《和白干潟自然
観察会》
◆日
時:2010年11月30日(火) 10:30〜12:30
長潮 満潮17:04 干潮10:30
◆参加者:玄海風の子保育園かぼちゃ組(年長組)29名と先生等5名
◆場 所:和白干潟・海の広場
◆和白干潟を守る会の自然観察ガイド:3名、カメラ:1名
◆天 候:晴れ
11月30日、玄海風の子保育園かぼちゃ組29名と先生等大人5名で、ジャンボタクシーで
先ず東郷駅へ行き、JRで千早駅まで行き、そこから西鉄貝塚線に
乗り換えて、唐の原駅まで乗り、
後は和白干潟海の広場まで歩いてやって来ました。
例年のことながら頭の下がる思いです。
小さい体に着替えの入ったリュック
を背負い、手をつないで歩く姿は頼もしいかぎりです。
山本さんの話をよく聞いてくれたし、干潟に入るとスコップ片手にあちこちと掘り始めました。
<干潟の話>
<アサリ貝掘り>
あちこちに落とし穴のように穴ができたので、あとはちゃんと埋めておいてねと頼みました。
貝掘りを始めると少し潮が満ちてきて、大きなアサリも取れるけれど、お尻まで濡れてしまいます。
でも、子どもたちは、そんなことには一向にお構いなしに貝掘りに熱中していました。
干潟に持ち込んだ望遠鏡でミヤコドリもシロチドリも良く見えました。
<望遠鏡で鳥の観察>
また、あちこちに、殻が開いた貝がたくさんありました。
これは、アオサの堆積が原因で死んでしまったのでしょうか。
そんな中にピンクのサクラ貝みたいのが多く見つかりました。これはオオノガイの稚貝だと、
先日の干潟まつりでの「干潟の生きもの観察」の時に、嶺井先生が話されたそうです。
白くなった片割れのオオノガイはよく見ますが、砂の中には元気な貝が居るのだろうと思われます。
マテガイもそのようです。大きなマテガイの殻がたくさん落ちていました。
砂州からアシ原に入る所に、センダンの木があって、その木の葉痕をルーペでしっかり見ると
丁度おサルさんの顔のように見えます。
<おサルさんの顔に見えるよ>
<ハマシオンの穂綿>
アシ原を通り、アキグミ・テリハノイバラ・クコの赤い実、シャリンバイの黒、ナンキンハゼの白、
ふわふわのハマシオンの穂綿など見て、広場に帰り着きました。
まとめの話では、アサリの浄化実験で、濁った海水がきれいに透き通って見えました。
アサリさんの頑張りに、みんなで拍手をしました。
そしてみんな、口々に楽しかったと言ってくれました。
<オオノガイの親と子だよ>
<アサリさんの頑張りに拍手!>
靴下やお尻が濡れて、一式着替えた子もいましたが、そんなに冷たくなく、暖かい日で良かったです。
給食とおにぎりを食べ、手をつないで私たちに「さよなら」と言いながら元気に帰って行きました。
※ 今日は同時に他の保育園も和白干潟に来ていて、とてもにぎやかでした。
◆観察された鳥 :
ミヤコドリ、ダイシャクシギ、ハマシギ、シロチドリ、アオサギ、ダイサギ、マガモ、ヒドリガモ、
オナガガモ、ヨシガモ、スズガモ、ホシハジロ、ミサゴ、カワウ、ヒヨドリ、ハクセキレイ
◆観察された底生生物 :
コメツキガニ、クロベンケイガニ、アサリ、オキシギミ、ソトオリガイ、ホトトギスガイ、オオノガイの子
オオノガイの子、マテガイの殻、ウミニナ、ホソウミニナ、マガキ、ゴカイ、その他:アオサ、オゴノリ
◆観察された植物 :
クコの実、ハマシオンの穂、アシの穂、ナンキンハゼの実、テリハノイバラの実、シャリンバイの実
( 報告 : 田中 )
11月27日和白干潟クリーン作戦と自然観察報告
◆11/27
(土)の和白干潟クリーン作戦と自然観察報告
●日 時 : 11/27 15:00〜17:00 晴
● 参加者 : 合計69名
キヤノンマーケティングジャパン株式会社:29名(内子ども8才、1才2名)、
スターバックスコーヒー:14名(内子ども1才、5才)、福岡銀行美和台支店:9名、
一般参加:3名(内あすみんより・2名)、和白干潟を守る会:14名
●回収ゴミ:アオサのみ 合計・・4,940kg (※ゴミ袋に換算すると約400袋分になります。)
アオサ内訳 プラスチックカゴ:約(30kg) 124杯 = 3,720kg
ソリ:約(15kg) 76杯 = 1,140kg
一輪車:約(20kg) 4杯 =
80kg
4,940kg
