◆5/22和白
干潟クリーン作戦
●日 時 : 5/22 15:
00〜16:3
●参加者・・・・・合計27名
スターバックスコーヒー:11名(子供3名を含む)、ザ・ノース・フェイス+キャナルシティ博多店:3名、
パタゴニア:1名、一般3名、守る会:9名
● ゴ ミ・・・・合計40袋
可燃ゴミ・・・38袋(ソリ、一輪車含む)、不燃ゴミ・・・2袋
粗大ゴミ・・プラスチック製ボード1個
●観られた鳥・・・・残念ながら今回は、小雨模様のためか、ダイサギ、ハシボソカラスしか観ることは出来ませんでした。
●植物観察・・・・・・アシの若芽、センダン、ハマウド、ハマヒルガオ、スイカズラ、ハマエンドウ、オオジシバリの花
本日の天気予報では、午後3時頃より雨の予報でした。
クリーン作戦が終わるまでは降らないことを願ってましたが、今にも降り出しそうな空模様です。
それでも大勢の方が来て待っていて下さいました。
クリーン作戦開始の丁度15時頃から、とうとう降り出しました。しかもかなり大粒の雨です。
清掃時間は30分〜40分として、いつもより早い目に切り上げることにしました。
ゴミの状況は、先日からの雨の後で、人工ゴミや自然ゴミ(枯れ葉)が多く打ち上げられていました。
<アシ原のゴミを清掃>
<センダンの花>
アシ原では、アシの若芽も大きく伸びて、全体が緑に染まっています。
アシ原側にはセンダン、ハマウド、ハマヒルガオ、スイカズラ、ハマエンドウ、オオジシバリ の花が満開です。
特にセンダンの花の芳醇な香りが周りに漂っていました。
<ハマヒルガオ>
<スイカズラの花>
クリーンを始めたころは降っていた雨も、皆の熱意が天に届いたのでしょうか、その内に止んできました。
広場を中心にアシ原、市道までの水際を清掃し、短時間でとてもきれいになりました。
約1時間無事清掃することが出来ました。
<オオジシバリの綿毛>
<まとめ>
スターバックスコーヒーの方々も、今月より再び参加して頂ける事になりました。
参加の皆さま、有難うございました、お疲れ様でした。
(報告 : 田辺)
水質調査結果
測定場所:海の広場
リン酸イオン(PO4)
0.02mg/l
化学的酸素要求量(COD) 5 mg/l
亜硝酸(NO2)
0.002 mg/l
透視度
40.5p
砂質調査結果
基点:海の広場前
測定場所:浜辺側10メートル
測定点@ 表層酸化層の厚さ: 7o 還元層の黒色度: 6
測定点A 表層酸化層の厚さ: 7o 還元層の黒色度: 8
測定点B 表層酸化層の厚さ:13o 還元層の黒色度: 4
測定場所:沖合い150メートル
測定点@ 表層酸化層の厚さ:12o 還元層の黒色度: 7
測定点A 表層酸化層の厚さ:11o 還元層の黒色度: 7
測定点B 表層酸化層の厚さ:14o 還元層の黒色度: 4
(報告:山之内)
日 時:2010/5/14(金) 快晴 (大潮 満潮 9:25 干潮 16:04 )
コース :海の広場 ― アシ原中道 ― 砂州 ― アシ原中道 ― 唐原川右岸
講 師:野村郁子先生(福岡植物友の会副会長)
参加者:27名
国際生物多様性年記念イベントとしてアシ原を歩きました。
毎年秋の干潟まつりには、福岡植物友の会副会長の野村郁子先生に講師として来ていただきますが、
初夏の植物も教えて頂きたいとお願いしました。
五月のさわやかなお天気に誘われて、会員も含め27名の参加でした。
<イベントスケジュール説明>
<植物解説>
大潮の干潟では潮干狩りに200余名の人たちが貝ほりをされていました。
秋には赤く色づくハママツナもまだ3センチぐらいで、シオクグの間にびっしりと生えています。
このまま全部育ったら、秋には広場の前は赤いジュウタンになるでしょう。
<木の枝に絡まるミツバアケビのつる>
<群生するハマニンニク>
頼りになりそうなハマウドの大木、ぐっと増えたハマサジ、ハマニンニクも増えた、花の盛りのシャリンバイ
それぞれに緑が濃くなって頼もしい。
<初夏のアシ原を歩く!>
<記念写真>
アシ原をぬけて砂州で一休み。お絵かきをする人、干潟に入り生き物を観察する人、野鳥を観察する人、
クロツラヘラサギが4羽、潮干狩りの人たちに交じって、独特のユーモラスな格好で餌を漁っている。
ここで皆並んで記念写真をパチリ。
アシ原通り抜けの後半に入る。サクラタデ、ホコガタアカザはもう30センチぐらいになっている。
