最近の和白干潟
2012年4月
4/28(土)クリーン作戦報告(4月28日)
2012年春期シギ・チドリ調査報告(4月24日)
干潟を駆けるシギの群れ(4月17日)
和白干潟臨時クリーン作戦(4月16日)
定例探鳥会報告(4月8日)
2012年春期シギ・チドリ調査報告(4月6日)
●日時:4/28(土)15:00~17:00
●参加者:17名( 一般:3名、城東高校先生1名、守る会13名)
●回収ゴミ:合計64袋 可燃ゴミ:62袋、(自然ゴミ草木、海草) 不燃ゴミ:2袋、粗大ゴミ:発泡スチロールケース1個、プラスチックケース1個、ポリバケツ2個、切り株1個、柱1本、他
●観られた鳥:チュウシャクシギ4羽・アオアシシギ1羽・マガモ・ダイサギ・コサギ・アオサギ・カワラヒワ・ムクドリ・カラス・
声:ウグイス・コゲラ・イソヒヨドリ・他
今回は・干潟湿地を守る日全国春のビーチクリーンアップ参加のクリーン作戦でした。
今・和白干潟では後背地の林で新緑が色とりどりの賑わいを見せています。
アシ原ではアシの新芽が腰ぐらいまで伸び濃い緑に輝いています。アシ原の小道では白いヤマフジの花や、赤紫のハマエンドウが咲き、黄色のオオジシバリ、ハマダイコンの花やハマニンニクの穂が花を付けてるのが観られ、
遠慮なく勢力を伸ばしたハマウドは、大きな葉をつけ我が物顔で勢いがあります。春の渡りの鳥たちも未だ観る事が出来ます。
クリーン作戦では、毎回参加の方、今回も香住ヶ丘から通信を見た方が初めて親子で参加され、又城東高校の先生1名がラブアースの参加申し込みの為来て下さり活躍されました。
少ない人数でしたが、広範囲に唐原川右岸の澪筋側と~広場を中心に、何時も出来ない市道より右側のアシ原でペットボトル等の人工ゴミを集める事ができました。
参加の皆さま有難うございました。お疲れ様でした。
(S・T)
以上
ページのトップに戻る
4月17日、ハマエンドウの写真を撮ろうと奈多護岸に行きました。護岸のクリークがわには、ハマエンドウが紫色の花を咲かせていました。
写真を撮りおわった後、奈多の護岸から海の広場方向を望遠鏡で覗くと、潮干狩りをする人たちのそばを20羽ほどのシギの群が水辺を移動しているのが見えました。
直ぐ、海の広場に向かい、長靴に履きかえて干潟に入りました。シギの群は21羽のオバシギと2羽のオオソリハシシギでした。オバシギは夏羽に変わっており、胸元が黒く、背中が赤褐色になっていました。
春の干潟をせわしなく駆けるシギたち、春の和白干潟はすばらしいですね。
帰って撮った写真を良く見てみたら、オオソリハシシギがオゴノリを咥えているのが見え、カニやゴカイだけではなく、海藻も食べているのが判りました。
(Y.Y)
以上
●日時:4/16(月)13:30~15:10
●参加者名:11名
●回収ゴミ:合計42袋 可燃ゴミ:41袋 不燃ゴミ1袋 粗大ゴミ:角材:木片・浮き・他
◇観られた鳥:ホウロクシギ6羽・オバシギ28羽・サギ・ダイサギ・コサギ・アオサギ
広範囲に渡り、人工ゴミと自然ゴミが混ざってましたが、特にペットボトルが多くて目立ちましたね。他では角材などの材木類も多く有りました。清掃後は見違えるようにきれいになりました。
広場で遊んでいた近所の子供づれの方も参加していただき、最後まで頑張ってくださいました 。
参加の皆様お疲れさまでした。ありがとうございました。
(S.T)
以上
ページのトップに戻る
海の広場~アシ原 ~ 砂洲 ~ 唐原川河口 〜 牧の鼻公園
2012年4月8日(日)-晴れ- 中潮(干潮16:50 満潮10:28)
[観察鳥種]33種
[参加者数]17人
なかなか暖かくならず春の訪れがかなり遅れましたが、桜の満開の時期に探鳥会になりました。晴れて過ごしやすく、所々でウグイスの鳴き声が聞こえます。ウグイスは練習をしてさえずりが上手くなると聞きました。
