◆イベント:クリーン作戦、干潟を守る日、春のビーチクリーンアッ
プ、パタゴニア福岡ストアアースデーイベント参加企画
◆参加者・・・・・合計22名
ザノースフェイス:2名、ザノースフェイスプラス:2名、パタゴニア福岡ストア:3名、個人:4名、
守る会・・11名
● ゴ ミ ・・・・・・合計41袋
可燃ゴミ・・・40袋、不燃ゴミ・・・1袋、発泡スチロールケース2個、自転車カゴ1個、大小の木、枝、
板切れ等約40本。今回ゴミ袋の中身殆どがペットボトルやビニール類の人工ゴミでした。
●観られた鳥・・・・・ホウロクシギとダイシャクシギ合わせて12羽、チュウシャクシギ17羽、ウミアイサ4羽、マガモ、
オナガガモ、 ダイサギ、コサギ、コゲラ、ツグミ、キジバト、ウグイス(声)ハシボソカラス
●植物観察・・・・・・ハマエンドウ、ハマニンニク、ハマダイコン、オオジシバリ、ハマウド、ヒトモトススキ、クコ、
●生き物観察・・・・ウミニナ、ホソウミニナ、アサリ、ソトオリガイ、ケフサイソガ二、イトゴカイ、アラムシロガイ
本日のクリーン作戦は、干潟を守る日、春のビーチクリーンアップ、パタゴニア福岡ストアアースデーイベント参加と
非常に多彩な催しとなりました。
久しぶりの天気で柔らかな日差しの下で行うことが出来ました。
以前から気になっていた唐原川河口右岸、アシ原先端付近まで行き、行うことが出来ほっとしました。
アシ原の中では、何層にも体積した枯れたアシに、レジ袋、ペットボトル、空き缶、木切れが絡まり、側では
ハマニンニクの新芽にも覆いかぶさっていて、日光を遮ってました。
<アシ原のゴミ回収>
自然ゴミは仕方ないにしても人工ゴミのいかに多いことか、毎回ながら心を痛めております。
アシ原では、アシの新芽が濃い緑を見せていて、側にはハマダイコン、ハマエンドウ、ハマニンニク、ノイバラ、他、
沢山の植物や、咲き始めた白いヤマフジを観ることが出来ます。
後背地の林も新芽いろいろな色をかなで、とてもきれいです。
<ハマエンドウ>
クリーン作戦後、お茶タイムの後に、パタゴニア福岡のアースデイイベントがありました。
初めに野鳥観察をして、山本さん先導で干潟に入り、カニや、ゴカイの巣穴、アサリ掘り方など 生き物観察をしました。
コメツキガニの砂団子は沢山有りましたが、残念ながらその姿を観ることは出来ませんでした。
<野鳥観察> <生きもの観察>
<コメツキガニの砂団子>
砂州からアシ原を通りアキグミの芳醇な香りのをかぎながら、植物観察をしつつ海の広場に戻りました。
山本さんから貝やカニなどの説明があり、チックリストで干潟の生き物、植物、鳥の合わせを行ないました。
その後、パタゴニアの指導でフリスビーを行ないました。 皆、上手にゲームを楽しんだ、ホットな一時でした。
<フリスビーに興じる>
<記念撮影>
参加の皆様、長い時間にも関わらず最後までご協力頂きましてありがとうございました。お疲れ様でした。
(報告:田辺)
4月16日。今日は久しぶりにいい天気。
海の広場に立ち寄りましたら、オバシギも立ち寄っていて嬉しい出合いでした。
満潮で残った砂洲には春の渡りのシギやチドリがたくさんいましたよ。
<オバシギが集団で砂洲に着地>
オバシギ102羽、ホウロクシギ6羽、オオソリハシシギは胸が赤いものが2羽、ダイゼン3羽がいました。
<オバシギの採餌>
オバシギの滞在は短いので、見たい方は早めに行かれた方がいいと思います。
雁ノ巣や奈多に行ったりすると思いますので、探してくださいね。
オバシギといっしょによく赤いコオバシギが混じっていることがあるので、探しましたが今回は見つかりませんでした。
春はきれいな鳥に会えて、なんだかうきうきしますね!
(報 告 : 山本 )
春期シギ・チドリ調査の1回目を行いましたので報告します。
1.今津では2010年4月4日(日)午前中に調査を行いました。
ハマシギ53羽、クサシギ3羽、タシギ4羽など、12種84羽がカウントされました。
他にはクロツラヘラサギ12羽、ヘラサギ2羽、ツクシガモ7羽が観察されました。
2.博多湾東部では4月11日(日)午後に調査を行いました。
ミヤコドリ8羽、オバシギ6羽、ホウロクシギ11羽など、10種58羽がカウントされました。
他にはクロツラヘラサギ7羽、ツクシガモ2羽、ミサゴ1羽、
カンムリカイツブリ4羽、ハヤブサ1羽が観察されました。
博多湾東部の特に和白海域では潮干狩りの人が多く訪れていました。
和白海域では201名、名島海岸ではアサリ漁の業者が2人鋤簾でアサリを捕っ
ていました。
香椎海岸では人工島につなぐ人道橋が建設中で、8m幅で海域が埋め立てられました。
<建設中の人道橋工事現場>
岩場が狭くなりメダイチドリやチュウシャクシギが来れなく
なりました。
和白海域と香椎海域ではウエイクボードのモーターボートが何度も通っていて、通った後には大きな波が寄せてきます。
調査参加者は11名でし
た。
調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。
(報告:山本)