《韓
国グループ19名の和白干潟案内と交流会報告》
◆日
時:2010年12月28日(火) 12:45〜15:30
◆場
所:和白干潟ときりえ館
◆参加者:
韓国側・・・韓国の「青少年湿地研究大会」で受賞した高校生6名と中学生2名、教員2名、
(社)環境教育センター3名、韓国海洋環境管理公団2名の以上15名
日本側・・・北九州インタープリテーション研究会3名と曽根干潟を守る会1名
以上19名
◆ガ
イ ド:和白干潟を守る会3名
◆天 候:小雨、時おり晴れ間。そして強風
12月28日(火)は寒い日で、韓国インチョン空港からの飛行機が雪のため遅れ、予定より到着が遅くなりました。
当初は和白干潟の次に出水のツルを見学に行く予定でしたが、鳥インフルエンザ発生のため中止になり、和白干潟に
予定より長く滞在することになりました。和白の後は水俣に行くそうです。
当日は寒い上に悪天候でした。強風で雨が降ったかと思えば晴れ間が出たりと落ち着きません。
韓国の皆さんが到着した時には雨が上がっていましたので、先に和白干潟の見学に行きました。
しかし歩いている内に小雨が降りだしました。海の広場では強風のために前に進めないほどでした。
海は白波が立っていました。満潮に近く砂洲が少しだけ残っています。
<強風の下、バードウオッチング>
<参加者全員で記念撮影>
こんな強風の日には湾奥の河口などに鳥たちは避難していますが、砂洲に少しだけ淡水ガモたちがいました。
そこに風に吹かれてクロツラヘラサギ6羽が飛んできて、舞い降りたのです。
何だか韓国の皆さんを歓迎して来たような気がしました。
元気をもらって広場の南端の看板まで行き、渡り鳥と植物の説明をしました。
アシ原入り口まで案内して、ウラギクやハマサジやハマニンニクを紹介しました。
きりえ館に戻り、2階のギャラリーのきりえを鑑賞してもらいました。
そのあと1階でパワーポイントを使って、和白干潟の自然と和白干潟を守る会の活動の紹介をしました。
<きりえ館ギャラリーできりえ見学>
<和白干潟や会の活動説明>
そして「北九州インタープリテーション研究会」3人と「曽根干潟を守る会」1人による布絵の干潟のお話がありました。
布絵で作った干潟のスクリーンを2人で持って、登場する手作りのカニや鳥たちを出して貼り付ける人、お話をする人で
共演した楽しい曽根干潟の四季の様子のお話でした。
引き込まれるようなすばらしさでした。登場した布人形のクロツラヘラサギを1羽プレゼントされました。
<会の活動報告に聴き入る訪問者たち>
<寸劇を披露してくださいました・・>
高校生や中学生は湿地の動物などの研究発表をした人たちで、タニシや湿地植物などを研究したそうです。
「青少年湿地研究大会」で受賞したご褒美に国からの費用で環境を学びに来たそうです。
悪天候の和白干潟でしたが、住んでいるソウル付近はもっともっと寒いそうです。
鳥インフルエンザや口蹄疫が韓国でも流行っているそうです。
韓国の子どもたちが環境について関心を持った大人に育っていってほしいと思いました。
韓国の仮面飾りや韓国海苔をお土産にいただきました。カンパも少しいただきました。
海苔につきましては食べ物なので、お世話した3人で分けました。
寒い中、お疲れ様でした。
(報告:山本)
この冬一番の冷え込みとなりましたが、今年も和白干潟を守る会の望年会が楽しく開かれ
ました。
●日 時:2010年12月24日(金) 18:00〜21:00
●場 所:事務所(きりえ館)
●参加者:14名
17:00から皆で準備をしました。
望年会は河上さんの進行で始まりました。
山本代表の開会の言葉で、今年は後半になって大きな表彰が続き、嬉しい年になりました。
クリーン作戦では、企業からの参加も多く、新聞等を通して守る会を全国的にPRすることが出来たこと、
秋にはミヤコドリが8羽来てくれたことや、干潟まつりでは、去年に続きラムサール宣言を出すことが
できたこと、福岡市長に保全の提案をしたことなど、多彩で有意義な1年でしたと挨拶がありました。
続いて山下さんが乾杯の音頭を取り、目の前の会員の皆さんの心のこもった手作りの料理や
差し入れの食べもの、飲みものに舌鼓を打ちながら、来年に向けての抱負と守る会との係わりなど、
参加者一人ひとり自己紹介をしました。
<かんぱ〜い!>
<ご馳走を前に>
今回の望年会には、二人の新しい顔ぶれの参加がありました。
