最近の和白干潟


2017年3月

和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告(3月25日)

ラムサール条約登録の早期実現を求める請願提出 報告(3月21日)

定例探鳥会報告 和白海岸(3月12日)

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和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告

  ●日時:3/25(土)15:00~17:00
  ●参加:23名、一般6名、九産大5名(宗像ゼミ学生4名、教師1名)、守る会12名
  ●回収ゴミ:52袋: 可燃ゴミ:50袋(人工ゴミ:26袋、自然ゴミ24袋)、不燃ゴミ:2袋
  ●粗大ゴミ:発泡スチロールマット2枚、板・枝・木切れ等 約50本
  ●潮干狩りの人:122名
  ●見られた鳥:ダイサギ、アオサギ、ミサゴ1羽、ウグイスとコゲラ(声)、ヒヨドリ、キジバト、ハマシギ10羽、ミヤコドリ16羽、ホウロクシギ1羽、クロツラヘラサギ3羽、オナガガモ、マガモ、カワウ、スズガモ

  今和白干潟沿岸では、アシが少しずつ新しい芽を出しています。花では、ハマダイコンが満開で、白や、紫の可憐な花を見ることが出来ます。
  ハマウドは勢い良く茂り、アシ原の中まで食い込んで生えて、年々勢いが増しているように思われます。ハマニンニクも穂を出し、稲穂のような花を咲かせていました。
  海の広場前には、ハママツナの小さな新芽がぎっしりと赤い顔をのぞかせています。後背林は未だ芽吹いてはいませんでしたが、ナワシログミは実をつけていました。
  クリーン作戦では、早めに広場に行ったので、数人で植物観察をしました。ハマニンニクやハマウド、ハマダイコンの群落を見ました。薄日が差していてさわやかでした。
  清掃の時間になり、リヤカー、ソリ、一輪車とゴミ袋を持ち、唐原川河口右岸まで行き、遠くから近くへと清掃しました。数名の人がアサリを採って帰っておられました。採れたのを見せて貰いましたが、大きく育っていました。
  ゴミは今回も人工ゴミが多くあり、見える範囲では、とてもきれいになりました。アシの上に被さった自然ゴミの草木はとても多くて、取り終えることが出来ませんでした。

     

  今回も筑紫野市から参加の高校生と、粕屋から参加の若い女性の方や、九産大宗像ゼミ関係者、香住ケ丘ガールスカウトの親子など多くの方の参加が有り、本当に嬉しく思います。
  清掃後は感想などを聞きながら、お茶でのどを潤して貰いました。ミヤコドリ、ホウロクシギ、クロツラヘラサギやサギ類を観て貰いました。「ゴミが多い」「和白干潟を見るのが好きで清掃に参加した」などの感想がありました。
  本当に有り難いですね。最後に記念写真を撮り散会しました。参加された皆様お疲れ様でした。有難うございました。

                             


  (S・T)

  以上


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  ラムサール条約登録の早期実現を求める請願提出 報告

  日時:2017年3月21日(火)10:50~14:20
  場所:福岡市議会、各会派及び議会事務局
  参加:9名

  3月21日午前11時から、山本代表、山之内、田辺、今村の4名で福岡市議会の全会派と無所属議員を回り、8日にあらかじめ資料を添付してお願いしていたラムサール請願の紹介議員となることを承諾する署名の結果を聞きに行きました。
  その結果、11名の議員が紹介議員になってくださいました。紹介議員を受けることに会派全体として反対する会派もありましたが、中には一部のみ署名してくださったところもありました。
  ラムサール条約に登録することは、本来、市長の決断次第で可能なことなのですが、議会の中ではその意義を理解されていない議員がまだまだ多いのではないかと思いました。
  午後2時から9名のメンバーは議会事務局に5,134名分の署名簿を添えて請願書を提出しました。山本代表が署名請願を手渡し、趣旨を説明しました。

                                   

  議会事務局からは、3月議会では請願が出されたことが報告され、どの委員会に付託(請願審査がされる委員会がどこの委員会になるか決める)するかはその後となり、審査日程が決まれば連絡すると説明がありました。
  提出の様子は高田さんが写真撮影、その後、議会事務局前で全員の記念写真を撮りました。
  当初、市政記者クラブに記者会見や取材を申し込んでいたのですが、取材も記者会見もありませんでした。現在、議会は市長の出した空港民営化への出資を行わないという提案に対し最大与党自民党が反対し、与党野党入り乱れて
  対立していることからマスコミの関心はもっぱらその問題に集中し、ラムサール登録と言う私たちの請願には関心が向けられず、非常に残念な思いをしました。
  2015年秋から2016年12月まで取り組んだ署名請願ですが、提出から審査を経て、採択までの道のりはなかなか険しいものがあります。

  (E・I)

   以上


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 定例探鳥会報告 和白海岸

  -和白4丁目海岸→海の広場→アシ原→砂洲-
  2017年3月12日(日) -晴れ - 大潮(干潮 15:41 満潮 10:00)
  [観察鳥種]43種 
  [参加者数] 20人

  今日は暖かく穏やかな日和です。満潮の和白4丁目海岸に降り、砂洲に残るミヤコドリとマガモたちを見ました。北国へ渡ったのかカモたちはずいぶん少なくなりました。沖にはスズガモやホオジロガモ達の群れがいます。
  ホオジロガモは雄の求愛行動が見られました。カンムリカイツブリは夏羽になったものもいました。ツバメが2羽飛びました。初認です。

                   

  海の広場付近にはハマダイコンの花が咲き、ハマサジやハマウドが大きく育っています。砂洲で休むミヤコドリが近くで見られました。ウミアイサも20羽程が集まっているようです。アシ原からはウグイスの声が聞こえます。
  ジョウビタキもまだ残っていました。浜辺に降りたツグミも見られました。

     

  アシ原中道を歩き砂洲に出ると、淡水ガモが一斉に飛び立ちました。大潮の満潮時で干潟が無くシギたちの姿が見えませんでしたが、遠く奈多の護岸で休むダイゼンを見つけました。
  今回は渡って行く冬鳥たちの春の様子を観察できました。鳥たちは思ったよりも多くいて、嬉しかったです。

  (山本 廣子)

  以上

  【参加者の感想】 
   ・ミヤコドリがはっきり見られて良かった。
   ・どの鳥もとってもきれいだった。 
   ・ホオジロガモが可愛かった。
   ・カンムリカイツブリが夏羽になっていた。


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