●観られた鳥・・・・・・・・ミヤコドリ:8羽、ダイシャクシギ:1羽、クロツラヘラサギ:1羽、セグロカモメ:1羽、
その他、ヒドリガモ、オナガガモなどの淡水ガモ、スズガモなど海ガモ類など多数。
●植物観察・・・・・・・・・枯れ掛けのアシの穂、ウラギクの綿毛、真赤なハママツナ、ナンキンハゼの白い実など。
今、和白干潟には沢山のカモ達が飛来しています。
<砂洲で休むカモの群れ>
ミヤコドリも今のところ昨年と同様に、11/26現在で9羽が確認されました。
これから1羽でも多く来てくれるのを楽しみに待っています。
アシ原では、アシの穂も枯れ冬支度に入り、ウラギクも可愛い綿毛になり、来春には沢山の新芽が出ること
でしようね。広場前のハママツナも真赤に色づいています。ナンキンハゼのはじけた白い実や他にも赤や藍など
色んな色の草や木の実を観察することが出来ます。
<ウラギクの綿毛>
<赤く染まったハママツナ>
本日のクリーン作戦では、広場前のアオサを回収しました。
今朝は、港湾局の指定業者によって、回収作業が行われていましたが、午後になるとアオサも満潮と一緒に
打ち寄せられていました。
<大量のアオサを手作業で回収>
<アオサの集積場所はあそこです>
今回は先月より企業参加が少なかったのですが、毎回参加して下さる企業や新たに参加される企業もあり、
若人の力を借りて沢山のアオサを回収出来ました。
<ズシリと重いアオサを運ぶ>
<運び込まれた約5tのアオサの山>
濡れてヘドロになった部分も多く運搬された方は大変重たかった事でしょうね、感謝しています。
参加の皆さま有難うございました。お疲れ様でした。
(報告:田辺)
水質調査結果 (測定:重松秀)
測定場所:海の広場
リン酸イオン(PO4)
: 0.01mg/l
化学的酸素要求量(COD)
: 5.0mg/l
亜硝酸(NO2)
: 0.2mg/l
透視度
: 36.5p
砂質調査結果 (測定:山之内) ※11/26に実施
基点:海の広場前
測定場所:浜辺側 10メートル
測定点@ 表層酸化層の厚さ: 2o 還元層の黒色度:10
測定点A 表層酸化層の厚さ: 3o 還元層の黒色度:10
測定点B 表層酸化層の厚さ: 1o 還元層の黒色度:11
測定場所:沖合い 150メートル
測定点@ 表層酸化層の厚さ:30o 還元層の黒色度:10
測定点A 表層酸化層の厚さ:22o 還元層の黒色度:10
測定点B 表層酸化層の厚さ:35o 還元層の黒色度:11
(報告:山之内)
《 『 第22回和白干潟まつり 』
開催報告
》
■日 時 / 2010年11月21日(日)11:00〜15:15 快晴 /大潮 満潮
8:30 干潮 14:58
■場 所 / 和白干潟・海の広場
■主 催 / 和白干潟まつり実行委員会
●和白干潟を守る会 ●グリーンコープ生協ふくおか福岡東支部
■協 賛 / ●日本野鳥の会福岡 ●博多湾会議 ●パタゴニア福岡
■後 援 / 西日本新聞社・朝日新聞社・毎日新聞社・読売新聞社・RKB毎日放送・九州朝日放送・
テレビ西日本・TVQ九州放送・NHK福岡放送・FBS福岡放送
昨日の第22回和白干潟まつりは、前日から引き続きお天気に恵まれて良かったですね。
楽しい干潟まつりになりました。
アオサの堆積が心配されましたが、前日までに、港湾局委託業者がなんとか広場付近はアオサを回収して
くれました。毎年干潟まつり頃にはアオサに悩まされます。
<開会式>
<福岡市長メッセージ代読>
潮も良くて、バードウオッチングも生き物観察も楽しくできました。
ミヤコドリもクロツラヘラサギもいてくれて良かったです。
今年は「国際生物多様性年」ですので、「国際生物多様性年」記念として開催しました。
「ラムサール条約登録をめざして!」のテーマもそのままで、
「第
22回和白干潟まつりラ
ムサール宣言」も
出しました。
毎年1年に1回だけですが、お会いできる方々がたくさん来ておられます。
マジックの仲間、コンサートをしてくれる仲間、観察会講師の先生方、出店してくださる方々、
生協や協賛団体の方々、守る会の仲間などなど・・。
多くの方々といっしょに力を合わせて「和白干潟まつり」ができましたことを、心より感謝いたします。
参加者は約400名でした。子どもたちの参加が多くて、良かったです。
楽しい1日をありがとうございました!
