和白干潟まつりはお疲れ様でした。
新しい企画
「和白干潟まつりラムサール宣言」も出せて、ホッとしています。
多くの講師やイベント担当の方々のご協力もあり、出店者も多々趣向を凝らして楽しいおまつりが
できたと思います。
私は年1回の再会の方がたくさんいらして下さって、とても嬉しかったです。
準備から最後の片付けまで和白干潟を守る会や生協スタッフのチームワークも良く、有意義な一日でしたね。
雨も終わりころまで待っていてくれました。
今回は久しぶりに取材が多かったです。朝日・西日本・毎日新聞とKBCTV の取材がありました。
KBCTVは当日午後4時ころのニュースで放映されたそうです。
新聞は、各紙とも、翌日11月30日の朝刊に「和白干潟まつり」の記事として掲載されました。
(山本)
あやぶまれた天気も気にならないくらいになり、各所スタッフ一同、9時に集合しました。
テントも組み立てられ、11時には模擬店もそれぞれに出来上がり、まつりの雰囲気が高まって来ました。
11時きっかり、まつりの開会宣言とともに、いよいよ「第21回和白干潟まつり」の始まりです。
<福岡市長メッセージ代読>
数多く立ち並んだ望遠鏡は、低くセットされたのも多
数あり、多くの子供さんたちも大人たちもワイワイ言いながら、
ミヤコドリ9羽をしっかりと観察できたことでしょう。
<バードウオッチング>
<ネイチャーゲーム>
<干潟の生き物観察>
<植物観察>
<コンサート>
<コーラス>
<子ども劇場>
<マジックショー>
ネイチャーゲーム、
干潟の生き物観察、植物観察も参加者多く、ステージでのミニシアターやコンサート、マジックショーも
長椅子に腰掛けての見物になりました。
子供さんも年とった方々も、
ゆったりと楽しめたのではないでしょうか。
<バザー>
<写真展>
まつりでは、各お店が思い思いの展示物や手作りの品物や、食べものを提供してくれまし
た。
参加者はそれぞれが興味あるお店を覗いたり、食事をしながら楽しんでいました。
<一言アピール>
<手をつないで>
各人がそれぞれの思いを一言アピールで訴え、みんなで手をつないで、海に向かって気持ちを投げかけました。
その後は、みんなでアシ原に堆積したアオサやゴミを拾い、干潟をきれいにしました。
<アシ
原の清掃>
<ラムサール宣言>
<閉会のことば>
ラムサール宣言が読み上げられ、まつりも終わり近くなった頃、ぽつりぽつ
りと雨が落ちて来ました。
まつりの参加者は、400名余りでした。
皆様お疲れ様でした。
(田中貞)
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吉田福岡市長のメッセージ
「第21回和白干潟まつり」の開催にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
「和白干潟まつり実行委員会」の委員の皆様をはじめ、参加者の皆様におかれましては、日頃から干潟の
清掃活動など、
博多湾の環境保全活動に熱心に取り組んでいただき、厚くお礼申し上げます。
本市におきましても、この和白干潟を含めた博多湾の環境保全について、平成20年1月に策定した
「博多湾環境保全計画」
に基づき、将来像「生物が生まれ育つ博多湾」の実現に向け、各部局が連携し様々な
施策を進めているところでございます。
特に、この和白干潟や今津干潟は、多様な生物の生育・生息の場として重要であると考えておりますが、
干潟の環境保全の
取組につきましては、行政だけでなく、市民の皆様との共働・連携が必要でありますことから、
今後も皆様のご理解・ご協力を
よろしくお願いいたします。
最後に、本日の「和白干潟まつり」を通して、今まで以上に自然環境保全の取り組みの輪が拡がっていくことを
祈念いたし
まして、私の御挨拶とさせていただきます。
平成21年11月29日
福岡市長 吉田 宏
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今、和白干潟では沢山のカモたちでとてもにぎやかです。
