最近の和白干潟
2015年2月
和白小学校4年生の和白干潟観察会まとめの発表会参加報告(2月26日)
●日時:2/28(土)15:00~17:00
●参加者:25名、一般参加5名内(5歳児1名)守る会20名、(株)環衛サービス6名
●回収ゴミ合計46袋: 可燃ゴミ:45袋(人工ゴミ35袋・自然ゴミ10袋)不燃ゴミ:1袋。(注射針1本)
●粗大ゴミ:ビニール製車カバー個、剪定枝、板、約10本、(魚のルアー釣り針が付いているもの1本)発泡スチロール制箱2個
●見られた鳥、ダイシャクシギ1羽、ツクシガモ10羽、マガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、スズガモ、カルガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ミサゴ・山の鳥:ツグミ、ヒヨドリ、
ウグイスが上手にホーホケキョと鳴いていました。
今和白干潟では、春を感じられる沢山のウミニナが干潟表面に這い出し始めています。コメツキガニの砂団子も大分見られる様になってきました。
アシ原でもアシやハマニンニクの新芽が多く見られるようになり、ハママツナも枯れた親木の側や、離れた場所にも、良く見ないと分からない程小さな可愛い双葉の芽を出しています。
ツルナも黄色い小さな花を咲かせていて、あちこちで見ることが出来ました。これから段々と暖かくなるに連れて、干潟やアシ原、後背林も賑やかになり楽しみが増えていきます。
本日のクリーン作戦は、アオサが無くなり人工ゴミが目立ち、自然ゴミはアシの茎など倒れたのや、流れ込んでアシに乗っかって、上に積もったのが殆どでしたが、広場前~唐原川河口右岸迄清掃することが出来ました。
終わる頃に雨がぼちぼち降りだしましたが濡れることなく無事に終わることが出来ました。参加者は守る会が殆どでした。一般の人では、一人で初めて参加された方と、家族3名で早良区からの方も有り
初めての和白干潟に興味を持たれた様子でした。毎回欠かさずに参加してくださる方は椋木さんです。
最後にお茶を飲みながら歓談して、カモやダイシャクシギを観て貰いました。参加された皆さまありがとうございました、お疲れ様でした。
(S・T)
以上
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日 時:2015年2月26日(木)14:15~15:45
場 所:和白小学校講堂にて
参加者:和白小学校4年生117名と先生6名
和白干潟を守る会参加者:7名
学校の講堂で発表会をしますから、干潟を守る会にも見に来て下さいと招待がありました。春夏秋冬を通して和白干潟を見て下さるのは、地元の学校でもあり頼もしいことです。
4年生全員を前半と後半に分け、前半を又11の小さな班に分け、発表する子と後半の子どもたちは聞き役に回り、私たちも各班の話と説明を受けました。
全部回るのは忙しかったです。広い紙に鳥の絵あり、人形劇有り、色々の手段で自分が見たこと・感じたこと・しなければならないこと・した方が良いことなど、それぞれに発表がありました。
プロジェクターを使いこなし、現代っ子の先端をも見せてくれた班もありました。一番多かった事柄は干潟を綺麗にしたいとの思いだったようです。
これだけ地元の事に関心を持ち考えてくれる子ども達がいることは、とても嬉しいことです。この気持ちを大きく育てて欲しいと思いました。
最後に集まる時、男の子のポケットから小さな紙切れが落ちました。近くで見ていたら足先ではねやったので黙って見ていると、それを拾い自分のポケットに入れました。
私が小さな拍手を送るとニコリと笑顔になりました。私も微笑み返しました。子どもたちの発表が終わった後は、和白干潟を守る会の観察会のまとめの授業をしました。
パワーポイントで和白干潟のおさらい学習をするつもりが、プロジェクターが言うことを聞いてくれずつながりません。