一人は北九州市若松区から安武さん、もう一人は、あすみんを通してクリーン作戦に参加してくれている
池田さん(九州産業大学生)です。
安武さんは若松の学術研究都市近くのご自宅の土地が再開発されようとして自然が破壊されつつある
現状に危機感を募らせていることなど話され、又池田さんは初回ながら、10大ニュースを模造紙に書き
上げるなど、二人ともすっかり守る会に打ち解けて、楽しまれている様子でした。
次に、参加者からの発声で「今年の10大ニュース」を挙げました。
1.大きな表彰を2つ頂いた。
2.企業から多くの支援を貰った。
3.クリーン作戦の参加者が3倍になった。
4.今年もミヤコドリが8羽飛来した。
5.国際生物多様性年「COP10」に英文パネルで参加。
またこれを記念するイベント「夏のアシ原を歩こう!」、「和白干潟まつり」を開催
した。
6.外部講演を3回実施。
7.事務局再編成
8.「博多湾・和白干潟保全の提案」を福岡市長に出した。
9.和白干潟まつりが22回目を迎えた。
10.和白干潟まつりで「ラムサール宣言」を出した。
11.ホームページが充実した。
この中から、
「2010年5大ニュース」を
選び、和白干潟通信97号に掲載することにしました。
1.大きな表彰を2つ受けた。
2.企業から多くの支援を貰った。
3.クリーン作戦の参加者が3倍になった。
4.「博多湾・和白干潟保全の提案」を福岡市長に出した。
5.国際生物多様性年「COP10」に英
文パネルで参加した。
「皆で歌おう」では山本さんの声に合わせ、ようこそ和白干潟へ、ミヤコドリ、和白の春、あゝもみの木、
などを皆で楽しく大きな声で歌いました。
「マジック」は「和白干潟」「自然のつながり」、「お絵かきマジック」などが披露されました。みんな拍手喝采。
「ハンドベルを使っての合奏」は、みんな童心に還って真剣な表情でした。
「オークション」では、山之内さんの司会で皆さんからの寄付の品々を、次々に競り落とし、大いに盛り上がり
ました。オークション結果は6,820円でした。
<和白干潟は一日2回潮の満ち干があるんです・・>
<みんな揃って!>
最後に山本さんから出題で「3択クイズ」があり、クリスマスプレゼントがありました。
山本さんのユーモラスな珍クイズにみんな大笑いをしながら、アトラクションを締め括りました。
山之内さんが閉会の言葉を述べて楽しかった望年会を終わりました。
今年も参加者の皆さんから、たくさんの差し入れを頂きました。ありがとうございます。
早くから準備をして下さった皆さん、参加して下さった皆さん、どうもありがとうございました。
今年のこの好調な守る会の活動を、さらに来年へと繋げて行きたいものです。
(報告:平山)
2010年冬期シギ・チドリ調査1回目を行いましたので報告します。
1.今津では12/5(日)午前中に調査を行いました。
タゲリ17羽、アオアシシギ18羽、ホウロクシギ4羽など、8種131羽がカウントされました。
他にはクロツラヘラサギ32羽、ヘラサギ1羽、ズグロカモメ4羽が観察されました。
2.博多湾東部では12/19(日)午後に調査を行いました。
シロチドリ94羽、ハマシギ336羽、ミユビシギ249羽など、9種706羽がカウントされました。
他にはクロツラヘラサギ12羽、ズグロカモメ1羽、ミサゴ3羽、カンムリカイツブ
リ7羽が観察されました。
<ハマシギ・ミユビシギの群れ>
<イソシギ・・・・五丁川河口護岸付近にて>
<餌のゴカイを捕獲したイソシギ>
博多湾東部の和白海域や香椎海岸や名島海岸では、潮干狩りや磯遊びや観察会の人が57名いました。
香椎海岸では人工島につなぐ人道橋工事のために海岸の岩場を埋め立ててしまい、シギやチドリの餌場が
減ってしまいました。
今日は香椎海岸ではシギやチドリは1羽も観察されませんでした。
雁ノ巣の樹林帯の一部が宅地造成のため開発されました。
和白海域と香椎海域ではウエイクボードのモーターボートや水上バイクが何度も通っていました。
和白海岸と雁ノ巣海岸ではアオサが沿岸に堆積して腐っており、臭いがしていました。
私は和白干潟で久しぶりにハマシギの中に混じっているたくさんのミユビシギに出会い、嬉しかったです。
ハジロコチドリ2羽やダイゼン5羽もいて、数えるのが大変で嬉しい悲鳴でした。
またツクシガモが1羽もいませんでした。今冬はどうしたのでしょう?