観ていると飽きることが有りません、色んな様子を観察する事が出来ます。
アシ原では、ウラギクの綿毛が丸くなってとても可愛いですよ。アキグミやマサキ、クコ、ノイバラの実が
赤く熟ていて、色付き始めたせんだんの大きい実が、みごとにみのっています。
<
ウラギクの綿
毛>
<港湾局によるアオサ清掃あと>
クリーン作戦では、本日も大勢若人の皆さんに団体で参加頂き嬉く思います、又助けられています。
海の広場前は、港湾局の動力によってアオサをすっかり清掃されてたので、アシ原を中心に行いました。
<アシ原の清掃>
<ソリ運び>
明日の干潟まつりの為に海の広場会場整備と、アシ原〜唐原川河口付近の砂州迄と
2班に分かれて広範囲に清掃することが出来ました。干潟まつりが楽しみです。
<ホッと一息>
<全員集合!>
参 加 者 ・・・・ スターバックス・・13名(子供、2名) 可燃ゴミ・・・28袋と
HELLYHANSEN博多・・1名 不燃ゴミ・・・・2袋(人工ゴミ+電化製品1個)
THENORTHPACEストア福岡・・5名 ソリ
・・・・38回×2=76袋
麻生公務員専門学校生・・9名 一輪車
・・・・・3回×3=9袋
守る会・・14名 合計・・・・・・115袋
一般参加・・7名
(ソリ、一輪車は主に自然ゴミ)
参加者
総数・・・・49名
粗大ゴミ・・・マットレス・・1個 布団・・2枚
観られた鳥・・・ミヤコドリ9羽、ダイシャクシギ、クロツラヘラサギ、ミサゴ、ハクセキレイ、ウミネコ、
ツクシガモ、マガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、(カラス)
鳴声で ウグイス、ヒヨドリ
帰り際に、西に沈むとても大きくて真っ赤な太陽を見る事が出来ました。
参加の皆様お疲れ様でした、ありがとうございました。
(報告:田辺)
11/28の水質調査と砂質調査結
果
水質調査結果
測定場所:海の広場 リン酸イオン(PO4):
0.08mg/l
化学的酸素要求量(COD):5mg/l 亜硝酸(NO2):
0.1mg/l
透視度: 45.0p
砂質調査結果
基点:海の広場前
測定場所:浜辺側10メートル
測定点@ 表層酸化層の厚さ:11o 還元層の黒色度:9
測定点A 表層酸化層の厚さ:19o 還元層の黒色度:8
測定点B 表層酸化層の厚さ:20o 還元層の黒色度:9
測定場所:沖合い150メートル
測定点@ 表層酸化層の厚さ:15o 還元層の黒色度:12
測定点A 表層酸化層の厚さ:16o 還元層の黒色度:13
測定点B 表層酸化層の厚さ:13o 還元層の黒色度:12
※浜辺、沖合と
も表層酸化層の厚さは十数oあり、厚くなっています。
(報告:山之
内)
11月8日(日)
和白海岸定例探鳥会報告
定例探鳥会(主催:日本野鳥の会福岡支部)報告
和白海岸 − 和白川河口〜堤防〜五丁川河口〜奈多 ―
2009年11月8日 −晴れ−
[観察鳥種] 51種 [参加者数] 32人
集合場所の桜もみじが秋の朝日に映える中、探鳥会は始まりました。
<桜の紅葉>
<全員集合!>
今日は干潮で五丁川奈多方面のコースです。和白川に到着すると、ヒドリガモが群れで休んでいます。
我々の姿に気づくとかわいらしい声で警戒を始めました。
その手前ではジョウビタキが綺麗なオレンジ色をして楽しませてくれます。
河口から干潟方向を見ますと、ハヤブサが現れました。縦縞ですので幼鳥です。
先月の個体と同一のものでしょうか。大人になると横縞(邪ま)になるのだ、という冗談も聞かれました。
遠くの海上には、スズガモが群れていたりカンムリカイツブリが浮いたり潜ったりしています。
手前にはマガモやオナガガモがいて、セグロカモメも一羽いました。
<ジョウビタキ>
<アシの穂>
クリークのアシには穂が出揃い、ホクホクのフクロウのようです。
クリークには常連のバンやイソシギのほかにツリスガラが現れました。
