最近の和白干潟
2015年3月
NPO法人ウオールレスジャパン子ども32名と付き添い4名の和白干潟観察会報告(3月14日)
●日時:3/28(土)15:00~17:00
●参加者全員:22名、一般参加9名(内幼児2名)守る会13名
●回収ゴミ合計55袋: 可燃ゴミ:54袋(人工ゴミ7袋・自然ゴミ47袋)不燃ゴミ:1袋
●粗大ゴミ:カーペット1個、浮き付きの(船用フロート止めロープ)1セット
●見られた鳥、ミサゴ2羽、ダイシャクシギ2羽、クロツラヘラサギ6羽、スズガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ダイサギ、アオサギ・山の鳥:ツグミ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、スズメ
今和白干潟では、ハマニンニクの穂が出始めています。ハマダイコンの花や、後背地では山桜や、オオシマザクラ?が満開で、春の賑わいを見せ始めました。ハママツナの新芽にアシや、シオクグ、ホコガタアカザの芽も
この一月で随分大きくなってきました。
一番良い場所にはハマウドが大きく葉を広げています。干潟ではコメツキガニが活発になり巣穴や砂団子が随分多くなりました。越冬のカモ達は大分少なくなりましたが、沖のスズガモはより多く集まっています。
渡りの準備をしているのでしょうか?幅広く幾重にも長く列をなしています。クロツラヘラサギと、ダイシャクシギも仲間が増えました。これからは待望の春の渡りのシギ達を観ることが出来ますよ。
朝はミヤコドリ8羽を観ることが出来ました。広場入口のハリエンジュの梢でホウジロが鳴いていると思いましたが、良く観るとメジロでした。朝からずっと鳴いています。こんなさえずりは初めて聞きました。
又、運よくミサゴが水中にダイブする様子も観ることが出来ました。
本日のクリーン作戦は、人工ゴミは雨が降ってないせいか少なく、自然ゴミはアシの茎などが倒れ流れ込んだアシの茎が覆いかぶさり新芽の妨げになっていましたが、約7割が取り除けたのかなと思います。
広場前~唐原川河口右岸迄清掃し、人数は少なかったのですが効率よく集めることが出来ました。家族4名で参加された方もありました。今回スズキ自動車福岡の方も2名が参加してくださり
若い力を沢山いただきました。椋木さんも毎回欠かさずに参加して下さいます。
最後にお茶を飲みながら歓談したり、クロツラヘラサギやダイシャクシギ、カモなどを観て貰ったりしました。
初めて見る鳥たちに感激されていました。参加された皆様ありがとうございました。お疲れ様でした。
(S・T)
以上
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日時:2015年3月14日(土) 10:15~12:00天候:晴れ 小潮 満潮15:13 干潮08:37
場所:和白干潟・海の広場
参加者:36名(小学生31名と中学生1名及び付添い4名)
守る会ガイド:2名とカメラ係1名
NPO法人ウオールレスジャパンは「壁を社会問題と考え、その壁をなくしたい」との想いで、孤独死の危険性のある人たちや高齢者に対して、孤独死防止と高齢者生活支援を行っている団体とのことです。
今回は、小学校3年~6年の子どもたちを対象に、「海の生きもの観察会」と題して和白干潟と海の中道海浜公園で海の生きものたちを知ろうという企画でした。
干潮時間を過ぎての観察会だったため、干潟のはなしをした後、付添いの人に望遠鏡を持ってもらい、干潟に入りました。
子どもたちに、ゴカイの巣穴の掘り方やカニの探し方などを教えながら干潟を移動。子どもたちは干潟を掘り返しながら、ゴカイやコメツキガニやアサリ貝などを見つけてきます。
3センチ位の大きなアサリも割と多く見つかりました。沖合で山本さんがアサリの探し方を教え、しばらく浄化実験に使うアサリとウミニナ探し。
アサリやウミニナを探すとともに、望遠鏡で干潟の鳥たちの観察もしました。
その後、アシ原近くに移動。移動の途中で干潟に残ったカモやカラスの足跡などを子どもたちに紹介。アシ原に近づくと砂州にコメツキガニの砂団子がたくさんあり、ここでカニ探し。それからアシ原付近には、
ペットボトルやプラスチックゴミなどがたくさんあったので、全員でゴミ拾いをしながら海の広場に戻りました。海の広場でまとめと質問、バケツに集めたカニやカイなどを紹介、中には5センチほどのアナジャコも
いました。先日から観察されていたカミクラゲも少し大きくなっていました。
質問では「毒を持ったクラゲはどの位いるのか」、「カメはいるのか」、「クジラは来るのか」などの質問がありました。
最後にアサリの浄化実験の結果を見てもらい、和白干潟での観察会はどうでしたか、との問いに子どもたちは楽しかったとのことでした。暖かくて天気も良く、子どもたちに干潟を楽しんでもらえて良かったです。
(H・Y)
以上
観察された鳥
ダイシャクシギ(1)、クロツラヘラサギ(2)、ミサゴ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、スズガモ、ホオジロガモ、ウグイスなど
観察された生きもの
カミクラゲ、アカクラゲ、コメツキガニ、マメコブシガニ、ケフサイソガニ、ヨコエビ、アナジャコ、アサリ、オキシジミ、ソトオリガイ、ユウシオガイ、ホトトギスガイ、アラムシロガイ、ツボミガイ、ウミニナ
ホソウミニナ、マガキなど
観察された植物
ハママツナの芽、ハマダイコンの花など
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-海岸→海の広場→アシ原→砂洲→唐原川河口右岸→唐原川河口左岸先
2015年3月8日(日) -快晴- 中潮(干潮 5:01 満潮 11:09)
[観察鳥種] 38種
[参加者数] 16名
今日は久しぶりに暖かい探鳥会でした。(1,2月の探鳥会は極寒でした。)集合地の和白公園の桜もたくさんつぼみがついていました。道端のスミレの花も咲いて、もうすぐ春ですね。
海の広場方面へ向かいました。和白4丁目の海岸に降りて、和白川河口にいるツクシガモやマガモ、オナガガモなどを見ました。 暖かいので海岸にいてもゆっくり探鳥できました。
今日は対岸の雁ノ巣海岸にミヤコドリ9羽が見えます。海岸にはツグミが降りていました。水際にはクラゲの仲間がたくさん発生していました。アカクラゲは大きくなっていました。
2~3cmの小さなクラゲがたくさんいて可愛かったです。海の広場からアシ原を砂洲まで歩きました。ハマダイコンの花が咲き始め、ハママツナの小さな芽がたくさん出ています。
ハマニンニクもだいぶ大きくなりました。ウグイスが上手にさえずり出しました。砂洲では遠くのスズガモの群れや求愛のポーズをするホオジロガモの群れを見たり、夏羽になりかけたカンムリカイツブリや
ハジロカイツブリを見ました。アシ原の沿岸を歩き、唐原川河口右岸へ行きました。休んでいたコガモたちを近くで見ることができました。さらに川を回って唐原川河口左岸へ出て、その先まで歩きました。
牧の鼻の近くまで行き、ウミアイサのペアを見ました。
今日はハイキング気分で、だいぶ遠くまで歩きました。西日本新聞東支局の記者も参加されました。
(山本 廣子)
以上
【参加者の感想】
・ハジロカイツブリが近くで見られた。 ・ツクシガモがきれい。
・ホオジロガモが良かった。 ・遠くでもミヤコドリが見られて良かった。
・カンムリカイツブリが良かった。 ・ウグイスの姿を見た。
・ウミアイサがステキ!
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