調査参加者は9名でした。
調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。
(報告:山本)
12月18日和
白干潟
クリーン作戦と自然観察報告
◆12/18
(土)の和白干潟クリーン作戦と自然観察報告
●日 時 : 12/18 15:00〜17:00 晴
● 参加者 : 合計25名
スターバックスコーヒー:8名(内6才、7才)、
一般参加:4名(内1名あすみんより)、和白干潟を守る会:13名
●回収ゴミ : 合計・・・129袋
○アオサ:1,220kg(ゴミ袋換算=120袋)
アオサ内訳:プラスチックカゴ・・36×30kg =1,080kg
ソリ・・・・・・・・・・・・・7×20kg = 140kg
1,220kg
○人工ゴミ:可燃ゴミ・・8袋、不燃ゴミ・・1袋
●観られた鳥・・・・・・・・ミヤコドリ:8羽、クロツラへラサギ:4羽、ダイゼン:5羽、ダイシャクシギ:2羽、
シロチドリ:10羽、ウミアイサ:4羽、スズガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、マガモ、
ヒドリガモ、オナガガモ、アオサギ、ダイサギ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、
コゲラ
●植物観察・・・・・・・・・冬枯れのアシ原、ウラギクの綿毛、ナンキンハゼの白い実、マサキのはじけた赤い実、など
和白干潟の様子は、先月とあまり変化が感じられ無いようでしたが、
冬枯れのアシ原にも、ウラギクの丸いふわふわの綿毛が可愛くて目立ちます。
ナンキンハゼの白い実と、マサキのはじけた赤い実がとても誇らしげです。
<マサキの実>
鳥では、カモ達の他にもシギ、チドリが飛来しています。今日も観察することが出来ました。
クリーン作戦では、浜辺には、相変わらず沖のアオサが打ち寄せており、今も港湾局指定業者がアオサ除去を
行っています。
<作業手順の説明>
<アシ原に打ち寄せたゴミを集める>
唐原川河口右岸には、アシの根元に打ち寄せられ絡み付き、表面は白く乾き下はヘドロの状態です。
その場所から、ゴミ置き場まで距離がかなりあり、運ぶのも一苦労です。
カゴをソリ、一輪車、リヤカー等に載せて運びます。
<ソリでアオサを運ぶ>
<子どもたちも手伝ってくれました>
今回は企業の参加も少なく、スターバックスのお子達も頑張っていました。とても感心です。
作業が終った後は、鳥を観察したり、お茶を飲んで歓談しました。
<バードウオッチング>
<夕陽を浴びて記念撮影>
最後に、本日のゴミの回収状況や、水質等調査結果の報告がありました。
初めて参加の方には感想を聞き、守る会のリーフレット、写真絵葉書を渡し、記念撮影をしました。
参加の皆様、有難うございました。お疲れ様でした。
( 報告 : 田辺 )
水質調査結果 (測定:重松秀)
測定場所:海の広場
リン酸イオン(PO4)
: 0.01mg/l
化学的酸素要求量(COD)
: 5.0mg/l
亜硝酸(NO2)
: 0.02mg/l
透視度
: 35.0p
砂質調査結果 (測定:山之内)
基点:海の広場前
測定場所:浜辺側 10メートル
測定点@ 表層酸化層の厚さ: 4o 還元層の黒色度:10
測定点A 表層酸化層の厚さ: 3o 還元層の黒色度:10
測定点B 表層酸化層の厚さ:12o 還元層の黒色度:10
測定場所:沖合い 150メートル
測定点@ 表層酸化層の厚さ:13o 還元層の黒色度: 9
測定点A 表層酸化層の厚さ:20o 還元層の黒色度: 9
測定点B 表層酸化層の厚さ:22o 還元層の黒色度:10
( 報告 : 山之内 )
《韓国グループ16名の和白干潟視察報告
》
◆日
時:2010年12月17日(金) 14:30〜16:30
◆参加者:「韓国グリーン慶南21推進協議会」の委員16名
◆場 所:和白干潟ときりえ館
◆守る会ガイド:2名
◆天 候:雨
時折氷雨が降る寒い日でした。
韓国から低炭素社会に向けて北九州市や福岡市の環境を学びに来られた16名のグループに、
和白干潟の案内をしてから、きりえ館でお話や交流をしました。