以前、唐の原川の河口で見た時は大群だったので見つけることができましたが、
今回は二羽だけで、結局自力では見つけ出せませんでした。
修練を積まないといけません。
<バン> (クリークにもアオサが・・)
<イソシギ>
干潟沿岸やクリークにはアオサがたくさん発生して溜まっていました。
五丁川の左岸で奈多方向を見ますと、ヒドリガモの大群に混ざりオカヨシガモやヨシガモもいました。
また海の中道大橋の方面にはウミアイサの群れもいました。左方にはホシハジロやホオジロガモも。
ホオジロガモは頭の形がおむすび型でスズガモと区別がつくとのこと。
途中の新開橋から北側に見える木にカラスが群れていました。ミヤマガラスとのこと。
くちばしの根元が白っぽいのが特徴です。
<カモの群れ>
<観察>
更に五丁川河口右岸から雁の巣を見ますと、ミヤコドリが9羽いるとのこと。
しかし、黒っぽい体に胸がうっすら白い気がするという印象で、くちばしの赤い色はわかりません。
その場では気づかなかったのですが、この特徴は9月の探鳥会で雁の巣に現れた謎の鳥に特徴
が似ているような気もします。
奈多のクリークにはホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)がじっとしていました。コガモも昼寝。
ノビタキも現れました。
セイタカアワダチソウやアシのてっぺんを行ったり来たりと落ち着きがないのですが、
長い時間その姿を見せてくれました。
その後、奈多の護岸で鳥合わせののち散会となりました。
今回、最後にミヤコドリをしっかりと見ることができなかったのが心残りとなりました。
<コガモ>
<鳥合せ>
(参加者の感想)
・暑かった。ツリスガラが良かった。
・ホシゴイをはっきり見られた。
・カイツブリを初めて見た。
・カモの群れがすごかった。
・ノビタキが見られて良かった。 ノビタキの目がかわいかった。
・ジョウビタキのオレンジが綺麗。
・ウミアイサの頭がかっこよかった。
・ハヤブサが良かった。
(報告者:ひで )
福岡魁誠高校48名と先生3名の和白干潟自然観察会報告
日時:2009年11月5日(木)晴れ
場所:和白干潟・海の広場
時間:13:30〜15:00(中潮 満潮11:21 干潮16:38)
守る会ガイド:3名とカメラ係1名
風も弱く、穏やかな天候の中での観察会でした。
海の広場で干潟の話しをした後、3班に分かれバードウォッチングをしました。
あ
いにく、シギ・チドリやミヤコドリはおらず、サギやカモ類、ミサゴなどを観てもらいました。
<干潟の話>
<オーッ!カッコイイ〜、あれがミサゴかぁ〜>
その後、干潟に入り、生徒達と一緒に干潟の底生生物の観察に入りました。
生徒達はカニを見つけるのを楽しみにしているようでしたが、干潟が乾いておらず
コメツキガニやマメコブシガニが見つかった位でした。
しかし、アサリ貝はたくさんおり、アサリの浄化実験用の容器はすぐ一杯になりました。
<どれがアサリで、どれがオキシジミ?>
<初めての潮干狩り>
最後に海の広場で、アサリの浄化実験結果を見てもらい、採集したカイやカニやクルマエビなどを
紹介しました。
生徒達に「潮干狩りをしたことがある人は」、と聞いてみたところ経験のある3人だけでした。
現代の子供たちは自然の海に触れる機会が少ないようです。
観察会の中で、ヤドカリに捕まった小魚をみて、かわいそうだから逃がしてやろうと気遣う生徒がおり、
嬉しく思いました。
<干潟の生き物説明>
<逃してあげたハゼの仲間の稚魚>
観察会開始前には、カンムリカイツブリやウミアイサなどもいましたが、沖合にアオサ回収船が入ったため、
鳥たちがいなくなってしまったことが残念でした。
観察された鳥
マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、スズガモ、カンムリカイツブリ、ウミアイサ、ダイサギ、コサギ、
アオサギ、ミサゴ、ウミネコなど
観察された底生生物
