最近の和白干潟
2014年3月
2014年度 第1回 ラムサール条約登録街頭署名活動 報告(3月25日)
日時: 2014年3月25日(火)16:00~17:00
場所: 福工大前駅周辺
参加: 6名
曇りからとうとう雨になり、初めて雨傘をさしながら署名活動をしました。署名用紙が少し濡れましたが、皆さん面倒がらずに思ったより協力してくれました。
和白小の生徒や和白小卒業生は喜んで署名してくれました。皆で30名の署名をいただきました。有難うございました。
森さんによると署名活動1回に付き10日間の期間が申し込めるそうで、今後も雨の日には順延ができるような申し込みをしようと話し合いました。
参加の皆さん、雨の中をお疲れ様でした。風邪などひかれませんように!
(R・K)
以上
●日時:3 /22 (土)15:00~17:00
●参加者:32名:一般17名、内(和白小4名・柏陵高校生1名)守る会:15名
回収ゴミ合計67袋: 可燃ゴミ:64袋(人工ゴミ・自然ゴミ共)不燃ゴミ:3袋。
鳥は、ミヤコドリ9羽、ダイシャクシギ1羽、アオサギ、ダイサギ、マガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、沖にスズガモ約300羽
今和白干潟では、まだ、ミヤコドリが9羽確認出来ています。カモ達も大分少なくなってはいますが、マガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、コガモ、を観る事が出来ます。
沖には群れが小さくなったスズガモも観られます。砂の上にはコメツキガ二の砂団子が沢山有り、ウミニナも砂の上を這い回っています。これから暖かくなると、干潟の生き物たちの活動が活発に成ります。それも楽しみの一つです。
アシ原では、アシの新芽が大分伸びてきています。ハマニンニクは早いものでは穂が出始めていて、枯れたハママツナの根元には、生まれたばかりの小さな可愛らしい芽が出ていました。
ハマウドは逞しく葉を広げており、アシ原の小道には色づき始めたナワシログミが沢山実を付けています。ウグイスが上手にさえずり始めました。
本日のクリーン作戦は、一般参加で初めての方が多くあり、有難いことに遠方の方では、みやま市や、須恵町、市内では、南区や早良区からの参加が有りました。
又お天気も良く久し振りに暖かい一日でした。風は少し出てきましたが、清掃には丁度良い気温でした。見た目には綺麗に見えていたアシ原の中に、取り残された人工ゴミが多く有りました。
思いのほか参加人数も多く広範囲に清掃することが出来ました。和白小学校5年生の取材も有りました。
清掃後には野鳥観察やお茶とお菓子で歓談をしながら、初めての方の感想を聞く事ができました。参加の皆様ありがとうございました。お疲れ様でした。
(S・T)
以上
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- 和白川河口→塩浜護岸→5丁川河口→奈多入口 -
2014年 3月 9日(日) -晴れ- 小潮(干潮 7:40 満潮14:59)
[観察鳥種] 44種
[参加者数] 17名
3月になった。春一番はまだたけど既に春らしい。あちこちで梅花の便りを聞く。たくさん飛来していた冬の渡りの野鳥達もそろそろ旅立ちのときだ。まだ居てくれるかな。留鳥達も春になり羽の色を変え始めたかな。
そんな鳥や植物の春の変化を期待して出発した。和白川河口ではいつものアオサギが今日は木の枝から下りて川岸にいた。コサギも近くで見ることができた。数種類のカモが浮んでいる。
先に進み右の畑を観ると野焼きがされ、こんもり盛られた土の山の頂にモズが辺りを窺っている。枯葉を焼き、耕された土の中から出てくる虫を探しているようだ。スコープで覗いてみた。雄かな?雌かな?。
ベテランの方に聞いてみると持っていたカメラで写真を見せて、雄雌の違いを説明してくれた。彼はりりしい顔の雄である。親切な方とお話が出来るのも探鳥会の魅力である。
干潟に目を向けるとマガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、ツクシガモが浮いていたり、砂島上にいるのが確認できた。対岸にはミヤコドリが9羽カウントできた。
クリークの横を歩いていくとハコベとホトケノザがたくさん咲いていた。双眼鏡は逆さに使うとルーペとして使えることを教わった。面白い使い方だ。ハコベの様な小さな花の接写は難しいとも。
小さな花たちにはナナホシテントウムシが何匹も止まっていて春を感じた。
クリークにはカイツブリ、オオバン、オカヨシカガモが泳ぎ、横の木にはカワセミが留まっていた。五丁川河口を過ぎ、更に奈多入口に向かって進んだところに廃船が観える、その上にカワウやカモがいる。
よく見ると1羽のダイゼンが顔だけを見xせている。遠くの白いブイの上でミサゴが獲った魚を食べていた。沖合ではカンムリカイツブリが夏羽になっていた。ハジロカイツブリやスズガモなども元気に潜っていた。
五丁川河口付近から2羽のトビが旋回しながらずっと上空を飛んでいる。春は恋の季節でもある。奈多入口辺りで見通しが悪く成ってきた。春霞なら良いが、PM2.5のようである。この辺りで鳥合わせをして散会となった。
和白干潟は年中アサリがたくさん取れる場所だ。人にも鳥やたくさんの生物達にとっても命を支える貴重な場所だ。人の身体、自然の存在もその消化と代謝を繰り返す微妙なバランスは奇跡的だ。
そのバランスを壊すことなくワイズユーズを意識し、永遠の干潟であって欲しいと思う。新しい方々や先月に続いて参加された方々と楽しい時間をすごせた。
今回貴重なスコープカメラを見せていただき感激した。次回は桜満開の頃、皆様と又お会いしたいと思う。
(S・M)
以上
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