最近の和白干潟
2018年4月
「干潟・湿地を守る日2018」「全国春のビーチクリーンアップ2018」参加の和白干潟のクリーン作戦と自然観察 報告(4月28日)
2018年度 春期シギ・チドリ調査報告(4月16日)
定例探鳥会報告 和白海岸(4月8日)
●日 時:4月28日(土)15:00~17:00
●参加者:52名 : 一般37名(西日本シティ銀行和白支店4名、九大生1名、個人5名、九産大宗像ゼミ12名、澤田ゼミ15名) 守る会15名
●回収ゴミ:97袋、可燃ゴミ:95袋(自然ゴミ:50袋、人工ゴミ45袋、)不燃ゴミ2袋
●粗大ゴミ:自転車1、畳1、パソコン1、(角材・板・枝等約10)
●観られた鳥:ミヤコドリ16羽、クラツラヘラサギ9羽、アオアシシギ1羽、マガモ、オナガガモ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ツバメ23羽、ウグイス2羽(声)
今日のクリーン作戦は、「干潟・湿地を守る日」「全国春のビーチクリーンアップ」参加のクリーン作戦でした。最初に「干潟・湿地を守る日2018宣言」を読み上げ、皆の賛同を得ました。
九産大の宗像ゼミ、澤田ゼミの先生と学生に参加して頂き、思っていたより多くの方々に参加頂きました。一般参加で何時も西日本シティ銀行和白支店より3~4名の方が参加されています。個人の参加も多く頭が下がります。
人工ゴミは思いのほか少なくて大雨や風向きでも打ち上げられるゴミも左右されます。何時もの様に、ゴミ袋を持つ人、ソリ、一輪車、リヤカーとそれぞれが好みの物で回収しました。
最後にお茶で喉を潤してから本日のゴミの量や、砂質、水質などをお知らせして感想を聞き、記念写真を撮り散会しました。感想では、全体に思ったより人工ゴミが少なかったとのことでした。尚潮干狩りの人は約290名でした。
和白干潟には、渡りの鳥達が飛来しています。ミヤコドリもまだまだ観ることが出来ます。
クロツラヘラサギも10羽程度観ることが出来ますが、大潮の干潮時刻には、潮干狩りを楽しむ人が多く、鳥たちは人を避けて移動しており、人が居なくなった頃に戻って来ています。コメツキガニの砂団子が干潟一面に有ります。
アシ原では、大きくなったアシで全体が緑に輝き、後背林は濃い緑や黄緑、赤緑などに彩られていて、中道にはハマエンドウが咲き乱れ、オオジシバリがそこかしこで黄色の花を咲かせて目立ちますが、夕方には花が閉じている様です。
側にはノイバラが咲き、ヤマフジが白や紫の花を咲かせていてとても綺麗です。
ハマニンニクも大きい穂を出しており、海の広場側には白いハリエンジュの花が良い香りを漂わせています。色々な花を観るだけでも気持ちが穏やかになります。
参加された皆様ありがとうございました。お疲れ様でした。
(S・T)
以上
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今津では4/1(日)午前中に1回目の調査を行いました。
コチドリ12羽、ハマシギ104羽、アオアシシギ12羽、イソシギ5羽、タシギ2羽の、5種135羽がカウントされました。他にはヘラサギ5羽、クロツラヘラサギ24羽、ズグロカモメ1羽、ツクシガモ3羽が観察されました。
博多湾東部では4/16(月)午後に1回目の調査を行いました。今回は一斉調査になります。
ミヤコドリ22羽、コチドリ2羽、ダイゼン1羽、ハマシギ3羽、アオアシシギ6羽、イソシギ4羽、オオソリハシシギ4羽の、7種42羽がカウントされました。他にはヘラサギ1羽、クロツラヘラサギ11羽、カンムリカイツブリ7羽が
観察されました。
4/16の博多湾東部はだんだん曇ってきて風が強くなってきましたが、潮干狩りや磯遊びの人が和白海域と香椎と名島で182名いました。潮干狩りの人が多くて、シギやチドリたちは干潟に降りれないのか、少なかったです。
数日前までいたオバシギやハマシギ、ホウロクシギなどが見あたらず、残念でした。ミヤコドリやクロツラヘラサギはまだ多く残っているようです。和白干潟の周辺ではヤマフジや白いフジの花が満開でした。
ハマニンニクの穂も満開です。
コサギやダイサギやアオサギが夏羽や婚姻色になっており、羽数も増えているようです。カンムリカイツブリも夏羽でした。名島海岸では流木や不法投棄されたゴミが目立ちました。
調査参加者は今津が2名、博多湾東部では9名でした。調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。
以上
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和白4丁目海岸→海の広場→アシ原→砂洲→唐原川河口左岸
2018年4月8日 -晴れ-
【観察鳥種】40種
【参加者数】14人
昨日より寒波で風が強く寒い日でした。和白公園の桜はもう散っていました。和白4丁目の海岸に降りて観察しました。鳥たちは強風を避けて和白川河口付近に集まっています。
ミヤコドリ25羽の近くに春の渡り鳥のオバシギが14羽とオオソリハシシギ3羽がいました。オオソリハシシギは胸が赤いものもいました。他にはツクシガモやマガモ、オナガガモ、カルガモなどがいます。
沿岸を歩き、海の広場へ行きました。沿岸にはアシの芽がたくさん出ています。ミズクラゲがいくつも打ち上げられて干からびていました。沖合にはスズガモの120羽程の群れがいました。
カンムリカイツブリは夏羽のものもいました。
アシ原の中道はハマニンニクが穂をつけ、ハマエンドウやハマダイコンの花が咲き、春の装いになってきました。ナワシログミの実が赤く熟れています。
アシ原ではメジロやツグミ、シロハラなどの声を聞いたり姿を見たりしました。
また木々に止まる夏羽のダイサギやアオサギがいました。
砂洲ではシロチドリが出てきました。ヒドリガモの群れもまだ残っています。珍しくウミアイサが干潟に上がっており、強風にあおられていました。
唐原川右岸横を通って左岸まで行きました。河口にはコガモたちが休んでおり、きれいな羽色を観察しました。
今日はまだまだ寒かったですが、春を感じた探鳥会でした。
(山本廣子)
以上
【参加者の感想】
◇コガモがきれいだった。
◆ツクシガモが見られて良かった。
◇ミヤコドリがたくさん見られた。
◆ミサゴが見られて良かった。
◇オバシギやオオソリハシシギが見られた。
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