コメツキガニ、マメコブシガニ、ホソウミニナ、アサリガイ、オキシジミ、ソトオリガイ、ホトトギスガイ、
アラムシロガイ、ヤドカリ、ゴカイ、クルマエビなど
(報告者:山之内)
福岡県立柏陵高校1年生1クラス(環境コース)39名と先生6名の和白干潟観察会報告
2009年11月2日(月)13:50〜16:40 薄曇り強風寒い 大潮 満潮:
9:14 干潮:14:54
和白干潟を守る会の自然観察ガイド:3名 カメラ:1名
急に寒波が訪れて北西の強風が吹きつけ、寒い一日でした。風速15m程だと平山さんが
言っていました。
海は白波が立っており、カモたちも護岸下
や河口に避難して、風に向かって立っています。
鳥が遠くて望遠鏡が風に揺れて見えにくかったです。
柏陵高校は遠く南区の油山近くから貸し切りバスでやって
きました。
環境科学コースがあり、毎年1年生が和白研修(生物探求校外実習)と位置づけて、和白干潟の観察にやってきます。
和白干潟には私たち和白干潟を守る会のガイドは30分前に集合して、海の広場の簡単な清掃と犬のフンの始末と
打合せなどの準備をしています。
今日は北西の
風があまりにも強くて、沖のアオサが沿岸に大量に押し寄せて厚く積もっていました。
1ヶ月ほど前からアオサが押し寄せだしており、クリーン作戦担当の田辺
さんから港湾局に沿岸のアオサを
回収してくれるように再三お願いしてもらっていました。しかし和白干潟の清掃に港湾局は入ってくれませんでしたので、
今日
は早くアオサの回収に入るように強くお願いの電話をかけました。
結局11/4から清掃に来てくれることになりましたが、対応がひどいですね。
(アオサに関
しては和白干潟通信に書いていますように、気付いた人が港湾局にどんどん電話をかけていただけませんでしょうか。)
<堆積したアオサ> <紅葉したハママツナ>
生徒たちへの和白干潟のお話もアオサや海藻の詳しい話をしてしまいました。それからバードウオッチング。
ハマシオンやハママツナなどの秋の干潟沿岸の植
物を観察してから、干潟に入り生きもの観察をしました。
アオサが深く積もっているところもあり、すべったりいぼったり、注意が必要です。
広い干潟で解放された子どもたちには、アオサはおもしろい遊びの材料でもあります。
干潟には強風の波の紋が刻まれていました。沖ではアサリの掘
り方を教えて、手で掘ってもらいました。
<アサリはいるかな?> < くっきりと残った風紋>
また浄化実験用のペットボトルにも、アサリを洗って入れてもらいました。
生徒は一度も潮干狩りをしたことが無い子
が多くいたそうです。
干潟の中を唐の原川河口方面に移動しました。沿岸はどこもアオサが沢山堆積しています。
今回は3時間近く時間がありましたので、さらに牧ノ鼻海岸まで歩
き、岩場の様子を観察しました
。岩にびっしりとついたマガキやムラサキイガイ、アマガイなど岩に棲む生き物たちが見られました。
しかしあまりにも寒くて、
今日は生き物たちが少なかったです。
<岩場の生き物説明>
唐の原川河口で生き物紹介をして、アサリ浄化実験結果も見てもらいました。
今日は寒かったためか、2セットのうち1
セットの海水だけがきれいになっていました。
そこからは全員で干潟のゴミを拾いながら帰りました。
途中アシ原の水溜りのところで生徒たちがアシハラガニを見つけ、大格闘でつかまえました。
最後にアシ
ハラガニの紹介をして、砂質調査の実際を山之内さんが見せて説明しました。
<カニの観察> <砂質の説明>
生徒たちの質問は「大きなゴカイはいるの?」「こんなに寒い日も観察会をしてい
るの?」などがありました。
ゴカイについては、季節によって見られる種類が違うこと。
また繁殖期も違い、ゴカイの繁殖群泳の調査をしたことなどを話しました。
また様々な季節の観察会をしていることを話しました。
皆で拾ったゴミは10袋でした。
ガイドの反省会では「干潟のビンゴ」を作って、生きもの観察の前に話しをして注意を向けようという意見が出ました。
