本日(6/29)、香椎浜のイオンに行きましたが、帰りに香椎付近の海岸を見ましたら、
何んと!もういないと思っていたミヤコドリが岩場に3羽いるではありませんか!!
若鳥のようです。カワウもいっしょにいました。
直ぐにカメラを準備するため、一時現場を離れ、再び岩場に戻ったら、ミヤコドリがいません。
しばらく歩いて探しました。
田辺さんも来られて、いっしょに探しました。
ミヤコドリ3羽は牧ノ鼻寄りの岩に移っていました。
そっと近寄って行き、カメラのズームで写しました。
チュウシャクシギ2羽が飛び立ちました。
<ミヤコドリが3羽!越夏か?>
その後シロチドリ1羽もいました。
夏の時季にシギやチドリを見れて、嬉しかったですが、ミヤコドリは越夏するのでしょうか?
過去2回ほどミヤコドリが越夏したことがありますが、その時も主に香椎付近の岩場で見られました。
少し雨模様でしたが、和白干潟ではやはりまだまだ潮干狩りの人が40人ほどいました。
唐原川河口付近では、アオサギ5羽、ヒドリガモ6羽、マガモ1羽、トビ1羽がいました。
香椎海岸のハマボウには、つぼみがたくさんついていました。
開花も近いでしょうね。
(報 告:山本)
◆6/26和白
干潟クリーン作戦
●日 時 : 6/26 15:00〜16:30 小雨
●参加者・・・・・合計22名
キャノンマーケティングジャパン:4名(東京の方1名)、スターバックスコーヒー:4名、
ザ・ノース・フェイス:3名、パタゴニア:1名、守る会:10名
●ゴミ・・・・合計17袋
可燃ゴミ・・・15袋、不燃ゴミ・・・2袋
●観られた鳥・・・残念ながら今回は、雨模様で、ダイサギ、ハシボソカラスしか観ることは出来ませんでした。
●植物観察・・・・ヤマアワの穂、ハマウド、ハマヒルガオ、テリハノイバラ、センダンの新芽、ねむの木の新芽
梅雨に入り、南部九州では豪雨が続いていますが、福岡もやっと梅雨らしくなって来ました。
6月のクリーン作戦では、毎年梅雨の時期で雨に悩むことになりますが、今迄、中止になった事はあまり無く
今年も予定通り実施しました。
朝から断続的に、降ったり止んだりを繰り返していましたが、遠方からの参加予約も有り雨の中待って下さる
方々も有りました。
<作業段取りの説明>
<雨の中の清掃作業>
今、アシ原ではアシの丈が伸び、高いのでは2メートル以上にもなっていて、雨に濡れた一面が緑一色に輝いています。
アシ原の中道横には、今が盛りのヤマアワの穂も沢山の実をつけています。
テリハノイバラ、ハマヒルガオが咲き、ハマウドは、花が終わり実になっていました。
浜辺にはオカヒジキが鮮やかな緑色で根を張っています。
<ヤマアワの穂>
<オカヒジキ>
以前、無残に切られていたセンダンの木や、ねむの木も新芽が大きく育っていて、植物のもつ生命力の凄さに感心し、
嬉しく思いました。
湿地帯から流れた水が溜まり池みたいになって淀んでおり、底なし沼のように足を取られかねず、とても危険なので、
若い人の力を借りて、溜まった水を抜く水路を作り流れをよくしました。
<アシ原に溜まった水を抜く>
<ゴミの仕分けと点検>
傘をさしたりしながら、約1時間清掃することが出来きれいになりました。
雨も止み最後のお茶と観察も無事済ませた直後、一時的に大粒の雨が降り出しました。
<お疲れさまでした!>
参加の皆様雨の中お疲れ様でした、ありがとうございました。
(報告:田辺)
◆6/26 (土) 水質調査と
砂質調査結果
