最近の和白干潟
2018年3月
和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告(3月24日)
定例探鳥会報告 和白海岸(3月11日)
●日 時:3月24日(土)15:00~17:00
●参加者:21名 : 一般8名名、守る会13名
●回収ゴミ:84袋: 可燃ゴミ:83袋、(自然ゴミ:43、人工ゴミ40袋) 不燃ゴミ1袋
●粗大ゴミ:角材、枝等4本、プラスチック浮き1個、発泡スチロールケース1個、ビニール製風船1個
●観られた鳥:ミヤコドリ28羽、ツクシガモ5羽、マガモ、オナガガモ、ホウロクシギ8羽、ミサゴ2羽、クロツラヘラサギ1羽、ダイサギ、アオサギ、ウグイス(上手に鳴いていた)
今和白干潟では、アシの細いタケノコみたいな尖った新芽や、アシ原中道には、ハマダイコンの花が咲いています。
ハマナデシコの新芽も大分大きくなり、あちこちで見られます。ハマウドは一番大きくて他の植物より目立ちます。後背林では山桜が満開の花と赤っぽい葉も同時に見ることが出来ます。ハマニンニクも穂を出しはじめました。
海の広場前には小さなハママツナの新芽がびっしりと赤や緑の小さな芽を出しています。段々と大きくなり秋には紅葉します。これから毎月育つ過程が楽しみです。
干潟ではコメツキガニや、ウミニナの活動が多く観られる様になります。春の渡りのシギ達が観られます。
本日のクリーン作戦は、風が少し有りましたが、とても穏やかでした。海の広場前より始め、アシ原入り口から段々と唐原川海の澪筋近くまでを清掃することが出来ました。
今回の参加人数は先月より少なかったですが、人工ゴミをたくさん集めた為に、ゴミ袋の数が多くなりました。始めた頃は余り潮が引いてはいませんでしたが、段々と引いて来ました。近くで鳥たちを観ながら清掃が出来ました。
今回大野城市や筑紫野市、早良区からは親子ずれと、他1名の方など遠方からの参加が有りました。地元の議員の方の参加も有りました。何時も参加の水産高校生は4月からは九産大生になるそうで、参加を期待しています。
清掃後には、家族で参加された小学4年生の方の山本さんへの取材が有りました。最後に参加者全員でお茶とお菓子で一息ついてもらいながら感想を聞き、野鳥観察して貰い、記念撮影をしてから散会しました。
参加の皆様お疲れ様でした。有難うございました。
(S・T)
以上
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和白4丁目海岸→和白川河口→塩浜護岸→五丁川河口→奈多護岸
2018年3月11日 -快晴-
【観察鳥種】50種
【参加者数】19人
今日は快晴で暖かく、道端ではホトケノザやオオイヌノフグリ、ノボロギクなどの花がきれいでした。畑の棒くいに止まるモズがじっとしていて、良く見ることができました。
ヒバリが鳴き初めのようで、まだ空へ高く上がりません。和白川河口から干潟を見ると逆光でカモたちは黒く見えます。オナガガモが多いようでした。コサギは夏羽になっていて、冠羽が出て、胸や背に美しい飾り羽が出ています。
水際にクロツラヘラサギとヘラサギが寝ていました。しばらくして唐原川河口に飛んでいきましたが、そこにも2羽のクロツラヘラサギがいました。ミヤコドリは25羽、ツクシガモは10羽ほどが見られました。
ミサゴが2羽、干潟の棒くいに止まっていました。
五丁川河口の通称「かねんて」(池のように丸くなった場所)にはオオバンが20羽程とカイツブリと珍しくキンクロハジロがいましたが、対岸のやぶにいるタヌキをTさんが見つけました。
私は2匹見ましたが、3匹の親子を見た人もいました。タヌキの出現で盛り上がりました。
奈多入り口の見晴台からは、廃船上に休むカワウやカルガモと2羽のダイゼンの頭が見えました。ちょうどその時に雁ノ巣にいたスズガモ達3000羽ほどの群れが一斉に海の広場方面に飛びました。
黒白の点々が長く連なって帯のようでした。集まって渡って行く前でしょうか、圧巻でした。
奈多の護岸海側には松並木がありますが、そこからウグイスがホーホケキョとだいぶ上手に鳴いて、ついてきます。生垣の陸側の木々ではメジロがせわしく鳴いています。
参加者も長崎や広島からの方もありました。毎回、自然のドラマが感じられて、ワクワクします。感動を多くの人と共有できて、嬉しいです。ハマダイコンの花も咲き出して、春の訪れを感じた探鳥会でした。
(山本廣子)
【参加者の感想】
◇モズがきれいだった。
◆初めて参加して、鳥の見方が参考になった。
◇ミヤコドリがたくさん見られて良かった。
◆タヌキが現れてびっくりした。
◇クロツラヘラサギとヘラサギが見られた。
◆スズガモの群れに感動した。
以上
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