(山本)
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【 和白干潟の自然観察会 】
《バードウオッチング》 講師 日本野鳥の会福岡の皆さん 参加者:約60名
バードウォッチングは60名くらい参加でした。
初めに紙芝居などで、主な鳥の様子などの説明をしてもらいました。
鳥は遠くにいましたが、よく見ることができました。
クロツラヘラサギやカンムリカイツブリなどが見られました。
<バードウオッチング>
<植物観察>
《植物観察》 講師 神野展光先生 参加者:約20名
植物観察では20名弱の参加でした。
先生が丁寧に、地形の特徴なども含めて説明してくださり、とても分り易い解説でした。
参加者も満足したことと思います。
(田辺)
《ネイチャーゲーム》 講師 堀謙治先生 参加者:約20名
ネイチャーゲームは、人間が本来持っている五感と言われる感覚を研ぎ澄ますゲームです。
この内、今回は、聴覚と視覚を試すゲームでした。先ず砂浜の草の上に座って、目をつむり、
周りの音に耳を傾けました。みんなの耳にどんな音が入ってきたのでしょう?
次は予め仕掛けて置かれた「物」を、視覚を働かせて、何種の物を探し見つけることができたかを、
先生に耳打ちします。大人も子どもも興味深深。「まだまだ」「惜しい、もう少し!」「あなたはこんなでは
生き残れないよ?」などなど、先生のユーモア溢れる楽しい激励の声が飛びます。
残念ながら全部見つけ出せた人はいませんでした。
これらの物を自然界の生物に置き換えると、いかに生きるための知恵を働かせることが大切かを、
ゲームを通して認識することが出来ました。
みんな大変得がたい経験をして面白かったとの感想でした。
(河上)
<ネイチャーゲーム:耳を澄ませて聴こえるものは?>
<干潟の生きもの観察>
《干潟の生物観察》 講師 嶺井久勝先生 参加者:約30名
先生が、紙コップ、ピンセット、ルーペ、筆記用具とパンフレットを用意して下さって、干潟に出ました。
採取した生き物を、先生に見せる子どもたちは生き生きしています。
お母さんも熱心にみつけた生き物の名前をパンフレットに書きこんでいます。
みんな夢中で40分の予定が1時間になりました。
ホソウミニナ、ウミニナ、アサリ、ホトトギスガイ、オキシジミガイ、オオノガイの稚貝、ソトオリガイ、
コメツキガニ、ヨコエビ、ダンゴムシ、ハゼ、イトゴカイ、ヤドカリなど観察しました。
海砂を掘り返すと黒い泥が出てきて、海水の悪化を心配する人もいました。
今回は長靴なしで参加した人もいましたが、折角の干潟体験です。長靴の準備を強く勧めたいですね。
(河上)
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【 まつりアトラクション 】
<閉会式>
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《各イベント出演や出店者、生協、守る会など合同反省会より》
・初めて出店した。こどもと一緒に楽しむことができた。
・5,6回目だが毎年楽しく参加している。和白干潟が穏やかでこんなにきれいなんだと改めて思った。
・紙芝居をしたが、子どもたちに自然のメッセージを伝えることができてよかった。またやりたい。
・ネーチャーゲームや干潟の生き物観察に参加した。特にネーチャーゲームが面白く、自然の中で
学ぶものがたくさんあった。それを子どもたちに伝えるために、大人が率先して学ぶ大切さを感じた。
・切り絵の紙芝居や、その前の手遊びがとてもよかった。
・ステージのマジックショーはうまくいった。九州青年合唱団によるコーラスもボリビア・マンマも
毎年出演してもらっている。
・初めてのパネル展示が良かった。最大で14枚展示できることがわかった。沢山の人が見てくれた。
・パネルに作品を出してくださった香椎保育所所長は他の保育所長も連れて来られ、観察会をしようか、
という話もされていた。