水質調査結果 (測定:重松秀) ・・・・・・・・・・・・・・・当日雨天のため、7/1 (木)に測定
測定場所:海の広場
リン酸イオン(PO4)
: 0.05mg/l
化学的酸素要求量(COD) : 10.0mg/l
亜硝酸(NO2)
: 0.02mg/l
透視度
: 33.5p
砂質調査結果 (測定:山之内)
基点:海の広場前
測定場所:浜辺側10メートル
測定点@ 表層酸化層の厚さ: 3o 還元層の黒色度: 9
測定点A 表層酸化層の厚さ: 3o 還元層の黒色度: 9
測定点B 表層酸化層の厚さ: 2o 還元層の黒色度: 9
測定場所:沖合い150メートル
測定点@ 表層酸化層の厚さ: 5o 還元層の黒色度:11
測定点A 表層酸化層の厚さ: 3o 還元層の黒色度:11
測定点B 表層酸化層の厚さ: 5o 還元層の黒色度:10
(報告:山之内)
和白干潟自然観察会報告
◆日
時:2010年6月20日(日) 9:50〜11:50 小潮 満潮16:44 干潮10:15
◆参加者:ふくおか森の学校「ネイチャーキッズスクール」児童20名(幼児と小学校低学年)と引率者9名
◆案
内:和
白干潟を守る会の自然観察ガイド:2名、カメラ:1名
天候は曇り一時雨。
雨が心配されましたが、曇り空で雨の心配はなさそうです。
海の広場で干潟の話しをした後、2班に分かれて浜辺から鳥の観察をしました。
鳥の観察を始めた時、干潟にはダイサギとハシボソガラスしかいませんでしたが、
それでも子どもたちは鳥を見て楽しそうでした。
<干潟のお話し>
<鳥の観察>
その後、干潟に入り、子どもたちと一緒にゴカイやカニやカイなどを探しながら干潟の観察をしました。
干潟の砂州では望遠鏡でコメツキガニの大群を見た後に実際にカニ掘りをしてたくさん捕まえ、
子ども達は歓声をあげていました。
棒杭のあたりでは沢山のタマシキゴカイの巣穴を見ることができました。
<干潟の生きもの観察>
<ニッコウガイの仲間とタマシキゴカイのフン>
アサリ採りをしている時、雨がふりだしたので一旦浜辺に引き返した後、アシ原にカニ探しに行きました。
子どもたちは生き物を探すのが楽しいようで、私たちと一緒にアシ原に入りアシハラガニやクロベンケイガニなどを
たくさん捕まえました。
<アシ原探険隊>
<ハマヒルガオ>
最後に海の広場前の砂浜で、アサリの浄化実験の結果を見たり、干潟で採集したカイやカニなどを紹介しました。
わずか30分で濁った海水をきれいにするアサリの浄化力には、子どもたちだけではなく、私たちも感心させられます。
<まとめのお話し>
今回の子どもたちは、「ネイチャーキッズスクール」に参加される子どもだけあって、探究心旺盛なグループでした。
また、まとめの話しの中では、以下のような質問がありました。
・小さいクラゲはいるのか
・貝はどのように住んでいるのか
・カニはどのように歩くのか
・和白干潟を守る会では、干潟を守るために何をしているのか
観察された鳥
トビ、ダイサギ(4)、ハシボソガラス、ウグイス(声)、ヒヨドリ
生き物
ゴカイ、タマシキゴカイ、コメツキガニ、マメコブシガニ、アシハラガニ、クロベンケイガニ、ヒメアシハラガニ、
アサリ、オキシジミ、ニッコウガイの仲間、アラムシロガイ、ウミニナ、ホソウミニナ、ヤドカリ、
ミズクラゲ、ハマトビムシ、フナムシ、
海藻
オゴリノ、アナアオサ、ボウアオノリ
植物
ハマヒルガオ、ハマウド、ハマナデシコなど
(報告:山之内)
和白海岸定例探鳥