●今日観察された鳥:マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ウミネコ、カワウ
●観察された生き物:アサリ、オキ
シジミ、ソトオリガイ、ホトトギスガイ、ウミニナ、ホソウミニナ、アラムシロガイ、
ヤドカリ、ツボミガイ、シロスジフジツボ、マガキ、ムラサキイガイ、イ
シダタミガイ、アマガイ、
ヒザラガイ、トビハゼ、ゴカイ、アシハラガニ、ケフサイソガニ、コメツキガニ、マメコブシガニなど
●観察された植物:ウラギク
の花、ハママツナの紅葉、アシの穂、ホソバノハマアカザの紅葉、アオサ、オゴノリなど
(報告:山本)
玄海風の子保育園年長児(かぼちゃ組)22名と先生5名と保護者3名の和白干潟観察会
2009年10月29日(木)10:40〜12:45 晴れ 中潮 満潮:6:21 干潮:12:50
和白干潟を守る会の自然観察ガイド:3名 カメラ:1名
晴れて暑いほどの日よりでした。玄海風の子保育園の子どもたちは、宗像市からジャンボタクシーと
JRと西鉄を乗り継いで和白干潟にやってきました。
朝の準備の時にはミヤコドリがいたのですが、子ども達が来たときには飛んでしまって見てもらうことができず残念でした。
和白干潟のお話をして、バードウオッチングをしました。子ども達は望遠鏡の鳥たちの様子を熱心に見ました。
その後干潟の観察に行きました。沿岸にはアオサが寄せてじゅうたんのようです。沖合いにはアオサはありませんでした。
ウミニナやヤドカリがたくさんいます。コメツキガニも多かったです。
マメコブシガニやケフサイソガニ、クルマエビも見つかりました。沖合いではアサリの掘り方を教えて、アサリを掘ってもらいました。
たくさんのアサリが捕れました。稚貝も多かったです。アサリは海水で洗って浄化実験用のペットボトルに入れてもらいました。
子ども達は貝掘りも熱心に取り組みました。
沖でもカモたちを望遠鏡で見てもらいました。唐の原川のみお筋の中を河口方向に歩き、その後沿岸の干潟を歩きました。
干潟一面にコメツキガニが砂団子を撒いているところがあり、子どもたちはコメツキガニをたくさん捕まえました。
アシ原の溝ではハマガニとアシハラガニやクロベンケイガニを捕まえてから観察終了です。
子ども達は怖がらずにカニを捕まえることができました。最後に干潟で丸くなり、生き物の紹介をしました。
アサリの浄化実験は海水がとてもきれいになっていて、アサリに皆で拍手をしました。
子どもたちの質問や感想の発言は多かったです。生き物たちにたくさん会えて楽しかったそうです。
アサリ貝の模様が色々あるのはなぜでしょうか?皆さんにも考えてもらいました。
子ども達は海の広場でお弁当を食べて帰るそうです。
海が引いていて鳥たちは遠かったけれど、生き物がたくさんいて、楽しい観察会でした。
玄海風の子保育園の子どもたちは、自然の生き物にも関心が強く、貝堀もバードウオッチングも熱心に取り組んで、
カニも怖がらずに捕まえられて、すごいなーと思いました。
自然と親しむ日頃の保育方針なのでしょうね。頼もしく思いました。
●今日観察された鳥:ミヤコドリ2羽、カンムリカイツブリ3羽、ホウロクシギ1羽、ミサゴ5羽、スズガモ約1000羽、
マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ウミネコ、カワウ
●観察された生き物:アサリ、オキシジミ、ソトオリガイ、ホトトギスガイ、ウミニナ、ホソウミニナ、ヤドカリ、ツボミガイ、
シロスジフジツボ、マガキ、ゴカイ、アシハラガニ、クロベンケイガニ、ケフサイソガニ、コメツキガニ、マメコブシガニ、
ハマガニ、ハマトビムシなど
●観察された植物:ウラギクの花、クコの花、ハママツナが色づいてきた、アシの穂、
セイタカアワダチソウの花、ナンキンハゼが色づいてきた。
(報告:山本)
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