この辺りでもハマニンニクが多くなった。カニの穴も沢山ある。
唐の原川の右岸の手前で荒地と畑中を通らせてもらい道路に出る。
この荒地に帰化植物のヨツバハコベが沢山生えている。
一部の人しか出入りしないのに、どうして帰化植物が増えていくのだろうかと考える。
<帰化植物の一つ・・・ノハカタカラクサ>
<まとめ>
道路に出て松の木陰でまとめと閉会の挨拶がある。
参加者の一言:
・クロツラヘラサギを見たい見たいと思っていた。今日は出会えてよかった。
・初めて来たけど、又来たい。
野村先生:
・
ヒトモトススキ・ハマニンニクなど他では見られない植物が、ここに来るといつでも見られる
貴重な場所です。
・地元の方々が日ごろからゴミを拾い、大事にされているからでしょう。
と言ってくださいました。
(報告:田中貞)
春期シギ・チドリ調査の3回目を行いましたので報告します。
1.今津では2010年5月7日(金)午前中に調査を行いました。
ハマシギ71羽、チュウシャクシギ57羽、タシギ2羽など、7種140羽がカウントされました。
他には
他にはクロツラヘラサギ3羽が観察されました。
2.博多湾東部では5月12日(水)午後に調査を行いました。
ミヤコドリ4羽、メダイチドリ15羽、ハマシギ165羽、キアシシギ74羽など、11種312羽がカウントされました。
他にはクロツラヘラサギ4羽、ミサゴ3羽、コアジサシ20羽が観察されました。
<ミヤコドリ>
<ハマシギ>
博多湾東部の和白海域や香椎、名島海岸では、ウイークデイにも関わらず潮干狩りの人が多く訪れていました。
和白海域では476名、名島海岸では約100名、香椎海岸では35名でした。
香椎海岸では人工島につなぐ人道橋の橋脚が海の中に立っていました。
<チュウシャクシギ>
<建設中の人道橋橋脚>
和白海域と香椎海域ではウエイクボードのモーターボートが何度も通っていました。
名島海岸ではアオサが多く発生していて、岩場に堆積していました。
<名島海岸のアオサ>
私は田辺さんと香椎と雁ノ巣を調査しましたが、今回は雁ノ巣海岸にハマシギ夏羽の群れとキアシシギの群れが
入っていました。
その中に夏羽の可愛いトウネンやメダイチドリが見られました。
コアジサシも飛び交っていましたが、干潟に降りてハマシギに混じって休み、ステキな初夏の干潟の風景が見られました。
多々良川の少し上流ではバンの巣に6羽の雛が見られたそうです。
調査参加者は8名でした。
調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。
(報告:山本)
定
例探鳥
会(主催:日本野鳥の会福岡 共催:福岡県)報告
◆日時:2010年5月9日 −うす曇り− 9:00〜 12:00
◆コース:和白海岸 − 和白川河口〜塩浜堤防〜五丁川河口〜奈多 −
◆[観察鳥種] 34種 [参加者数] 25人
今回はバードウイーク探鳥会で、福岡県と共催です。
福岡県からは福岡県筑紫保健福祉環境事務所地域環境課の筧(かけい)さんが参加され、
ご挨拶いただきました。
福岡農林事務所から鳥獣保護の業務が移されたそうです。
<バードウイーク挨拶>
福岡県からは探鳥会参加者に「水辺の鳥」図鑑がプレゼントされました。
集合地の和白公園ではイソヒヨドリが美しい声でさえずっていました。
これから引いていく潮でしたので、春の渡りのキアシシギなどを見ようと奈多方面のコースにしました。
和白川河口付近ではセンダンの木に紫色のつぼみがたくさんついていました。
RKB鉄塔の上部にハヤブサが止まっていました。胸腹に横斑模様があり成鳥です。
堤防の植栽のトベラの花が満開で良い香りがします。タンポポの花も咲いていました。
<満開のトベラの花>
<クリークのオオヨシキリを観る>
ツバメが飛び交っています。クリークのアシ原からはオオヨシキリの元気な鳴き声が聞こえます。
木に止まって鳴いているオオヨシキリの赤い口の中を見ることができました。
今夏は和白干潟付近に来たオオヨシキリが多いようで、沿岸のあちこちで声が聞こえまし
た。
畑ではヒバリが鳴き続けていました。セッカも鳴いていて、もう夏の装いですね。
五丁川河口にはキアシシギがいました。
コアジサシは雁ノ巣から奈多までの海域で飛び回っていましたが、残念ながら近づいて来
