最近の和白干潟
2021年6月
田辺 スミ子
●日 時:6月26日(土)15:00~17:00
●参加者:39名 : 一般25名(九産大宗像ゼミ学生13名と先生家族2名・澤田ゼミ3名と先生1名、他6名)守る会14名
●回収ゴミ:86袋:可燃ゴミ84袋(自然ゴミ50袋、人工ゴミ34袋、)不燃ゴミ:2袋
●粗大ゴミ:タイヤ:1個 ,プラスチックケース1個、木枝10本、
●観られた鳥:ミサゴ1羽、アオサギ5 羽、ダイサギ3羽、カワウ5羽、ウグイス
本日のクリーン作戦は、緊急事態宣言が解除になり参加人数も増えました。天気もうす曇りで風も少しあり、それほど暑く無くて良かったです。新型コロナウイルス感染防止の為に受付ではアルコール液を準備して行いました。
海の広場前は見た目は綺麗でしたが、アシ原の中のアシに絡まった草木に、人工ゴミのビニール類、ペットボトル、空き缶が多く有りました。
リヤカーや一輪車、ソリを使い、それぞれが唐原川河口右岸より広場前まで、4名ほどが少し離れた和白側に分かれて清掃しました。今回は特にビールの空き缶が目立ちました。
丈が伸びたアシをかき分けながら人工ゴミを拾いましたが、草木類のゴミは取り残されたのも多くあります。最後に本日の成果を伝え、参加者の感想をお聞きし、記念撮影をして散会しました。
希望者には野鳥なども見て貰いました。参加された皆様ありがとうございました。お疲れ様でした。
和白干潟ではアシが青々茂り、後背地の緑も色濃くなりました。アシ原の中道にはハマナデシコ、ハマユウの花も咲きだして、良い香りを漂わせています。海の広場入口にはヒメシオンの花が咲き乱れ、良い香りが漂っていました。
またマサキの花も満開で、広場辺りのハマボウの花も2~3輪咲き、その先には薄紫色のハマゴウが満開でした。
ネムの花やツルナの花もきれいでした。干潟ではコメツキガニの砂団子がいたるところに有り、アシハラガニもいて、見るとメスでした。ウミニナも多くなりました。
夏の間は渡り鳥に会えなくなりますが、干潟の生き物が活発になり楽しませてくれます。ハマボウも数本があちこちに自生しており、満開になると見ごたえが有ります。和白干潟は一年中何かと楽しませてくれます。
クリーン作戦参加者の感想
●初めて参加したが人工ゴミが多かった。
●環境問題に興味があり参加した。
●ゴミは川から流れ込むことが分かった。
●人工ゴミがとても多かった。(熊本大学生)
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山本廣子
2021年6月13日 -曇り-
【観察鳥種】21種
【参 加 者】なし
【担 当 者】山本廣子、田辺スミ子、南のり子、今林眞由美
★新型コロナウイルス感染防止のため中止となりましたが、お世話係とお手伝い4名で分かれて和白海岸を観察して、野鳥を記録しました。
【コ ー ス】
① 山本廣子と南のり子:雁ノ巣海岸→奈多護岸→五丁川河口→和白川河口
② 田辺スミ子と今林眞由美:唐原川河口→海の広場→和白4丁目海岸→和白川河口
9時に集合地に行きましたら、参加者が3名来られましたので、探鳥会の中止を伝えて各自観察して行かれるよう話しました。雲が垂れ込めており、人工島の高いビルが幻想的に霞んでいました。大潮の満潮時です。
雁ノ巣では、ハクセキレイが屋根のてっぺんや塔の上でさえずっており、こんな姿を私は初めて見ました。奈多のクリークの周りでは大木のネムの花が満開で美しかったです。
スズメがハマウドの実を食べていて、可愛かったです。アオサギがクリークの桟の上にじっと佇んでいました。
マサキ、スイカズラ、テリハノイバラなどの花が咲いており、トベラには実が生っていました。
雨の季節で、護岸の道にはキノコが生えていました。奈多の海では満潮で廃船の舳先だけが海面から少し出ており、そこにカワウが飛んできて止まり羽を広げました。
五丁川河口のカネンテでは、アシ原のアシのてっぺんや木の上からオオヨシキリの元気な声が聞こえて、嬉しかったです。ツバメも飛び交っています。キジバトが鳴き続けています。
和白川河口の道ではトキワススキが赤紫色の穂をたくさん出していました。バシツ!と大きな音がして、ハヤブサが小鳥を捕まえました。
鉄塔に止まり、食事をしようとしたら、先に鉄塔にいたカラスに追いやられてしまいました。何度も追いやられて、ハヤブサは飛んで行ってしまいました。
唐原川河口近くではツバメやツバメの子どもも見られました。満潮のためアシ原には入れませんでした。海の広場の砂浜には、アオスジアゲハが降りていました。
サワグルミの花が咲いていました。和白4丁目海岸の砂浜には、ハマヒルガオが咲いていましたが、人工ゴミがたくさん打ち上げられていて残念でした。