和白干潟ではシギたちやカモたちを見てもらいました。
<小雨の中の野鳥観察>
ミヤコドリは残念ながらいませんでした。
少し前にハングル名のついた鳥図鑑リーフレットを皆の協力で作っていたものが、役に立ちました。
リーフレットを皆さんに配布しました。
きりえ館では、2階のきりえ作品を見てもらってから、1階でパワーポイントを使って和白干潟の自然や
守る会の活動を話しました。
<きりえ館2階 きりえ作品と記念撮影>
<和白干潟の自然と守る会の活動など紹介>
かつて韓国に何回も行って干潟の調査や交流をしたこと、きりえ展も韓国で開催してもらったことなどを
話しました。
今回の和白干潟視察はその時に取材をしてくれた国際新聞の記者だった金海蒼さんの企画で実現しました。
金さんは4年前にも他のグループといっしょに和白干潟を訪れています。
最後に私のギター伴奏で「ミヤコドリ」を合唱しました。おみやげに韓国の焼酎をいただきました。
守る会の望年会で皆で飲みましょうね!
今回のように韓国の人たちにも、和白干潟が伝わって、どんどん広まっていってほしいですね。
(報告:山本)
和白海岸定例探鳥
会 ( 主催:日本野鳥の会 福岡 ) 報告
◆日
時 : 2010年12月12日(日) − 晴れ −
◆コース : 和白海岸 ―
和白海岸〜海の広場〜アシ原〜砂洲 ―
◆[観察鳥種] 44種 [参加者数] 30人
朝の下見では、和白干潟は干潮時で、ハマシギ・ミユビシギ・シロチドリの混群で
約800羽が干潟に降りて採食中でした。ミヤコドリやダイシャクシギもいました。
これから満ちてくる潮でしたので、海の広場方面に行くことにしました。
集合地の和白公園の桜の木々は葉を落としていて、シジュウカラが虫を食べに来ています。
寒いという予報でしたが、暖かい日よりで良かったです。
<今日のコース説明>
<探鳥会光景>
和白干潟では朝いたハマシギの大群はもう姿を消していて、残念でした。
しかし干潟の先の水際には様々な淡水ガモたちがいて、沖合いには海ガモたちがいて、あきることはありませんでした。
カンムリカイツブリやウミアイサの姿もあります。
しばらくは大量のアオサが積もった海岸で探鳥をしました。
ミヤコドリは分かれて8羽、ツクシガモは今期初めて見ました。8羽が並んで浮かんでいました。
今冬の飛来は少し遅かったです。
アオサの清掃がされた沿岸を歩いて、海の広場へ向かいました。
途中の家の木々にメジロが鈴なりにいました。ジョウビタキもいました。冬は鳥が多くて楽しいですね。
今回の探鳥会にはオランダの方が参加されていて、鳥の英語の勉強になりました。
カーリュー、オイスターキャッチャー、ピンテイルなど、英文のリーフレットを見ながら話しました。
<Welcome!ようこそ和白干潟へ!>
海の広場で見ていると、クロツラヘラサギが音もなく増えていきます。2羽から最後には4羽になっていました。
遠くのスズガモの中にはホオジロガモがいて、人気でした。
ホシハジロも多くいました。
ミサゴが杭の上で生きて動く大きな魚をむしって食べていました。
途中で2羽のトビに襲われて逃げ出し、魚を落としたのです。
その後ミサゴは今度は2羽に増えて、また杭の上で魚を食べていました。
<大きな魚を捕獲したミサゴ>
<ミサゴの獲物を横取りしようとするトビ>
海の広場の南端にある鳥の看板を紹介して、遠くシベリヤやロシア方面から渡り鳥が来ていることを説明しました。
植物の看板も紹介しました。
紫のハマシオンの花がちょうど白い綿毛になっていて、アシ原にたくさんありました。
アシ原の中を歩きながら、センダンの葉痕のサルの顔を虫眼鏡で見てもらったり、カニの大きな巣穴を紹介しました。
<ハマシオン(ウラギク)の綿毛>
<センダンの葉痕・・おサルの顔に見えるかな>
砂洲に出たら、やはり気配で近くにいたヒドリガモたちの群れがザーと飛び立ってしまいました。
唐原川河口付近にはヨシガモが多く見られました。
しばらく砂洲付近の砂浜で観察してから鳥合せをしました。
<鳥合せ・まとめ>
今日は北九州から4名の参加者もありました。
おだやかで楽しい観察会でした。
( 参加者の感想 )
・ミヤコドリが見られて良かった!