先生と山之内さんが頑張って設定する間に、プログラムを変更して、先に守る会ガイド一人ひとりが感想を述べました。
それから山本さんが和白小学校に通った頃の話や東京から帰って和白干潟を埋める計画があるのを知り、和白干潟を勉強して和白干潟保全の請願書を出し、その後和白干潟を守る会を始めた経緯などを話しました。
やっとプロジェクターがつながり、パワーポイントを使って和白干潟の学習をしました。
夏と冬の和白小学校の観察会の時の写真が入っており、皆懐かしく見ていました。最後に和白干潟の鳥や生き物などの写真を写して和白干潟の自然の紹介をしました。
最後にガイド皆でミヤコドリの歌を合唱しました。
今回は西日本新聞東支局の記者も参加取材されており、校長先生も見学してありました。
(S・T)
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-海岸→海の広場→アシ原→砂洲→唐原川河口→林→海の広場
2015年2月8日(日) -曇り後晴れ間 北西風強し- 中潮(干潮 5:56 満潮 12:7)
[観察鳥種] 34種
[参加者数] 16名
北西風が強く吹き、寒い日でした。満潮へ向かう潮で、海の広場方面に向かいました。和白4丁目の海岸に降りて、和白川河口にいるツクシガモやマガモ、オナガガモなどを見ました。
海岸では風が強く吹き付け、とても寒かったです。海は白波が立っており、沖のスズガモたちが見え隠れしています。海岸にはツグミが降りてきていました。干潟にいるカモメがホイグリンカモメではないかと
話題になりました。写真に撮りあとで調べるそうです。
海岸を歩いて、海の広場まで行きました。先月の探鳥会後に、海の広場から樹林帯まで火事があっており、草や木々が黒く焼け焦げた跡を見てもらいました。
冬は草が枯れて乾燥しており風が強いので、火には特に注意してほしいと思います。冬枯れのアシ原を砂洲まで歩きました。
シロハラ、ツグミ、メジロなどが見られました。砂洲に出て海を見ましたが、海は波高く荒れており寒いので、またアシ原を通り唐原川河口へ行き、そこから樹林帯の外の道を歩きながら、小鳥たちを探しました。
シロハラやアオジ、丸まって止まる可愛いヒヨドリなどが見られました。アロエの花の蜜を味わったり、キバナオキザリスの花や梅の花などを見ながら海の広場まで戻り、鳥合わせをしました。
最後に砂洲にダイシャクシギが飛んで来て、皆を楽しませました。今日の探鳥会には兵庫県や鹿児島県の3名の方が参加されました。
(山本 廣子)
以上
山本 廣子
●冬期シギ・チドリ調査3回目を行いましたので報告します。
今津では2015年2/1(日)午前中に調査を行いました。
タゲリ25羽、トウネン16羽、ハマシギ85羽など、10種159羽がカウントされました。他にはヘラサギ2羽、クロツラヘラサギ14羽、ツクシガモ70羽、ズグロカモメ6羽、オオハクチョウ3羽などが観察されました。
博多湾東部では2015年2/3(火)午後に調査を行いました。
ミヤコドリ9羽、ダイゼン6羽、ハマシギ66羽など、8種110羽がカウントされました。他にはヘラサギ4羽、クロツラヘラサギ12羽、ツクシガモ92羽、ミサゴ6羽、カンムリカイツブリ2羽などが観察されました。
2/3の博多湾東部の調査では晴れて暖かく、調査しやすかったです。干潟や岩場にツグミがたくさん見られました。ジョウビタキも干潟に入っていました。
海辺の木々にはメジロやヒヨドリやシロハラなどの小鳥類が多くいました。潮干狩りの人は5名がいました。
他に望遠鏡で鳥を見ている人たちや作業をしている人たちが干潟に入っていました。多々良川の多々良橋下流の護岸工事が再開しており、環境への影響が心配です。
調査参加者は今津が1名、博多湾東部は7名でした。
調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。
以上