など、とても楽しめたという声や、内容も充実していたなどの声が多く聞かれました。
他方
・天気が良すぎて、商品のパンに日が当たり過ぎて苦労した。
・干潟のヘドロのにおいが少し気になった。
・今年は参加者が少なかった。もっと家族連れが来れる仕組みを。
・出店者が少なくなってさびしいなと思った。まわりに声をかけて参加してもらいたい。
自分も努力して声かけしてみる。
という様な苦言も呈されました。これらの意見も今後に生かしたいと思います。
又、
・私たちのグループは、フィリピンで貧しさから脱し親が自立して子どもが教育をうけられるよう支援して
いる。干潟まつりへの参加は3回目になるが、今後ともできるだけ参加していきたい。民族を超えて
色んな人とのつながりや、自然との共生を目指す社会をつくりたい。利益追求、効率優先の社会を
変えていきたい。
という、人や自然との共生を目指す「和白干潟まつり」ならではの意見も出されました。
皆さま、貴重なご意見、ご感想をありがとうございました。
◆最後にまつりの担当より
・干潟まつりお疲れ様でした。晴天で暑いくらいの1日、神様のお恵みという感じでした。
例年より参加は少ないとはいえのんびりと楽しむ方が多くてほっとした気持ちも抱きました。
(今村)
・干潟まつりはお疲れ様でした。快晴に恵まれ無事終わってほっとしています。
後かたづけも終わり暮れなずむ頃、広場の倉庫の鍵を閉めに行ったら、海の広場は昼間の賑やかさ
など何事もなかったかのように広々として、干潟は穏やかな海でした。
今日は朝から雨、昨日は快晴で良かったねーと、思わず口に出ました。
お天気に感謝、そして皆皆さまに感謝です。ありがとうございました。
(田中11/22記)
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吉田福岡市長メッセージ
「和白干潟まつり実行委員会」の委員の皆様をはじめ、参加者の皆様におかれましては、日頃から干潟の
清掃活動など、博多湾の環境保全活動に熱心に取り組んでいただき、厚くお礼申し上げます。
本市におきましても、和白干潟を含めた博多湾の環境保全については、平成20年1月に策定した
「博多湾環境保全計画」に基づき、将来像「生物が生まれ育つ博多湾」の実現に向け、各部局が連携して
施策を進めているところです。
また、10月には名古屋市で「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」が開催され、国内外において
「生物多様性」の重要性について考える機運が高まっております。
和白干潟や今津干潟は、生物多様性の豊かな場として重要と考えており、その保全と持続可能な利用に
関する取組みについては、行政だけでなく、市民の皆様との共働・連携が必要ですので、今後とも皆様の
ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、本日の「和白干潟まつり」を通して、今まで以上に自然環境保全の取り組みの輪が
拡がっていくことを祈念いたします。
平成22年11月21日
福岡市長 吉田 宏
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和白海岸定例探鳥
会 ( 主催:日本野鳥の会 福岡 ) 報告
◆日
時 : 2010年11月14日(日) − 晴れ(黄砂多い)−
◆コース : 和白海岸 ―
和白川河口〜塩浜堤防〜五丁川河口〜五丁川右岸先海岸 ―
◆[観察鳥種] 51種 [参加者数] 20人
このところ寒くなり、和白干潟は越冬する冬鳥のカモたちがたくさん来ました。
ミヤコドリも8羽になり、朝の下見でも6羽がいました。
干潮時のために和白川河口の堤防方面に行きました。
集合地の和白公園の桜の木々は葉が紅葉してきれいでした。
ビルの屋上ではイソヒヨドリが鳴いており、幸先のいい出だしです。
<紅葉した桜>
<イソヒヨドリ>
