最近の和白干潟


2013年9月

和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告(9月28日)

2013年秋期シギ・チドリ調査報告(9月19日)

筑陽学園中学校 第21回校外理科学習 和白干潟観察会報告(9月17日)

定例探鳥会報告 和白海岸,(9月8日)

2013年秋期シギ・チドリ調査報告(9月5日)



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和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告


  ●日時:9 /28 (土)15:00~16:00              
  ●参加者:43名:一般11名内(小学生1名)九州大生2名生、九産大生11名内(教師1名)玄海高校生:3名、東京海上日動火災保険:7名内(子供5歳)、守る会:9名
  ●回収ゴミ:合計:152袋)可燃ゴミ:151袋の内訳(アオサ:136袋、人口ゴミ16袋) 不燃ゴミ:1袋
     鳥:チュウシャクシギ5羽、オオソリハシシギ2羽、ホウロクシギ2羽、オナガガモとマガモ合わせて約100羽、ダイサギ、アオサギ、ミサゴ、カラス、

  
                                 


今和白干潟ではカモが渡ってき始めました。今日はオナガガモが多く観られ、シギや、チドリも秋の渡りが観られるように成っています。
  カモ達も未だ多くは有りませんが、これからが日毎に増えてきます。また楽しみが一つ加わりましたね。
  アシ原では、アシが大きく穂を出し、ハマサジの花が咲き、アキノミチヤナギも小さな赤い花をつけ、ウラギクの花も蕾が膨らみ咲く頃合いを待ちながら暑さに耐え、ハママツナは実をつけて紅葉の準備をしています。
  センダンは花から想像もつかない薄緑の大きな実を付けています。

     

  本日のクリーン作戦は、国際ビーチクリーンアップゴミデータ調査参加のクリーン作戦でした。若人の参加が多く、人工ゴミを回集し、ゴミの仕分けするグループとアオサを回収するグループに分けてから始めました。
  ゴミ仕分けは産業大生と先生のグループ、他は親子連れと山之内さんの3名のグループで16袋を仕分けました。

                             

  残った人は、ソリ、一輪車、リヤカーとそれぞれ好みで運び、高校生や、中国からの留学生、企業、一般の方も新聞や、インターネットで知り参加される方が多くアオサも多く回収する事が出来ました。

     

  最後にお茶を飲みながら歓談し、塩生植物のことや、望遠鏡で野鳥の観察もして頂きました。参加の皆様ありがとうございました。お疲れ様でした。

  (S・T)

  以上


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  2013年秋期シギ・チドリ調査報告

   秋期シギ・チドリ調査3回目を行いましたので報告します。

   今津では9/14(土)午前中に調査を行いました。
   トウネン103羽、ヒバリシギ5羽、アオアシシギ21羽、タカブシギ4羽など、15種164羽がカウントされました。
   他にはチュウサギ3羽、ミサゴ2羽、ハヤブサ1羽が観察されました。

   博多湾東部では9/19(日)午後に調査を行いました。メダイチドリ28羽、ハマシギ37羽、アオアシシギ13羽、キアシシギ13羽、ソリハシシギ12羽など、15種140羽がカウントされました。
   他にはミサゴ5羽が観察されました。

                            

   9/19の博多湾東部の調査は、晴れて暑かったです。雁ノ巣海岸は以前は秋の渡り鳥が多い所でしたが、人工島や雁ノ巣大橋の工事の影響で鳥の渡来が少なくなっていました。
   ところが今日の雁ノ巣海岸は昔を思わせるように多くの種類のシギやチドリが訪れていました。私たちが見たのは雁ノ巣でも奈多小学校に近い船溜まりのそばの海岸です。
   久しぶりにメダイチドリやキョウジョシギの群れを近くで見ました。沖合では和白海域から香椎方面へウエイクボードのソリを引いた船が何度も通って行きました。
   担当の港湾局理財課に電話しましたが、近くにいないので注意に行けないそうで残念でした。
   アオサは和白、奈多、雁ノ巣海岸で増えていました。潮干狩りの人は和白と雁ノ巣に13名見られました。
   調査参加者は今津が2名、博多湾東部が6名でした。調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。

  (山本廣子)

   以上


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  筑陽学園中学校 第21回校外理科学習 和白干潟観察会報告

   日時:2013年9月17日 木曜日 10:10~14:30 快晴 中潮 満潮7:49 干潮14:19
   参加者:3年生75名 先生4名 カメラ1名
   守る会自然観察ガイド:6名

   昨日の強風が嘘の様な爽やかな秋風が吹く観察日和でした。さすがに日差しはまだ強く帽子のない人が気がかりでしたが、無事終了出来ました。海の広場の木陰で、挨拶を交わし、和白干潟の話をしました。
   午前の活動:野鳥の観察。ダイサギ、コサギ、マガモ、カルガモ、オカヨシガモ、チュウシャクシギ、ホウロクシギが観察出来て喜んでいました。
   干潟の生物観察。潮が引き始めた干潟に入りカニを観察しました。皆大喜びでした。沖に移動し素手でアサリを掘って「アサリの浄化実験」の準備をしました。

                         

   昼食後の午後の活動:アサリの浄化実験結果の発表:濁りが取れたのを見て、どよめきがおこります。
   海の広場沖から唐原川河口・牧の鼻海岸まで広範囲に渡って午後の活動が行われました。爽やかな風が吹いて大汗をかかずに済みました。9班に分かれて、干潟の調査をしました。

