最近の和白干潟
2015年5月
「キヤノン」参加の和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告(5月23日)
キヤノンMJグループの和白干潟清掃後の潮干狩り報告(5月23日)
●日時:5/23(土)15:00~17:00
●参加者:54名、一般参加15名(内小学生2名、城東高校ボランティア部4名、福岡eco動物専門学校3名)、九州産業大宗像ゼミ16名、キヤノン10名、 守る会13名
●回収ゴミ合計65袋: 可燃ゴミ:61袋(人工ゴミ28袋・自然ゴミ33袋)不燃ゴミ:4袋
●粗大ゴミ:角材4本、杭2本、木の枝10本、バーベキュー用網1個、プラスチックボード1個
●見られた鳥、マガモ、カルガモ、ダイサギ、オオソリハシシギ1羽、チュウシャクシギ1羽、ハクセキレイ・山の鳥:ウグイス声、コゲラ、スズメ、
今和白干潟のアシ原では、アシが大きく伸びていて緑一面に輝きとてもさわやかです。中道辺りには、ハマヒルガオが咲き乱れ、スイカズラやセンダンの花がいい香りを漂わせています。
此処では後背林を含め、一年通して色々な草木の花や実、葉などを楽しむことが出来ます。つくづく自然が豊で貴重なところと、再認識をさせられます。
干潟では、コメツキガニ、ウミニナなど底生動物も益々活発に活動する季節となりましたが、渡り鳥のカモやシギ類は少なくなり寂しさを感じます。
本日のクリーン作戦は、一般の参加者が多く特に、学生さんが目立ちました。何時もこの位に一般参加者に関心を持ってもらえると本当に嬉しいです。
地域の方の関心も増えてほしいですね。又毎月必ず参加の方や東区内の方で年に何回か出てくださる方など有り、とても有り難く感謝しています。
今回、人工ゴミは意外と少なかったのですが、木枝や葉などが多く打ち寄せられていました。有る程度人数が多いと清掃前と後では見違えるように綺麗になります。
初めて和白干潟に来られた方も「こんな良い所が有ったのですね」と言っておられました。
清掃が早く終わり、山之内さんと田浦さんで、高校生や大学生とその先生方に水質調査や砂質調査を一緒に体験してもらいました。
清掃後はお茶とお菓子で歓談して散会しました。参加された皆様ありがとうございました。お疲れ様でした。
(S・T)
以上
日時:5/23 16:10~17:10
参加:13名(キヤノングループ11名と一般の方2名)
場所:和白干潟沖合(唐原方面)
小雨が降りそうな空模様でしたから、清掃を早めに終えて潮干狩りを始めました。唐の原川の右岸では小粒のアサリしか採れなかったので、左岸の方へ移りました。
山本さんがあちこち小高く盛り上がっているところを掘ってみると少し太めのアサリが見つかりました。
男の子の一人はドーナツのように砂を掘り、そこからオキシジミが次々出てくるので喜んで母親に報告していました。
オキシジミはたくさん採れましたが食べなれていないようで、海に戻す方が多かったです。心配した雨は降らず、1時間弱の短い潮干狩りでしたが1回のお味噌汁ができたでしょうか。
(T・K)
以上
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山本 廣子
●春期シギ・チドリ調査3回目を行いましたので報告します。
今津では5/9(土)午後に調査を行いました。
ムナグロ4羽、ハマシギ60羽、アオアシシギ12羽、チュウシャクシギ35羽など、18種137羽がカウントされました。他にはクロツラヘラサギ8羽、カラシラサギ1羽、チュウサギ1羽が観察されました。
博多湾東部では5/19(火)午後に調査を行いました。
ミヤコドリ2羽、ハマシギ159羽、キアシシギ65羽、チュウシャクシギ95羽など、6種332羽がカウントされました。他にはコアジサシ1羽、ミサゴ1羽が観察されました。
5/19の博多湾東部は晴れて暑いくらいでした。潮干狩りや磯遊びの人が和白海域と香椎と名島で384名いました。
和白海域の海の広場沖合(和白干潟中心部)には貝堀りの人がほとんどいませんでした。海の広場沖合あたりはアサリが少なかったためだろうと思います。
今回は香椎の牡蠣の岩場でチュウシャクシギやキアシシギが多くみられました。またミヤコドリ2羽が奈多の牡蠣の岩場にいました。越夏するのでしょうか?
雁ノ巣や香椎の海岸ではスイカズラやセンダンの花が咲き、良い香りがしていました。
調査参加者は今津が2名、博多湾東部では7名でした。調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。
以上
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-和白川河口干潟→海の広場→アシ原→唐原川河口→牧ノ鼻下-
2015年5月10日(日) -晴れ- 小潮(干潮 7:16 満潮 13:31)
[観察鳥種] 33種
[参加者数] 24名
今日はバードウイークで和白海岸探鳥会は福岡県と共催です。県からは2名の方が参加され、挨拶をしていただきました。参加者に野鳥のミニ図鑑などを配布いただきました。
集合地の和白公園のクスノキもトベラも花が満開で良い香りが漂っています。イソヒヨドリの美しいさえずりが聞こえます。和白川河口干潟では、コメツキガニがたくさんいました。ハクセンシオマネキもいます。
チュウシャクシギやソリハシシギたちが唐原川方面にいましたので、そちらに向かうことにしました。海辺をゆっくり歩きながらシギやサギを見ました。潮干狩りの人たちも20人くらいいましたが、
潮は満ちてきていましたのであまり気になりませんでした。
沿岸のアシ原では、オオヨシキリの元気な声が聞こえます。沿岸にはツルナやハマゴウが大きく育っていました。ハマヒルガオが咲いています。チュウシャクシギたちはカニを食べたり飛んだり忙しく動いています。
何度も飛びましたが、和白干潟のたくさんのカニたちが気になってまた舞い降ります。
海の広場やアシ原ではノイバラやシャリンバイの白い花が真っ盛りでした。ウグイスのさえずりを聞きながら、大きなカニの穴を見ながら、アシ原を抜けて砂洲に出ました。カルガモが浮かんでいます。
ツバメも飛び交っています。
唐原川河口ではカワセミも見られました。牧ノ鼻下の岩干潟付近まで歩きました。遠くの浜辺にミサゴが降りています。今日は春の渡りのシギたちを見ながら和白干潟沿岸をぐるっと歩きました。
FBS.TV.の取材がありました。
(山本 廣子)
以上
【参加者の感想】
・シギたちをたくさん見ることができた。 ・カワセミがきれいだった。
・自然を満喫できた。 ・鳥の種類が多いのに驚いた。
・シギの低空飛行がすばらしい。
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