会 ( 主催:日本野鳥の会福岡 ) 報告
◆日 時:2010年6月13日 −曇り− 9:00〜 12:00
◆コース:和白海岸 − 和白川河口〜塩浜堤防〜五丁川河口〜奈多 −
◆[観察鳥種] 27種 [参加者数] 17人
九州北部は昨日から梅雨に入ったそうです。昨晩は雨が降ったようですが、今朝は曇りです。
夏は水鳥が少ない季節ですが、その中でも大潮の満潮時で最も鳥が見つけにくい時です。
しかしコアジサシやオオヨシキリ、コチドリと鳥を定めて奈多方面に行きました。
和白川も満々と水が溜まっています。ツバメが飛び交っています。
クリークのアシ原からはオオヨシキリの元気な鳴き声が聞こえます。
畑ではヒバリが鳴き続けていました。セッカも鳴いていて、夏らしい鳥風景です。
道端にはツユクサが咲いていました。塩浜堤防上の生垣にはシロツメクサがたくさん咲いていました。
<シロツメクサ>
<探鳥会風景>
トベラの木には実が生っていました。クリークにはバンやカイツブリが見られました。
五丁川河口にはテリハノウバラの花がたくさん咲いています。
カワラヨモギが涼しげな葉をそよがせています。
<カワラヨモギ>
参加者の小学4年生の大地君は生き物が好きで、魚が跳ねたり、死んでいたりするとすぐに見つけてくれます。鳥にも関心があって頼もしいですね。
奈多の畑ではコチドリが鳴いています。クリークにもコチドリとバンとカイツブリがいました。
<コチドリ>
<餌のやり取りをしているモズ>
海上にはコアジサシがやってきました。すぐ近くでも見ることができました。
鳥の少ない時期でしたが、特に最後にたくさんの鳥を見られて、満足できた探鳥会でした。
( 参加者の感想 )
・ オオヨシキリがよく見られた。
・ 名前だけ知っている鳥をたくさん見ることができた。
・ コアジサシが見られてよかった。
・ コチドリが可愛かった。
・ いっぱい鳥が見られた。
・ モズが2羽で餌のやり取りをしているのが見られて良かった。
(報告:山本)
和白干潟自然観察会報告
◆日
時:2010年6月7日(月) 9:45〜11:45 長潮 満潮4:49,18:10 干潮11:40
◆参加者:和白小学校4年生 115名、引率の先生 4名
◆案
内:和
白干潟を守る会の自然観察ガイド:8名、カメラ:1名
天候は時々晴れ間も覗くうす曇り。
115名の児童は4班に分かれ、海の広場の案内板の前で山本さんから20分間の説明を受けました。
<干潟のお話し>
<真剣に話に聴き入る>
続いて8台の望遠鏡で野鳥の観察をしましたが、ダイサギ3羽しか見られなかったのは残念でした。
小学生は慣れてないため、望遠鏡に触ってしまう場合が多く、苦労しました。
見終わった児童が望遠鏡の前に立って妨げになることを、あらかじめ先生に注意し
ておいていただけばよかったと反省。
<望遠鏡で鳥を見る・・中々見えないな?>
アシ原に入り、1班に2人ガイドがついて道々、植物の名前や、カニの穴、野鳥の声など説明して歩きました。
アシなどが顔や手足に触れるため、アシ原歩きは子どもたちには苦手だったようで、カニの穴には興味を示しましたが、
植物や鳥の鳴き声について関心はいまひ
とつでした。
<アシ原を行く>
<テリハノイバラ>
待望の干潟に出ると、子どもたちは歓声を上げ、生き生きと干潟を掘り始め、楽しそうで説明を始めるのに一苦労。
時期的にたくさんの生き物に出
会えて、子供たちは大喜びでした。
カニやアサリ、オキシジミが多く、大きかったのが今回の特徴です。
