最近の和白干潟

2020年4月

2020年度 春期シギ・チドリ調査報告(4月30日)

和白干潟のクリーン作戦報告(4月25日)

2020年度 春期シギ・チドリ調査報告(4月7日)


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2020年度 春期シギ・チドリ調査報告

                                            山本 廣子

   ●春期シギ・チドリ調査2回目の報告をします。


   今津は4/30(木)午後に2回目の調査を行いました。今回は一斉調査になります。
   コチドリ2羽、ダイゼン1羽、キョウジョシギ1羽、トウネン2羽、ハマシギ104羽、アオアシシギ12羽、キアシシギ10羽、イソシギ3羽、ソリハシシギ1羽、ホウロクシギ1羽、チュウシャクシギ95羽、セイタカシギ2羽の
   12種234羽がカウントされました。他にはクロツラヘラサギ3羽、ヘラサギ2羽、ミサゴ1羽、オオヨシキリ5羽が観察されました。

   博多湾東部では4/21(火)に2回目の調査を行いました。今回は一斉調査になります。
   ミヤコドリ8羽、シロチドリ1羽、トウネン3羽、アカアシシギ1羽、アオアシシギ3羽、キアシシギ4羽、イソシギ2羽、ソリハシシギ1羽、チュウシャクシギ1羽、タシギ2羽の、10種26羽がカウントされました。
   他にはクロツラヘラサギ14羽、ミサゴ2羽が観察されました。

                   

   4/21の博多湾東部は晴れましたが、西風が強く吹きつけて寒かったです。帽子が飛ばされ、望遠鏡も倒れました。和白干潟は珍しく白波が立っていました。
   大潮の干潮時で、和白海域には潮干狩りの人が440名いました。釣り人も2名いました。香椎や名島でも17名がいました。
   新型コロナウイルス感染予防のために学校や会社が休みの所も多く、親子連れの潮干狩り客が多かったです。掘った人に見せてもらいましたが、大きなアサリがたくさんとれていました。

                   
   
   奈多の沿岸にはトベラの花が満開できれいでした。和白川河口ではアキグミの花盛りで、がくが銀色に輝き良い香りが漂っていました。ハマエンドウやハマダイコンの花も咲いていて、春を感じました。
   
      

   クロツラヘラサギは和白海域に多くいて、後頭に橙黄色の冠羽や胸に橙黄色の帯がある夏羽のものもいました。ミヤコドリは8羽が奈多の岩礁にいました。

                          

   ミズクラゲが砂浜に上がっていました。名島ではアオサが発生していました。多々良川河口にはヒドリガモやホシハジロの群れが、奈多にはコガモやオカヨシガモが、和白にはマガモやオナガガモがまだ残っていました。

                          

  
調査参加者は、今津では2名、博多湾東部では4名でした。調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。



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和白干潟のクリーン作戦報告

                                           山本 廣子

   ●日 時:4月25日(土)15:00~16:15
   ●参加者:5名 :守る会3名他2名
   ●回収ゴミ:7袋:可燃ゴミ: 7袋 不燃ゴミ小1袋
   ●観られた鳥:クロツラヘラサギ4羽、マガモなど淡水ガモ30羽、アオサギ2羽、コサギ1羽、ウグイス

   本日のクリーン作戦は、新型コロナウイルスの影響で先月に続き中止になりました。海辺にはこのところの大風で人工ゴミが沢山あり、ワカメやアマモもたくさん打ち寄せられていました。

                              

   今日も風が強かったけれども日差しが強く暑いくらいでした。来られた人で人工ゴミを中心に1時間余り拾い集めました。ゴミはアルミ製のリヤカーに乗せて運びました。
   
      

  潮干狩り客が相変わらず多くて、400名くらいの人出でした。アサリはたくさんとれているようでした。

                              

   和白干潟のアシ原では白いフジの花が咲き、ハマボウの木の新芽も大きくなってきました。ハママツナが少し大きくなっていました。淡水ガモもまだ少しいました。ウグイスが鳴き続けていました。
   ハマダイコンやオオジシバリの花も咲いていました。

      

   水質調査を見学したいという方が参加されましたが、担当者の田浦さんは今日は仕事で来られず残念でした。
   参加して頂いた皆さま、ありがとうございました。


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2020年度 春期シギ・チドリ調査報告

                                山本 廣子

  ●春期シギ・チドリ調査1回目を行いましたので報告します。

  今津では4/5(日)午前中に1回目の調査を行いました。
  ハマシギ106羽、オバシギ1羽、アオアシシギ9羽、オグロシギ1羽、オオソリハシシギ1羽、ホウロクシギ5羽の、6種123羽がカウントされました。他にはツクシガモ1羽が観察されました。

  博多湾東部では4/7(火)午後に1回目の調査を行いました。
  ミヤコドリ14羽、コチドリ2羽、ハマシギ5羽、イソシギ7羽、オオソリハシシギ2羽、タシギ1羽の、6種31羽がカウントされました。他にはクロツラヘラサギ20羽、ミサゴ3羽が観察されました。

                  


  4/7の博多湾東部は晴れて暖かかったですが、浜辺は風が強かったです。今日は大潮の干潮時でしたので、潮干狩り客が多く、和白・奈多・雁ノ巣で500名近くいました。香椎や名島でも10名くらいずつ潮干狩りや磯遊びの人がいました。
  子どもたちも貝掘りをしていて、可愛かったです。

                           

  塩浜のカネンテの中に干潟ができており、珍しくタシギやコチドリやイソシギがいました。アオサは全体に少なかったです。多々良川や香椎では、クロツラヘラサギが固まらずに1・2羽ずつ離れて食事していました。
  調査地全体にコガモ、オナガガモ、マガモ、ヒドリガモなどの淡水ガモとオオバンが少数残っていました。

                 

  香椎花園の浜辺では桜の花が満開でした。雁ノ巣海岸ではハマダイコンの花がたくさん咲いていました。

                             

  ハマニンニクの穂も出そろっていました。ハマエンドウやツルナの花が咲いていました。

                 

  暖かいので、コメツキガニやアシハラガニまで出てきていました。昨年11月に破壊されて今年2月頃に埋め戻された雁ノ巣のアシ原も見てみましたら、細いアシの芽がたくさん出てきていましたので、嬉しかったです。
  
     

  またアシ原が復活するよう祈っています。和白干潟の後背林の緑も美しくなってきました。調査参加者は今津が3名、博多湾東部では5名でした。調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。


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