、沢山の生物が鳥や人の食物になることを話しました。
<干潟のお話し>
<一生懸命聞いています!>
渡り鳥のルートを地図で説明してから、ビンゴで鳥の動作を説明して、4班に分かれて、望遠鏡でミサゴ、ツクシガモ、
マガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ダイシャクシギ等観察し、子供達も興味を持って観てくれました。
<バードウオッチング>
<見えたよ!>
その後干潟に入り、先ずはゴカイ一つの巣穴に数匹のゴカイが住んでいることにびっくりで、巣穴の外でも見られました。
アサリ等2枚貝の浄化実験もしました。
カニは、マメコブシガ二、コメツキガ二、ケフサイソガニを見つけて、少し濡れながら一生懸命スコップで砂を掘っていました。
海草ではオゴノリが髪の毛のように長く伸びて、あちこちに生えていました。
先生や保護者の方も初めて和白干潟に来られた方もあり、興味を持たれた様子でした。
<生きもの観察>
帰りにはアシ原を通り、カニの巣穴を見つけながら、足元に気を付けて広場に戻り、最後のまとめをしました。
丸く輪になって、持ってきたカニや貝、海草を皆に見せて分かるように説明しました。
アサリの浄化実験では、冬なので活発でなく時間も貝も少なかったのですが、変化はありました。
<これな〜に?>
<まとめのお話し>
最後に並んで質問を受けましたが、活発な子が多く、
・ゴカイは何を食べるの、・鳥はいつも居るの、・雨の時はどうしているの、・夜はどこで寝るの
などの質問に山本さんが丁寧に答えていました。
最後に皆でお礼を言い解散しました。子供たちは着替えをして先生方持参の、おにぎりを食べて帰っていました。
●今日観察された鳥・・
ミサゴ、ダイシャクシギ、オナガガモ、マガモ、ヨシガモ、ツクシガモ、ヒドリガモ、ホオジロガモ、スズガモ、
ダイゼン、セグロカモメ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、
●生き物・・
アサリ、ソトオリガイ、オキシジミ、アラムシロガイ、ウミニナ、ホソウミニナ、ホトトギスガイ、マガキ、ゴカイ、
ヨコエビ
●植物・・
オゴノリ(海藻)、ハマニンニク、ハマナデシコ、ハマエンドウ、ハマウド、などの新芽でした。
(報告:田辺)