最近の和白干潟
2016年11月
2016年11月27日(日)11:00~15:00
「第28回和白干潟まつり」を開催しました。雨模様の中での和白干潟まつりでした。
初めて和白干潟と近くの公民館とに分かれての開催になりました。無事に開催できて良かったですね。干潟にはテントを立ててバードウオッチングや観察会の起点にしました。
ステージと模擬店は近くの公民館に移して開催できました。両会場で約350名の参加がありました。反省会や後片付けなど、最後まで力を合わせて頑張ることができました。お疲れ様でした。(実行委員長:山本
廣子)
●開会式
司会は森 文子さん、開会挨拶は山本実行委員長、生協支部委員長。今年も市長からのメッセージが届き、松田さんが代読。
●バードウォッチング
「野鳥の会」の田村さんの指導で観察開始。30名参加。49種の鳥を見ることができ、歓声があがっていました。
●自然遊び
自然観察指導員の田村講師の指導で大人16人子ども3人が参加。干潟の生き物を探し、自然の面白さを体験しました。
●植物観察
福岡植物友の会の野村講師の指導で16名が参加。雨に濡れているアシ原には入れませんでしたが、海の広場周辺の植物をゆっくりと観察できました。
● 干潟の生物観察
大人8人子ども8人の参加。藤井講師のわかりやすい説明で、事前に用意された貝やカニなどを見てから、雨の干潟を少し歩き観察しました。
● 合唱 「九州青年合唱団」
大人9人子ども3名で「和白の春」「島人(しまんちゅ)ぬ宝」など6曲をすてきな歌声でたからかに合唱しました。
●器楽演奏「モジャッコ」
オカリナとギターの2人で「ビリーブ」「北の国から」など7曲を演奏。 やわらかなオカリナやギターのすてきな演奏でした。
● コーラス「うたごえサロン」
参加者を巻き込んで盛り上がりました。ウクレレの伴奏で9名が「浜千鳥」「ミヤコドリ」などを歌いました。
●紙芝居(和白干潟の秋)
森さんの手遊び「ドレミの歌」を紹介し、山本代表の作画で鳥の声を流して話し、子どもたちが見入っていました。
●マジックショー
グループが休みで、山本代表が干潟のマジックを披露しました。
●一言アピール
出展・出展者の活動アピールをおこないました。
●手をつないで
初めての室内での実施。音楽もよく聞こえ、楽しくできました。
●写真展・パネル展室内の展示は初めてでしたが、大変にぎわいました。
●模擬店・バザー
出店者16団体。展示のみ3団体。楽しく売り上げました。室内でしたので、交流も良くできました。
●ラムサール宣言
田浦さんによる力強い「ラムサール宣言」で締めくくりました。
●記念写真
まつりの終了後に皆 で写真に写りました。
以上
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●日時:11/26 (土)15:00~17:00
●参加者27名:一般3名 九産大今ゼミ3名(内先生1) 守る会18名
●回収ゴミ:49袋: 可燃ゴミ:48袋(内アオサなどの自然ゴミ:45袋)不燃ゴミ:1袋
●鳥:ミヤコドリ17羽、ミサゴ1羽、クロツラヘラサギ5羽、ツクシガモ23羽、オオバン、淡水ガモ、海ガモなど
今和白干潟では、越冬のカモ類が随分多くなりました。寒くなってやっと、ツクシガモもまとまって観ることが出来るようになりました。ミヤコドリも昨年と同じ羽数になりました。これからもっと増えることを期待しています。
クロツラヘラサギも多く見られています。カンムリカイツブリは今冬は例年より多いように思います。
アシ原ではアシの穂がフワフワの綿毛になり、周りのウラギクやセンニンソウも綿毛になっています。アシ原中道ではノイバラの赤い実、シャリンバイの黒っぽい実、クコは赤い実と紫色の花が同時に見られます。
ハマボウ、ナンキンハゼが紅葉していて目立ち、一段と華やかに見えます。後背林も色づき秋模様になりました。アシ原入り口には紅葉したハママツナも残っていました。
クリーン作戦では、明日の干潟まつりに備え、会場整備班と清掃班とに分かれてそれぞれが頑張りました。守る会会員の多くは会場整備をしました。守る会残り数名と一般参加者や産大生、九大留学生などの参加が有り、十数名で
広場前から市道にかけてアオサとゴミを集めてソリや一輪車で運び綺麗になりました。