和白川河口にはヒドリガモがいてアオサを食べています。
川には小魚が多く群れており、カメも日向ぼっこをしています。
途中の家の屋根にはアオサギが突っ立っています。周りは白いフンが見え、そこに長くいることが分かります。
RKBの鉄塔にはハヤブサが止まっていました。
道端にはホトケノザがたくさん咲いていました。
<探鳥会光景1>
<探鳥会光景2>
干潟には淡水ガモがたくさんいましたが、逆光のためまぶしく、しかも秋にはめずらしい黄砂で見えにくかったです。
ミヤコドリを見つけることができず、堤防の道をクリークの中を見ながら歩きました。
クリークにはバン成鳥と若鳥とオオバンもいました。
コガモやカルガモがたくさん日向ぼっこをしていて、カワセミもいました。
カワセミはしばらくじっとしていたので、写真にも納まりました。
<バンの若鳥>
<カワセミ>
五丁川河口から海辺を見てカンムリカイツブリやハジロカイツブリ、ホオジロガモなど沖合いの水鳥たちを見ました。
五丁川を回っている時に冬鳥のミヤマガラスが小群で木に止まっていました。
五丁川河口右岸先の海辺でミヤコドリを探していましたら、クロツラヘラサギを見つけました。
和白川河口付近で2羽が魚を探していました。
さらに探しましたら、遠く雁ノ巣の浜辺にいるミヤコドリをNさんが見つけました。4羽いました。よかった、よかった!!
冬鳥が飛来して、先月に比べて鳥の種類が倍以上になり、嬉しい探鳥会でした。
<カワラヒワ>
( 参加者の感想 )
・ ミヤコドリに会えてよかった!
・ カワラヒワがきれい!
・ イソヒヨドリが近くで見られた。
・ クロツラヘラサギが見られた。
・ ヒドリガモの声がかわいかった。
・ たくさんの鳥が見られた。
( 報告 : 山本 )
◆福岡魁誠高校1年生44名と先生2名の和白干潟自然
観察会
◆日
時:2010年11月04日(木) 13:10〜15:00 −晴− 中
潮 満潮 8:09 干潮 13:56
◆場 所:和白干潟・海の広場
◆和白干潟を守る会の自然観察ガイド:3名、カメラ:1名
晴天で穏やかな天候の中での観察会でした。
海の広場で干潟の話しをした後、バードウオッチングをしましたが、早く干潟に入りたいようなので、
バードウオッチングを早めに切り上げて干潟の生き物観察をしました。
<干潟の話>
<バードウオッチング>
生徒達は干潟探索に興味があるようで、熊手で干潟を耕しながら貝やカニなど、生き物探しをしながら
沖合いに向かって行きました。
<干潟の生きもの観察 (1) >
<干潟の生きもの観察 (2) >
今年はアサリが豊富で、アサリの浄化実験用のボトルは直ぐに一杯になったので、採集したアサリを
砂の上に置いていました。
すると、アサリが少しずつ砂を掘りながら砂に潜って行くではありませんか。
しばらく生徒達と一緒にその様子を観察しました。
最後に海の広場前の干潟で今日採集した生き物を紹介し、アサリの浄化実験結果を見てもらいました。
採集した生き物にはコメツキガニやマメコブシガニのほかにガザミやハリセンボンなどもいました。
全部、生徒達が見つけたもので、今回の生徒達は注意深く見ていたんだなと感心しました。
<アサリによる浄化実験結果>
<珍しいハリセンボン>
◆観察された鳥
マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、スズガモ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ホウロクシギ、
ハクセキレイ、ジョウビタキ、ハシボソガラスなど
◆観察された底生生物
コメツキガニ、マメコブシガニ、ガザミ、オサガニ、ウミニナ、ホソウミニナ、アサリガイ、オキシジミ、
ソトオリガイ、アラムシロガイ、ヤドカリ、ゴカイ、テッポウエビ、クルマエビ、ハリセンボンなど
( 報告 : 山之内 )
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