最近の和白干潟
2017年7月
リサイクル講習会「ペットボトルで貝の浄化実験器具を作る」報告(7月25日)
和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告(7月22日)
日 時:2017年7月25日(火)14時~16時
講 師:田中貞子さん
参加者:5名
場 所:事務所
材 料:ペットボトル、ビニールテープ、梱包用テープ、ビス
道 具:はんだ鏝(ごて)、ハンマー、カシメ打ち
観察会で使う貝の浄化実験器具を講師の田中さんが今まで作ってくださったものをモデルに、教えていただきながら作り始めました。
ペットボトルに赤色テープを貼ったものは主にアサリなど二枚貝を、黄色はウミニナを、白色は海水のみを入れる器具です。最初にはさみでペットボトルの上部を切り取り、幅広のビニールテープを貼ります。
それから初めて使う電気カッターで吊り下げひもを差し込む穴を2か所に開け、包装用テープを通し取っ手を作ります。
次にこれも初めて使うハンダ鏝で穴をあけ、ビスを取っ手のテープの上から付けるのがなかなか難しかったです。ハンダ鏝はやけどをしないかとおそるおそる使いました。
器用なみなさんはどんどん完成しましたが、私は1個作るのがやっとでした。みんなで16個完成しました。今度の浄化実験は楽しくなるでしょう。今後は皆で一緒に作って行けるのではないでしょうか?
田中さんは、常日頃必要なこれらの浄化実験器具を作り揃えておられ、エコ生活も学ばせてもらいました。ありがとうございました。
(T・K)
以上
●日時:7/22(土)15:00~16:45
●参加:122名、一般参加:5名、九産大宗像ゼミ3名、城東高校生徒95名先生6名、 西日本シティ銀行4名、守る会13名
●回収ゴミ:63袋: 可燃ゴミ:61袋、不燃ゴミ:2袋 (人工ゴミ、自然ゴミ含む)
●粗大ゴミ:プラスチック容器1個、浮き3個 ●潮干狩りの人:3名
●見られた鳥:ダイサギ、アオサギ、コサギ、カワウ、トビ、カラス
今和白干潟沿岸では、アシが伸びて緑一面になっています。
干潟では生きものたちが活発で特にウミニナが干潟一面におり、場所によっては重なり合ったりしながらはい回っています。コメツキガニや、アシハラガニの動きが活発になり、アシ原から出て活動をしています。
ハマナデシコの花は満開を過ぎましたが、ハマボウが咲いており黄色い花で目立ちます。ハママツナも多く生えており目に見えて大きくなりました。このまま育つと秋の紅葉が楽しみです。
海の広場奥の湿地ではヒトモトススキの銅色の穂が出そろいました。その手前ではシロバナサクラタデが白い花を咲かせています。またシナサワグルミが長い実の房を下げています。
アシ原入口ではハマユウの白い花が美しく咲いています。
クリーン作戦では、テントを張り日陰を作りました。今月は城東高校より生徒と先生が大勢で参加して下さり、RKBテレビの取材もありました。少し前には雨が降ったのですが、風の方向でゴミはさほど多くは有りませんでした。
恒例のアオサも少し流れ着いていました。
気温が35度でとても暑く生徒の熱中症が心配でしたが、守る会が用意したお茶で喉を潤しながらの作業でした。
約1時間でしたが、誰一人熱中症にかからずに無事終わることが出来ました。特に今回も城東高校の環境委員が5名参加してあり、さすがと思わせる活躍ぶりでした。
お陰様で広範囲に清掃が出来ました。参加された皆様ありがとうございました。お疲れ様でした。
(S・T)
以上
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