最近の和白干潟

2020年7月

和白干潟のクリーン作戦と自然観察 報告(7月25日)

定例探鳥会報告 和白海岸(7月12日)

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和白干潟のクリーン作戦と自然観察 報告

                                               田辺スミ子

   ●日 時:7月25日(土)15:00~16:40
  ●参加者:22名 一般10名(大東建宅(株)5名、NPOレインボーフッシュ1名、西日本シティ銀行4名)守る会12名
  ●回収ゴミ:59袋:可燃ゴミ58袋(アオサ:9袋、草葉類:28袋、ペットボトルなど人工ゴミ:21袋)不燃ゴミ1袋  (マスク:10枚)
  ●粗大ゴミ:畳1畳大の板 1、半分の板1枚、駐車禁止看板1、ラスチックケース1、18ℓポリタンク1、流木:10、竹:10、切り株&角材:4、木の枝等約30
  ●観られた鳥:ミサゴ1羽、トビ1羽、カルガモ3羽、スズガモ5羽、ダイサギ5羽、アオサギ9羽、コサギ7羽、カワウ2羽、

                                        

  今日は13時頃に雨が降りだしましたが一時間ほどで止み、クリーン作戦が始まる15時頃には薄日も差して来ました。
  今回のクリーン作戦も、先月同様に潮が引いておらず、最初は空き地の駐車場から回って、ゴミ回収場所までリヤカー、一輪車、ソリ等でゴミを運びました。
  クリーン作戦が終わる頃になると潮もだんだん引いてきて、干潟の上を通れるようになりました。

     

  今回、初めて参加された建築関係の若人5名の参加が有り、重たい物をリヤカーや一輪車等、率先して運んで下さって本当に助けられました。
  西日本シティ銀行の方もコロナ禍の中でも参加して下さり、本当に有り難く思いました。大雨上がりで風も強かったので、流木や、竹、草木、板、枝等大量に打ち上げられていました。

                             

  実質作業は約1時間余りでしたが、海の広場付近はすっかり見違えるように綺麗になりました。「何回も重たいものを運び疲れました。」との声も聞きました。

                

  飲み物やマスク持参で参加して頂きました。本日の成果報告や感想などを聞き、最後に記念写真を撮って散会しました。参加の皆様お疲れ様でした。有難うございました。

                             

  和白干潟や、後背地、海の広場周りには、沢山の生き物が活発に活動をしています。
  ウミニナ、カニ、潮が引くと砂の上には、沢山のコメツキガニ、アシ原の周りには、アシハラガニ、クロベンケイガニ、唐原川河口には、沢山のハクセンシオマネキが観られます。

                             

  ウスバキトンボ、草の上にはバッタなどの小さな生き物も多く、植物ではヒトモトススキが穂をだしています。周りにはシロバナサクラタデの花や、広場前にはハマボウの黄色い花、ハマゴウも紫の花を沢山付けています。

     

  砂洲には、ツルナの小さな黄色の花や、ネムもまだ咲いています。アシ原中道には、ハマユウ、ハマナデシコの花が咲き、後背林も緑が濃くなり、アシも大きく伸びて穂を出し始めました。

     

  ハママツナも大分大きくなりました。牧ノ鼻のハマボウの大きな群落地に、ハマボウの花がたくさん咲いているのが望遠鏡で見えました。

                                        

  ゴミ置き場の端では2羽のアオスジアゲハが水を飲んでいました。セミも負けずに大きな声で鳴いていました。元気な夏の和白干潟の自然は素晴らしいですね。



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定例探鳥会報告 和白海岸

                                (山本 廣子)

    ★新型コロナウイルス感染防止のため中止となりましたが、お世話係3名で分かれて和白海岸を観察して野鳥を記録しました。

   2020年7月12日 -雨-
   ① 山本廣子と南のり子:雁ノ巣海岸→奈多護岸→五丁川河口→和白川河口→海の広場
   ② 田辺スミ子:唐原川河口→海の広場
  【観察鳥種】31種
  【担当者】 山本廣子、田辺スミ子、南のり子

  天気予報では曇りでしたが、小雨で途中から雨がひどくなりました。集合地には2名行きましたが、一般参加者はありませんでした。田辺さんは唐原川河口から、南さんと私は雁ノ巣海岸から、それぞれ観察を始めて途中で会う予定でした。
  和白川河口付近で田村さんと会いました。観察記録を送ってもらうことにしています。干潮時ですが小潮で干潟は少ししか出ていませんでした。
  奈多護岸付近では廃船にカワウが止まっていました。護岸の道ではシャリンバイの実が生っていました。雨の季節で、草むらにはキノコがいくつも立っていました。五丁川河口の道ではハマナデシコの花がたくさん咲いていました。
  
     

  五丁川のカネンテではオオヨシキリが観察されました。和白川河口の道ではトキワススキの穂が出そろっていました。鉄塔ではハヤブサやミサゴが観察されました。
  
     

  海の広場近くではハマゴウの花が満開でした。またハマボウの花が美しく咲いていました。今夏は早くからアオサが流れてきています。浜辺を歩くとアオサを踏んで滑ります。
  ハシボソガラスが干潟でオキシジミを獲って、岸辺のコンクリートに落としてたくさん割っていました。

               

  唐原川河口ではアマサギが16羽並んで佇んでいました。毎年、移動中のアマサギが干潟に立ち寄って行きます。アマ色が美しいですね。マガモ5羽とスズガモ5羽が観察されました。越夏するのでしょうか。
  カルガモも増えて21羽いました。唐原川河口干潟ではハクセンシオマネキが出ていました。今回は雨に濡れて充分に観察できませんでした。

     


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