カニのつかみ方を子どもたちに教えてあげることも必要
だったようです。
<生きもの観察>
<収獲>
干潟で採ったアサリを入れた容器と海水だけの容器を比べる浄化実験に、子どもたちは目を見張り、
説得力のあるものでした。
まとめの話では、
・クロツラヘラサギの数はなぜ、少なくなったのか
・和白干潟を守っていくためにはどうしたら良いか
・和白干潟を守る会は
どんな活動をしているか
などたくさんの質問が出され、地元にある和白干潟に改めて関心をもってくれたことがよくわかりました。
大人数の児童たちに説明するため、今回から山本さんが携帯マイクを使い、効果がありました。
●観察された鳥:ダイサギ、オオヨシキリ(声)、ウグイス(声)、ヒヨドリ、ムクドリ、トビ、ツバメ、ハシボソガラス
●植物:ハマヒルガオ、テリハノイバラ、ハマウド、ハマニンニク、ハマエンドウ、ハマダイコン、ヒメジョオン
●カニ (マメコブシガニ、コメツキガニ、アシハラガニ、ケフサイソガニ、クロベンケイガニ、ヒメアシハラガニ
アカテガニ)
●貝
(ソトオリガイ、オキシジミ、アサリ、サルボウ、マガキ、アラムシロガイ、ホソウミニナ、ウミニナ、ニッコウガイの仲間)
ヤドカリ、フジツボ、ハマトビ
ムシ
●ゴカイ (タマシキゴカイ、イトゴカイ、スゴカイ)
●クラゲ (ミズクラゲ、アカクラゲ)
●海藻:オゴノリ、ボウアオノリ、アナアオサ
(報告:今村)
◆6/6 ラブ
アース・クリーンアップ
●日 時 : 6/6(日) 9:30〜11:30
●参加者・・・・・合計184名
・団体
JA福岡東部(豊穣会) : 73名
NPO福岡すまいの会 : 25名
福工大附属城東高校 : 53名 (内、先生8名)
スターバックスコーヒー : 15名 ・・・(定例のクリーン作戦にも毎回参加)
和白干潟を守る会 :
11名
・個人 一般
: 3名
● ゴ ミ・・・・合計190袋
〔燃えるゴミ
(木の葉や紙など)〕
: 82袋
〔発泡スチロール、ペットボトル、プラスチックフィルム〕 : 72袋
〔空き缶 (アルミ缶やスチール缶、スプレー缶など)〕 : 34袋
〔麻 袋
(燃えないゴミや割れたガラスビンなど)〕 :
2袋
●観られた鳥・・・・ダイサギ、ムクドリで、オオヨシキリが盛んに鳴いていました。
「ラブアース・クリーンアップ 2010」参加の和白干潟クリーン作戦が行われました。
9:00 受付開始
9:30 「市長のメッセージ」代読後に一斉に海岸の清掃が実施されました。
守る会の呼びかけで、今年は参加者が多く有り、和白干潟は大勢の人出により、
短時間できれいになりました。
今回は嬉しいことに、企業など団体の参加が多く遠方からも来て下さいました。
<ラブアース・クリーンアップ(1)>
<ラブアース・クリーンアップ(2)>
約1時間余りを 広場前〜アシ原〜唐原川河口右岸〜干潟〜和白4丁目のアシ原まで
広範囲で清掃する事ができました。
今回の参加者数は184名でしたが、
クリーン担当になってから約5年、今迄で最多の参加者でした。
記念撮影の後に、お茶とお菓子を味わいながら、参加された感想などを聞き、
和白干潟守る会からは通信とリーフレット一式をプレゼントしました。
<記念写真>
今回は和白干潟清掃に、ボーイスカウト福岡23団の父兄共で約20名の方も
別グループとして参加しておられました。幼稚園児位の子も数名見られました。
参加の皆様ありがとうございました。お疲れ様でした。
( 報告 : 田辺 )
戻る