最近の和白干潟


2018年8月

和白干潟のクリーン作戦と自然観察 報告(8月25日)

定例探鳥会報告 和白海岸 (8月12日)

2018年度 秋期シギ・チドリ調査 報告(8月7日)



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和白干潟のクリーン作戦と自然観察 報告

   ●日 時:8月25日(土)15:00~16:50
   ●参加者:31名 : 一般14名(NHK福岡放送局1名、西日本シテー銀行和白支店4名、福岡高校2名、他7名)守る会17名
   ●回収ゴミ:38袋、可燃ゴミ:35袋(草木、人工ゴミ) 不燃ゴミ:3袋
   ●粗大ゴミ: 流木:30(切り株、木枝、板、竹、他)プラスチックスレート約2m、
   ●観られた鳥:ミヤコドリ7羽、トウネン1羽、アオサギ9羽、ダイサギ7羽、ミサゴ5羽、トビ7羽、カワウ3羽、

   今日のクリーン作戦は、台風19~20号の影響は直接には無かったのですが、その為かとても気温が高くて蒸し暑く、清掃は一時間で切り上げましたが、大きなゴミが多くあり運ぶのが大変でした。
   今月も先月同様に流木類が多く有りました。嬉しいことに最近では、高校生や一般の参加の方もだんだん増えてきています。NHK福岡放送ディレクター、福岡高校の生物部の女子2名が和白干潟の生き物と環境についての取材を兼ねて
   参加してくれました。
   春日市からは親子3名の方や、早良区からや、東京在中の里帰りで参加して下さった大学生などがあり、本当に有り難いですね。清掃後はお茶で水分補給して貰いながら、お菓子も用意しました。
   初めての方などに感想を聞きましたが、皆、ゴミが多いとのことでした。希望の方にミヤコドリなど観て貰い最後に記念写真を撮り散会しました。

      

   その後NHKのディレクターがきり絵館に立ち寄り、山本さんの取材と2Fのきりえを見て帰られました。
   今、和白干潟では、アシが薄緑の涼し気な穂を出し始めています。高いのでは2メートル以上のも有ります。中に入ると何処にいるのか全く分かりません。ゴミも隠れてしまっていて一見綺麗に見えます。
   遅咲きのハマボウが広場前に一輪咲いていました。近くにはハマゴウも未だ咲いており、センニンソウも白い花が残っています。広場周りには、キンエノコロが金色の穂をつけていました。

                 

   波打ち際にはハママツナが大分大きくなり、ハマサジは花を付けました。
  
      

   広場は色んな雑草で覆われて、緑が一面の為に地面の熱さを遮ってくれています。草にはいろんなバッタがいます。虫たちも居心地がよさそうですね。側ではツクツクホウシが盛んに鳴いていました。
   参加の皆様有難うございました。お疲れ様でした。

   (S・T)

   以上


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  定例探鳥会報告 和白海岸

    和白川河口→塩浜護岸→五丁川河口→奈多入り口
   2018年8月12日 -晴れ-
  【観察鳥種】17種
  【参加者数】11人 

  気温37度の猛暑の中の探鳥会です。集合地の公園のサンゴジュの実が赤くきれいでした。熱中症対策の水分と帽子を確認しました。今日は大潮の満潮時で、和白川河口の干潟にいるハクセンシオマネキは見ることができませんでした。
  鉄塔にはハヤブサがいて、日陰でまっすぐに止まって世の中を見ているようでした。鉄塔にはミサゴも止まって、魚を食べていました。

                

  堤防の道にはところどころにセンダンなどの木陰があり、休みながら歩きました。スダジイの実が大きくなってきました。もう2週間以上も雨が降らず、しかも高温のために、堤防上の植え込みの木々は枯れているものがありました。 
  五丁川河口では、秋の渡り鳥のキアシシギに出会いました。河口のカネンテの岸辺にはイソシギも休んでいました。

                 

  河口先の見晴台からは、海上や護岸にいるカワウの30羽くらいの群れを見ました。

                

  沖合のブイの上に珍しくウミネコが止まっていました。ウスバキトンボがたくさん飛んでおり、セミ時雨の中の探鳥会でした。猛暑でしたので、奈多入り口の木陰で早めに鳥合わせをしました。
  終了後、奈多護岸へ行かれた方は、堤防外側に27羽のキアシシギが休んでいるのを見たそうです。暑いのに、小さなシギがたくさん渡っているのですね。      

  (山本廣子)

  【参加者の感想】
   ◇高校で生態系を調べているが、生き物の頂点のハヤブサが見られて良かった。
   ◆渡りのキアシシギが見られて良かった。。
   ◇ツバメが少なかった。
   ◆カワウが多くて、元気だった。

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  2018年度 秋期シギ・チドリ調査 報告


                                               山本 廣子


   ●秋期シギ・チドリ調査1回目を行いましたので報告します。

   今津では8/5(日)午前中に1回目の調査を行いました。コチドリ2羽、アオアシシギ7羽、キアシシギ5羽、チュウシャクシギ5羽の、4種19羽がカウントされました。他にはミサゴ6羽が観察されました。
   博多湾東部では8/7(火)昼前後に1回目の調査を行いました。ミヤコドリ2羽、アオアシシギ7羽、キアシシギ13羽、イソシギ3羽の、4種25羽がカウントされました。他にはミサゴ5羽が観察されました。
   8/7の博多湾東部は晴れて猛暑でしたが、風が強くて幾分過ごしやすかったです。潮干狩りや磯遊びの人は少なく、和白で2名でした。秋の渡りの時期で、キアシシギ、アオアシシギなどが見られました。

      

   奈多のクリークや多々良川にキアシシギがいました。越夏していると思われるミヤコドリ2羽もいました。カワウは奈多や雁ノ巣に多く、200羽程いました。和白と奈多にはアオサがたくさん発生していました。

      

   奈多ではエノキの木の実が色づいてきていました。ハマユウの花もきれいでした。
   ハクセンシオマネキが和白川河口や奈多のクリークなどにたくさんいて、白いハサミを振っていました。

     

   調査参加者は今津が3名、博多湾東部が10名でした。調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。

       


  以上

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