てはくれませんでした。
奈多までの堤防の道端にはハマエンドウの花がたくさん咲いています。
ハタザオの花も咲き出していました。
<観察風景>
<ハタザオ>
奈多の畑にはコチドリがいて鳴いています。
クリークにはキアシシギ、チュウシャクシギ、アオアシシギなど春の渡りのシギたちがい
ました。
渡りのシギや夏鳥に会えた探鳥会でした。
季節を忘れずに訪れる鳥たちと出会えるのは楽しみですね。
<インタビューを受ける>
バードウイークのためNHKTVの取材があり、昼と夜のニュースで放映されました。
コアジサシやオオヨシキリの映像がきれいに撮れていました。
( 参加者の感想 )
・
初めてバードウオッチングに参加したが、鳥や植物など身の回りの自然を感じることができた。
・ ダイサギが大きい魚を捕るところが見れて感動した。
・ コアジサシがきれいだった。
・ コチドリが見れて良かった。
・ オオヨシキリがたくさんいた。口の中の赤い色が見れた。
・ シギの羽の模様がきれいだった。
(報告 : 山本)
和白干潟自然観察会報告
◆香椎保育所さくら組(年長児)33名と先生6名参加
◆2010年5月7日(日)9:45〜11:45 晴れ 小潮 干潮
10:29 満潮 16:25
◆和白干潟を守る会の自然観察ガイド:3名、カメラ:1名
今日は、風もなく日差しも穏やかな日になりました。
年長児33名は皆リュックを背負いナガグツをはいて現れました。
香椎から唐の原までの小旅行だったのでしょう。
海の広場の回りは、キショウブが咲き、ハリエンジュの甘い香りが満ちています。
<キショウブ> <干潟のお話し>
しかし甘い香りに誘われて集まるミツバチの動きが少ないようです。
ウグイスの鳴き声がとても上手になって、こちらも思わずホーホケキョと言ってみる。
五月にもなると潮干狩りの人が入る干潟には、鳥の姿もなかなか見つかりません。
<望遠鏡で鳥を観る> <アサリ探し>
2羽いたチュウシャクシギも動き回るカラシラサギも子供さんたちには見せられず、ダイサギ・マガモ・
オナガガモ・ハシボソガラスが遠くに見られたぐらいでした。
しかし干潟に入ると生き物に興味があり、あちこちを掘ってまわりヤドカリ・カニ・ゴカイと手に入れる。
ナガグツの中には水が入り、ズボンの裾をぬらしお尻も濡らし海の水は暖かいと感心し、指先をなめてみて
少ししょっぱいがおいしいと話してくれました。
<コワゴワ・・> <円座になって>
いつもやるアサリの浄化実験も、貝の動きが活発になったのか澄んだ状態になり驚きの声が上がりました。
◎観察された鳥:チュウシャクシギ4羽、カラシラサギ、ダイサギ、コサギ、マガモ、オナガガモ、ハシボソガラス、
アオアシシギ、ウグイス(声)
◎生き物:アサリ、オキシジミ、ソトオリガイ、マガキ、ウミニナ、ホソウミニナ、アラムシロガイ、ヤドカリ、
コメツキガニ、ケフサイソガニ、マメコブシガニ、クロベンケイガニ、ハマガニ、ゴカイの仲間、
アカクラゲ、ミズクラゲ
◎植 物:オゴノリ、ボウアオノリ、アナアオサ、ホンダワラの仲間
◎ 花 :キショウブ、ハリエンジュ、マンテマ、オオジシバリ
(報告:田中)
◆日 時:5/5 15:
0
0〜16:30
前回(4/24)のクリーン作戦の後、ゴールデンウイーク中に、雨や西風、大潮が重なっ
て、海の広場前は
沢山の自然ゴミや、人工ゴミが打ち上げられていました。
それで守る会の方にメールで臨時清掃の呼びかけをいたしました。
当日の干潟清掃には、ゴールデンウィーク中にもかかわらず、守る会からは9名の参加が有りました。
潮干狩りに来ていた方も潮が引くまで時間が有り、4名内(子供2名)が一緒に清掃に参加されました。
曇り空で丁度良かったです。 約1時間30分位でだったと思います。
広場前〜アシハラ入り口迄とても綺麗に成りました。
清掃後には、植物観察、野鳥(カモ)観察をしたり、飲み物やお菓子も有り、
特に田中さん手作りのさくら餅は美味しかったです。
ハリエンジュの白い花が良い香りを漂わせていました、ノダフジの白い花も可憐でした。
<ハリエンジュ> <ノダフジ>
参加の皆様有難うございました。
集めたゴミは・・・可燃32袋内・・人工ゴミ3袋
不燃1袋 合計33袋でした。 木切れ約10本、発砲スチロール2個
皆さまお疲れ様でした。
(報告:田辺)
戻る