最近の和白干潟
2020年6月
田辺 スミ子
●日 時:6月27日(土)15:00~16:40
●参加者:104名 : 一般92名(九産大宗像ゼミ学生10名と先生1名、城東高生徒71名と先生7名、NPOレインボウフイッシユ1名、他2名)守る会12名
●回収ゴミ:83袋:可燃ゴミ81袋(自然ゴミ3袋、アオサ65袋、人工ゴミ13袋、)不燃ゴミ:2袋
●粗大ゴミ:鉄製グランドゴルフホール:1個 ,P23リットル水かん用タンク1個、炊飯器1個、ヘルメット1個、P・竹かご1個ずつ、
●観られた鳥:スズガモ4羽、カルガモ3羽、 ダイサギ2羽、カワウ7羽、ウグイス
クリーン作戦は新型コロナウイルス感染防止の為に3~5月迄中止でした。今回はマスクや、アルコール等を参加者にも用意して貰い、守る会でも準備して行いました。密にならない様に気をつけながら、4カ月ぶりのクリーン作戦でした。
九産大宗像ゼミや、城東高校生が大勢で来てもらいましたが、あいにく満潮時刻と重なり、気圧の関係か?小潮にもかかわらず中々潮が引いてくれませんでした。
その為に予定の場所を清掃することが出来ませんでしたが、女学生にはアシ原の中のアシをかき分けながら大きなゴミを拾ってもらいました。
他は主に広場前のアオサを集めて運びましたが、市道までは潮が引かないので岸辺を通ることが出来ず、市の駐車場の方から行きました。リヤカー、一輪車、ソリで約1時間10分ゴミを拾いました。
アオサや、人工ゴミは人数が多くて大分集まりました。アオサがいつもの年よりは早く流れて来ているようです。沿岸にたくさんありました。
和白干潟ではアシが青々茂り後背地の緑も色濃く、アシ原では涼しそうな薄緑色のクサヨシの穂が沢山出ていました。アシ原の中道にはハマナデシコの鮮やかなピンクの花が沢山咲いていて、砂洲ではネムの花も可愛くて目立ちます。
広場前ではハママツナも大分大きくなりました。小さなピンクのネジバナ、シロツメクサの白い花、ツルナ、市道側にはハマゴウの薄紫色の花も咲き始めでとても綺麗でした。
マサキの花や、ナンキンハゼの細い花芽が沢山ついていました。トウネズミモチの花や、広場入口にはヒメジヨオンの小さな花が咲き乱れています。まだまだ沢山の花たちが観た人を楽しませてくれます。
砂浜にはアシハラガニが出ていました。植物も生きものも元気な季節になりました。最後に鳥も見てもらいました。久しぶりのクリーン作戦に大勢参加いただき、有難うございました。お疲れ様でした。
(山本 廣子)
2020年6月14日 -晴れ後曇り一時雨-
① 山本廣子と南のり子:雁ノ巣海岸→奈多護岸→五丁川河口→和白川河口
② 田辺スミ子:唐原川河口→アシ原→海の広場→和白川河口
【観察鳥種】29種
【参加者数】0人
【担当者】 山本廣子、田辺スミ子、南のり子
天気予報では雨でしたが朝は晴れており、途中で少し雨が降りました。集合地には2名行きましたが、一般参加者はありませんでした。
田辺さんは唐原川河口から、私と南さんは雁ノ巣海岸から、それぞれ観察を始めて途中で会う予定でした。奈多護岸付近で田村さんと会いました。観察結果の記録を送ってもらうことにしています。
干潮時ですが小潮で干潟は少ししか出ていませんでした。
雁ノ巣海岸からはめずらしくウミネコの飛んでいる姿が見られました。奈多護岸付近では廃船にカワウが3羽止まって羽を乾かしたりしていました。護岸の道やクリークの脇にはネムの花が美しく咲いていました。
テリハノイバラやシロツメクサの花も咲いていました。
マサキの白っぽい花も満開でした。特定外来種のオオキンケイギクが少し咲いていました。金網にキアゲハのサナギが複数ついていました。クリークで餌を狙うアオサギのようすが楽しかったです。
五丁川河口のカネンテのアシ原ではオオヨシキリが元気に鳴いて姿を見せてくれました。ツバメも幼鳥が巣立ったのか、多く飛び交っていました。塩浜の畑の中でしたが、ハマナデシコが美しく咲いていました。
雨上りのためか立花山が瑞々しく見えました。和白川河口の鉄塔付近を飛ぶハヤブサを見ましたが、鉄塔に止まりましたので、望遠鏡で見て成鳥とわかりました。和白川河口の道ではコマツナギの花が咲き始めていました。
唐原川河口ではスズガモが4羽観察されました。北に渡らないのかなと気になりました。
今回はオオヨシキリの元気な声が聞けて、私も元気になりました。
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