最近の和白干潟

2020年5月

和白干潟のクリーン作戦と自然観察 報告(5月23日)

2020年度 春期シギ・チドリ調査報告(5月22日)

定例探鳥会報告 和白海岸(5月10日)

5月2日の和白干潟のようす

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和白干潟のクリーン作戦と自然観察 報告

                                  田辺 スミ子

   ●日 時:5月23日(土)15:00~16:30
   ●参加者:9名 : 一般1名(西日本新聞記者)、守る会8名
   ●回収ゴミ:54袋、可燃ゴミ袋(自然ゴミ48袋、人工ゴミ5袋、)不燃ゴミ1袋
   ●粗大ゴミ:鉄製グランドゴルフホール:1個
   ●観られた鳥: ダイサギ、コサギ、アオサギ、ウグイス

    今日のクリーン作戦は新型コロナウイルスの為中止でしたが、守る会員の来れる人で行いました。西日本新聞の方が取材を兼ねて参加して下さいました。
   本日もですが、先日からの西寄りの強風で大量の自然ゴミと、人工ゴミも一緒になり打ち上げられていました。

      

   奈多方面の松の花や、古い枯葉も相当に集まって居ました。マツバボウキで枯葉やアマモ等を集めて、リヤカーや2輪車でゴミ回収場所迄運びました。約1時間余りでは有りましたが広場前とアシ原の入り口は綺麗になりました。
   ゴミ置き場には潮干狩りの人のバイクや自転車が沢山止めてあり、ゴミ置くのに苦労しました。晴れて暑くなり、少人数では拾い切れない程のゴミがあり、疲れました。                      

      

   和白干潟ではアシが青々茂り、後背地の緑も大分色濃く成ってきました。一番大きくて目立つのは、ハマウドの花です。アゲハチョウ等の幼虫の餌になれば良いですけどね。ウグイスも盛んに鳴いていました。

                                       

   ウスバキトンボもちらほら観られるようになりました。
   アシ原入り口付近では、ハマヒルガオの花がたくさん咲いていました。スイカズラの花もきれいでした。センダンの花が満開で良い香りがしました。ヤマザクラの木には赤いサクランボが生っていました。

      

   広場ではずっとゴルフの練習をしている人がいました。今日は350名の人が潮干狩りを楽しんでいました。参加された皆様、お疲れ様でした。
  
   
                                      



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2020年度 春期シギ・チドリ調査報告

                                             山本 廣子

  ●春期シギ・チドリ調査3回目(今津と博多湾東部)を行いましたので報告します。

  今津では5/3(日)午前中に3回目の調査を行いました。
  ダイゼン1羽、コチドリ3羽、タシギ1羽、チュウシャクシギ64羽、ホウロクシギ1羽、トウネン9羽、アオアシシギ11羽、キアシシギ7羽、ソリハシシギ2羽、イソシギ3羽、ウズラシギ2羽、ハマシギ100羽、キョウジョシギ1羽の13種
  205羽がカウントされました。他にはクロツラヘラサギ5羽、ヘラサギ1羽、ミサゴ2羽が観察されました。

  博多湾東部では5/22(金)に3回目の調査を行いました。
  今回は1名ずつ分かれて調査する予定でしたが、和白だけ2名で調査しました。事務所に集合はせずに調査結果を山本まで送ってもらい、まとめました。
  ミヤコドリ2羽、コチドリ1羽、シロチドリ1羽、ダイゼン1羽、キアシシギ24羽、イソシギ5羽、ソリハシシギ9羽、チュウシャクシギ8羽の8種51羽がカウントされました。他にはミサゴ3羽が観察されました。

     

  5/22の博多湾東部は晴れて風が心地よい中での調査でした。大潮の干潮時でしたので、多くの人が潮干狩りをしていました。特に和白(258名)と雁ノ巣(204名)が多くて、全体では492名でした。
  空気がきれいで、立花山の緑が鮮やかでした。
  今回はキアシシギやソリハシシギ、チュウシャクシギなどの春の渡り鳥が多く見られました。またミヤコドリはまだ2羽が香椎に残っていました。ダイサギやコサギの美しい夏羽が見られました。