           
   (1斑)砂地での干潟動物生息調査:田辺 2か所調べた。コメツキガニが多い。まじめな子が多かった。
   (2班)砂泥地での干潟動物生息調査:山之内 生き物が多い。よく頑張る子が多かった。記録まで確認。
   (3班)泥地・岩場での干潟動物生息調査:山本 最初に何をするか決めた。泥地も岩場もたくさんの生き物が見つかった。楽しく取り組めた。初めての種スジエビモドキ、クボガイが見つかった。
   (4班)カニ類巣穴調査:先生 唐原川左岸アシ原でハクセンシオマネキ等の巣穴を調査。巣を石膏で採取。
   (5班)干潟の汚染とアオサの調査:今村 アオサの堆積枚数・厚さ・腐敗状況、還元層(黒い泥)の状態を観察。アオサが多いところまで行って戻ってきた。まとめの話ができず残念。
   (6班)干潟沿岸の植物調査:田中 潮を被っても生きる植物を中心に探した。波によって種が流れて育つハママツナの話をした。
   (7、8、9斑)干潟の汚染と浄化能力の調査:先生 50mごとに調査点を設ける。10か所設置。泥の硬さ、色の濃度を調べる。
   4時間20分にわたっての観察会や調査でした。調査結果は干潟まつりで展示予定、ぜひご覧下さい。 

   (C・Y)

   観察された鳥:ホウロクシギ1、チュウシャクシギ2、オオソリハシシギ2、ハマシギ3、ダイサギ、コサギ、カルガモ3、オカヨシガモ4、マガモ2、ミサゴ2、トビ、アオサギ
   観察された干潟の生き物:コメツキガニ、ハクセンシオマネキ、アシハラガニ、クロベンケイガニ、ケフサイソガニ、マメコブシガニ、アサリ、オキシジミ、ソトオリガイ、ホトトギスガイ、ユウシオガイ、アカニシ、
               アラムシロ、ウミニナ、ホソウミニナ、ツボミガイ、アマガイ、クボガイ、ケハダヒザラガイ、スジエビモドキ、ハマトビムシ、シロスジフジツボ、トビハゼ、ホンヤドカリ、ミズクラゲ、マツバガイ、
               イソギンチャクの仲間
   観察された海草:アオサ、オゴノリ、ボウアオノリ
   観察された植物:アシ、キンエノコロ、ウラギク
   観察された花:アキノミチヤナギ、ハマサジ、シロバナサクラタデ
   観察された実:ハママツナ、オカヒジキ、ホソバノハマアカザ、イソホウキギ、ホコガタアカザ 

 
     以上

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  定例探鳥会報告 和白海岸

    - 和白川河口→塩浜護岸→5丁川河口→奈多 -
   2013年 9月8日(日) -曇りのち晴れ- 中潮(干潮4:47 満潮11:17)
   [観察鳥種] 22種 
   [参加者数]10名

   9月になるとさすがに秋の気配があちこちにただよい、海風も涼風となり快適な探鳥会でした。
   集合地の和白公園の桜の葉も色づき始めています。サンゴジュの赤い実と並んで、美しかったです。
   和白干潟のアシ原を背に大群でたたずむダイサギ、アオサギの姿はいい眺めでした。2羽のトビが頭上を低く飛びまわって、感動しました。親子連れのようです。鉄塔の線に止まったミサゴも親子のようでした。
   電線に止まっているツバメがは幼鳥らしく淡い色です。ツバメは最後の子育てでしょうか?
   護岸の道で真っ赤なアカテガニに出会いました。

             

   ウスバキトンボが群れ飛んでいました。塩浜のクリークの鳥の観察が草木が生い茂って見づらくなったので、何か良い方策はないでしょうか?いろいろ案が出ていたようですが・・・。
   奈多の護岸上にはダイサギ、アオサギに混じってソリハシシギとキアシシギが仲良く休んでいました。

                                              

   歩道の傍にはメドハギ、シナガワハギ、シロバナシナガワハギ、アレチハナガサ、メマツヨイグサ、ツルボの花などが美しく咲いていました。 

     


   (R・K)

   【参加者の感想】
    ・久しぶりにカワセミに会えた。
    ・シギの声は聞いたことはあったが、目でよく見れてよかった(新人の2人)。
    ・ミサゴの幼鳥を初めて見た。
    以上感動の声でした。


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  2013年秋期シギ・チドリ調査報告

   ●秋期シギ・チドリ調査2回目を行いましたので報告します。

   今津では9/1(日)午前中に調査を行いました。
   トウネン15羽、アオアシシギ32、セイタカシギ7羽など、9種66羽がカウントされました。他にはミサゴ1羽が観察されました。

   博多湾東部では9/5(木)午後に調査を行いました。アオアシシギ18羽、ソリハシシギ37羽など、6種71羽がカウントされました。他にはミサゴ3羽が観察されました。

                    


   今日9/5の博多湾東部の調査では、奈多、雁ノ巣、名島海岸にはアオサが多く堆積していました。潮干狩り客は和白から雁ノ巣までで22人でした。
   大雨が続いた後のためか、沿岸にはゴミが目立ちました。多々良川上流は大雨の後で水量が多く、水際のわずかな干潟が干出していないためにシギたちは見当たらず、下流域に集まっているようでした。
   ミヤコドリは若鳥2羽が越夏していたのですが、今日はいませんでした。北風が強く吹き付けており、ウエイクボードの船は見られませんでした。和白川河口のRKBラジオ塔の補修工事が行われていました。
   今津では今回の大雨で水田に水が入り、水田の方にシギが多くいました。

   調査参加者は今津が3名、博多湾東部が5名でした。
   調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。

   (山本廣子)


   以上


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