3月に聞いたウグイスの声はなんだかぎこちなかったのに、今日は格段に上手くなっていました。
和白干潟は寒々とした鈍色の海から、透き通ったきれいな水色に変わっています。波間に光の粒がキラキラ光っていて冬と全く違った景色に見えます。あいにくカモたちにとってはあまり好みでないのか、ぐんと数が減っていました。
奈多団地の手前にスズガモがいましたが、列を作ったような縦長の群れも随分細くなっていました。時刻はちょうど満潮のころで、中潮で少しだけ姿を残した砂洲に、丸まったシギたちが集まっています。
ハマシギと、オバシギ、イソシギ、オオソリハシシギ、ダイシャクシギ、ホウロクシギ、コオバシギがいました。至近距離でしかもじっとしているので、鳥を覚えるのにいい機会です。
中でも、鮮やかな赤茶色の羽をもったコオバシギは人気でした。図鑑の写真ではどれも逆行ぎみで黒っぽく写っていましたが、明るい日の下で生で見るシギたちはずっときれいな色をしています。
海の広場やアシ原には、ハマダイコンが開花したり、ナワシログミが実ったり、ハマウドが柔らかい若葉を出したりして色づいています。地面から頭を出したばかりのハママツナは、芽が花のように真っ赤です。
春の花や新緑がアシ原いっぱいに広がるのもそう遠くないようです。そのころにはカモをはじめとする冬鳥はほとんど飛び去っているでしょうが、夏鳥や他の旅鳥たちの訪れを心待ちにしたいと思います。
今回牧の鼻公園に初めて行きました。タチツボスミレやキランソウが満開でした。頂上のソメイヨシノの満開の下ではバーベキューが行われていました。春ですね~。
(N.I)
★ 参 加 者 の 感 想 ★
・鳥がきれいで感動した。
・久しぶりに来て草花がきれいだった。
・オバシギとコオバシギの区別がついてよかった。
・砂洲に鳥が所狭しとかたまっていて面白かった。
・コオバシギとウミアイサの夏羽がきれいだった
・牧の鼻公園コースに初めて行って、とてもきれいな所なので感動した。
以上
ページのトップに戻る
春期シギ・チドリ調査1回目を行いましたので報告します。
今津では4/1(日)午前中に調査を行いました。
アオアシシギ5羽、ホウロクシギ5羽など、7種21羽がカウントされました。
他にはヘラサギ6羽、クロツラヘラサギ17羽、ツクシガモ1羽、ミサゴ5羽、カンムリカイツブリ1羽、ハヤブサ1羽が観察されました。
博多湾東部では4/6(金)午後に調査を行いました。
ミヤコドリ5羽、ハマシギ249羽、オオソリハシシギ10羽、ホウロクシギ12羽など、14種310羽がカウントされました。他にはクロツラヘラサギ12羽、カンムリカイツブリ2羽が観察されました。
今日4/6の博多湾東部の調査では、大潮の干潮時でとても良く引いていました。干潟には潮干狩りの人が多く入っていました。和白海域と香椎海岸と名島海岸で509人の人をカウントしました。
人は多かったのですが干潟が多く出ていたので、鳥たちも人が少ないところにたくさんいました。今日は雁ノ巣海岸に多くのシギやチドリが見られました。ハマシギの群れやオオソリハシシギの群れを見て、嬉しかったです。
また雁ノ巣沖合ではまだスズガモの300羽の群れが見られました。オオバンは奈多と雁ノ巣に79羽もいました。また奈多のカキ礁にミヤコドリ5羽がいました。
和白ではホウロクシギが多く見られました。唐の原にはクロツラヘラサギも1羽いました。
香椎海岸では鳥が少なかったのですが、クロツラヘラサギがいました。名島は潮干狩りの人が多くて鳥はいませんでした。多々良川河口にはクロツラヘラサギ10羽やアオアシシギが見られました。
夕方には風が強くなり寒くなりました。
調査参加者は8名でした。
調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。
以上
ページのトップに戻る