・クロツラヘラサギを初めて見た!
・ヨシガモがたくさん見られた。
・ダイシャクシギの長いくちばしがすてき!
・ツクシガモが美しかった!
・ミサゴが生きた大きな魚を食べていた。
( 報告 : 山本 )
《和白干潟自然
観察会》
◆日
時:2010年12月1日(水) 10:00〜12:30
若潮 満潮18:01 干潮11:36
◆参加者:ちどり保育園くじら組(年長組)39名と先生2名、保護者2名、カメラマン1名
◆場 所:和白干潟・海の広場
◆和白干潟を守る会の自然観察ガイド:4名、カメラ:1名
◆天 候:快晴
12月1日(水)、午前10時から12時30分まで、ちどり保育園くじら組39名と先生2名、保護者2名、
カメラマン1名の観察会でした。
<干潟のお話し>
<干潟の生きもの観察>
快晴で暖かくて保育園児にとって楽しい観察会になりました。
逆光でミヤコドリは見えにくかったのですが、シロチドリ、カモ類、ダイシャクシギなどは近くで見ることができました。
<アサリ貝、どこかなあ>
<鳥の観察>
アサリが多くいて浄化実験もうまくいきました。
「アオサが多いのはどうしてですか」と質問したり、とても面白く楽しかったと感想をみんな言ってくれました。
夢中でスコップを置き忘れる子もいて、今後の注意事項ですね。
カキの貝殻やハマシオンの実がついた枝を大事にお土産にした子もいました。
引いた干潟に出てゆっくりと生き物や水鳥の観察をしました。
乾いた干潟には、ヒドリガモやシロチドリの足跡が無数に見られました。
帰りはアシ原の中を通り秋の植物の様子を観察しました。
<砂上の芸術(カモの足跡)>
<アシ原探検隊>
<ナンキンハゼの実>
次回からは貝殻は持って帰って思い出の工作用にできるようにしたいね、と反省会で話し合いました。
◆観察された鳥 :
ミヤコドリ(6羽)、ダイシャクシギ(3羽)、ミサゴ(2羽)、ダイサギ(2羽)、アオサギ、カワウ、
カンムリカイツブリ、ハマシギ、シロチドリ、ウミアイサ(5羽)、ヨシガモ、スズガモ、
マガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ツグミ、ヒヨドリ、スズメ、モズ、ハシボソカラス
◆観察された底生生物 :
コメツキガニ、マメコブシガニ、オサガニ、アサリ、オキシジミ、ソトオリガイ、ホトトギスガイ、
アラムシロガイ、ウミニナ、ホソウミニナ、ヤドカリ、オオノガイの稚貝、マテガイの殻、
ヨコエビ、ゴカイ、
その他:アオサ、オゴノリ
◆観察された植物 :
・植物の実・・シャリンバイ、クコ、ノイバラ、マサキ、ナンキンハゼ、ハマシオン、アシ
・紅葉・・・・ハゼ、ナンキンハゼ
・植物の花・・ハマシオン、ハマナデシコ
・植物の葉・・ハマエンドウ、ハマヒルガオの緑色の葉がいきいきしていました。(アシ原の中)
( 報告 : 河上 )
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