夏に多く発生したアサミドリシオグサが砂の下に潜り込み周りの砂を真っ黒にして、分解せずに残っていました。アオサより質が悪いように思いました。くっついていた大量のホトトギスガイも巻き込んでいました。
来年からは、打ち上げられる前に、取り除いた方が良いと思いました。終り頃には雨も降りだして来ました。最後にお茶とお菓子で歓談しながら感想などを聞き、クリーン参加の方は先に散会しました。干潟まつり会場整備作業の方は
引き続き行いました。明日11/27の干潟まつりが雨の場合を考えて、作業を行いました。参加された皆様、お疲れ様でした。
(S・T)
以上
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日時:2016年11月15日(火)10:30~11:30
場所:西鉄.香椎駅高架下 参加者:6名
署名数:55名分
本日の署名活動では、始める少し前に雨が降りだして来ました。署名活動が出来るか心配でしたが始める頃には止み、本当によかったです。本日署名して下さった方は、和白干潟のことを色々心配して下さる方も多くて励みになりました。
山本さんと韓国語教室でのお友達や、河上さん、松田さんの近所の方や、香住ケ丘の方も何名かおられました。今日は若い男性の方も数名署名して下さいました。
全般には、ある程度お年を重ねられた方の方が気にして居られる様に思いました。お疲れ様と声をかけて下さり、ビタミンCのキャンデーを下さった方もおられました。今村さんには「息子が帰る度に干潟に行きます。
また香住ケ丘護岸の近くで砂が堆積しているので心配です。お兄さんが和白に住んでおり、貝堀を経験したこと」などいろいろ話された方も有った様です。何時も思うことですが、自分から声をかけて下さる方や「時間がない」と一言
言って下さる方と、全く無視される方も有り、人それぞれですね。活動に参加された皆さん、お疲れ様でした。
(S・T)
以上
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-和白4丁目海岸→海の広場→アシ原→砂洲-
2016年11月13日(日) -晴れ - 大潮(干潮 14:22 満潮 8:36)
[観察鳥種] 49種
[参加者数] 19人
秋らしくなってきました。風も無く暖かくて気持ちの良い探鳥会日和でした。集合地の和白公園の桜の木の葉も赤く染まっています。ナンキンハゼの葉も赤くなり、白い実がはじけています。
可愛いプラタナスの実もぶらさがっていました。カササギが2羽、マンションのアンテナに止まっていました。越冬する冬鳥たちが訪れた和白干潟に向かいました。和白4丁目海岸に降りるとたくさんのヒドリガモなどの淡水ガモが
迎えてくれました。遠くの砂洲にはクロツラヘラサギが眠っています。淡水ガモたちもゆっくりと寝ているものが多かったです。沖合にはスズガモやホオジロガモ、ホシハジロなどの海ガモ達、カンムリカイツブリも多かったです。
ミサゴも杭の上で生きのいい魚を食べています。和白干潟ではゆっくりと時間が過ぎて行くようです。参加者の皆さんもゆっくりと鳥たちを眺めています。遠く雁ノ巣の海岸にはミヤコドリ17羽を見つけました。少し倍率の高い
接眼レンズを付けていたので、良かったです。海の広場からアシ原の中道を歩きました。
赤く色づいた塩生植物のハママツナやイソホウキギを紹介しました。シャリンバイの実が生っており、ウラギク(ハマシオン)もまだ少し咲いていました。アシの穂が出そろってほくほくになり、陽光に輝いています。
暖かいので、アシ原中道にアシハラガニが散歩にでてきました。シロハラの声やウグイスの地鳴きが聞こえます。砂洲に出ると、淡水ガモは飛び立ちましたが、クロツラヘラサギは逃げませんでした。
潮が引き出して、ハマシギが群れで飛び回っています。干潟に降りてほしかったけれど、降りませんでした。残念!
和白干潟は今秋アオサが少な目で、干潟の状態が良いのでしょうか、冬鳥たちが多くて元気に感じられました。
(山本 廣子)
以上
【参加者の感想】
・クロツラヘラサギが近くで見られて良かった。
・ミサゴの食事が良かった。 ・ハマシギの群舞がきれいだった。
・アシハラガニが可愛かった。 ・カンムリカイツブリが多く見られて良かった。
・木々や草の紅葉がきれいだった。
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