                

  奈多護岸の道にはハマヒルガオの花がたくさん咲いていて、美しかったです。コバンソウの穂が出ていました。和白川河口ではセンダンやスイカズラなどの花が満開で、良い香りがしました。

     

  雁ノ巣海岸にはアシハラガニやコメツキガニがたくさんいました。多々良川河口や奈多のクリークにはヤマトオサガニがたくさん出ていました。

                

  アオサは名島で目立ってきました。和白海域ではまだアオサは見られませんでした。多々良川では1mの丸い筒を数か所仕掛けて、漁をしていました。
  調査参加者は今津が2名、博多湾東部では5名でした。調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。



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定例探鳥会報告 和白海岸

                      山本 廣子

  ■定例探鳥会    和白海岸
  ★新型コロナウイルス感染防止のため中止となりましたが、お世話係など3名で別々に分かれて和白海岸を観察して野鳥を記録しました。

  
2020年5月10日 -曇り時々小雨―
  ① 山本廣子  :和白川河口→和白4丁目海岸→海の広場
  ② 田辺スミ子 :唐原川河口→アシ原→海の広場
  ③ 田村耕作  :唐原川河口→和白川河口→奈多海岸→五丁川河口→和白川河口
  【観察鳥種】32種
  【参加者数】3人
  【担当者】 山本廣子、田辺スミ子


  時折雨が降り、寒い一日でした。集合地には私一人で行きましたが、一般参加者はありませんでした。田辺さんは唐原川河口から、私は和白川河口から、それぞれ観察を始めて途中で会う予定でした。和白川河口で田村さんと会いました。
  観察結果の記録を送ってもらうことにしました。満潮時で潮高が高く干潟が出ていませんでした。海の広場で田辺さんと会って、潮が引きだした午後も観察することにしました。午前中はコサギとダイサギが多くいました。
  業者が2隻の舟でオゴノリをたくさん積んで帰ってきました。

                          

  浜辺にはハマヒルガオがたくさん咲いていました。アシ原付近ではシャリンバイの花、白いフジの花、ノイバラ、キショウブ、ハリエンジュ、ハマウドなどの花が満開でした。和白川河口ではチガヤに穂が出ていました。

                 

                 

  干潟にはウミニナが多く目立ちました。ミズクラゲが打ち上げられていました。ハシボソガラスがコンクリートにオキシジミを落として割り、干潟で赤い中身を食べるところを目撃しました。
  唐の原川河口や和白川河口でもカラスが巣作りをしていました。
  
                  

  午後には潮が少し引き出して干潟が出ていました。キアシシギやソリハシシギも少し見られましたが、もう潮干狩りの人々が待ちかねたように干潟に入って行きました。良く引いておらず寒い日なのに70人も入っていました。

                    

  田村さんには広い範囲で奈多まで見ていただき、後で記録や写真を送って頂きました。巣作りするバンが可愛かったです。オオヨシキリやコチドリも渡ってきたのが確認できてよかったです。

     


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5月2日の和白干潟のようす

                       山本 廣子

   フジの花が満開だろうと思い和白干潟に立ち寄り、浜辺でお弁当を食べました。
  海は満潮になりかけでしたが、晴れて気持ち良かったです。沖の水際にはツクシガモが3羽寝ていました。
  干出している干潟には、チュウシャクシギが7羽動き回っていました。淡水ガモも20羽くらいいました。水辺で遊ぶ若者や親子連れが数名いました。

             

  沿岸のアシ原の方へ行きフジの花を見ましたら、まだ咲きはじめでした。

                                            

  その横のシャリンバイの花が満開でいい匂い、トベラの花も満開、ノイバラの花も満開、ハリエンジュの花も満開で白い花々がたくさん咲いていて緑も美しく、花園のようでした。


      




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