最近の和白干潟
2021年8月
「環境省モニタリングサイト1000」2021年度 秋期シギ・チドリ調査 報告(8月23日)
田辺 スミ子
●日 時:8月28日(土)15:00~16:30
●参加者:24名:一般12名(明治安田生命11名、個人1名)守る会12名
●回収ゴミ45袋:可燃ゴミ42袋(草木類4袋、ペットボトルなど人工ゴミ38袋)不燃ゴミ3袋
●粗大ゴミ:旅行用トランク1、植木鉢1、道路など工事用バー1、バーベキュー用網1、
●見られた鳥:夏羽ダイゼン1羽、カワウ97羽、ダイサギ10羽、アオサギ3羽、コサギ1羽、ミサゴ1羽
●見られた植物: 花:センニンソウ、ハマナデシコ 、シロバナサクラタデ、ハマゴウ、アキノミチヤナギ、ハマユウ
穂:ヒトモトススキ、アシ、ダンチク、キンエノコロ
実や種:シャリンバイ、ハマボウ
福岡県は緊急事態宣言中で新型コロナウイルス感染防止のため、本日のクリーン作戦は一般には呼びかけずに、守る会会員有志と来た人で行いました。
熱中症対策のために、テントを張って日影を作りました。今回定例会議は中止の為、担当者が事務所に寄りクリーン作戦に必要な道具を持って広場に向かいました。
午前中に木下さんが和白方面のゴミを集めて運んで下さり、それも一緒にカウントしています。
今回初めて明治安田生命相互会社より地元に何か応援出来ることをしたいと、11名参加して頂きました。前もって何度も準備の為に連絡頂きました。会社は天神ですが方々から来られたようです。
また、今日も暑いので一時間ぐらいで終わるようにしました。先月よりも風があるだけ少しはましだったように思いました。
8月は雨が多くてペットボトル等の人工ゴミが、多く流れ着いていました。唐原川河口右岸では直ぐに袋いっぱいになるところも有りました。
飲み物は各自持参したので、準備したものは使いませんでした。新しい一輪車も準備しました。今回集まったのは殆どが人工ゴミでしたので、一輪車は余り使いませんでした。
【 和白干潟の様子 】
この時期渡り鳥はまだ少ないですが、キアシシギは何羽も来ている様です、夏羽のダイゼンを1羽、アシ原入り口近くで見ました。とても可愛かったです。
また最近特にカワウが毎日群れで来ており、砂州で休んで羽を乾かしたりしています。多い時は2~300羽位の時も有ります。
アシ原中道や、広場奥には、センニンソウの花が白くて目立ちます。とても良い香りがします。まだしばらくは見られます。ハママツナが大きくなり、少し色づいてきました。
干潟の生き物たちもまだ活発にしています。ウミニナが水際一面にいましたが、暑いので砂に潜っているものもいました。カモの足跡も見られました。カルガモでしょうか?
上空ではウスバキトンボがたくさん飛んでいます。参加された皆様、お疲れ様でした。
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山本廣子
●秋期シギ・チドリ調査1回目を行いましたので報告します。
今津では8/1(日)午前中に1回目の調査を行いました。
コチドリ4羽、アオアシシギ8羽、キアシシギ3羽、ソリハシシギ4羽、イソシギ2羽の、5種21羽がカウントされました。他にはクロツラヘラサギ2羽(若い個体)、ハヤブサ1羽が観察されました。
博多湾東部では8/23(月)午後に1回目の調査を行いました。
キアシシギ47羽、イソシギ4羽の、2種51羽がカウントされました。他にはミサゴ1羽と越夏したカンムリカイツブリ2羽が観察されました。
8/1の今津は雨の中、観察しました。
8/23の博多湾東部は薄曇りで蒸し暑かったです。午後も遅い時間でしたので、潮干狩りや磯遊びの人は少なく、和白で3名、名島で4名、香椎で6名でした。雁ノ巣海岸ではアサミドリシオグサが多く発生していました。
和白干潟ではアオサとボウアオノリが多かったです。名島海岸では川から流れてきたアシの茎が多く見られました。多々良川は増水して、浅瀬が少なくなっていました。
秋の渡りの時期で、キアシシギが多くいました。サギ類が和白や雁ノ巣に多く、カワウは和白干潟に200羽程が並んでいました。雁ノ巣ではカルガモを2羽見ました。五丁川河口のカネンテでは、ササゴイの幼鳥がいました。
奈多ではトビが鳴いていました。
香椎海岸ではハマボウに実が生っており、センニンソウの花がきれいでした。また香椎の浜辺の林ではツクツクホーシがたくさん鳴いていました。
唐原川河口左岸ではシナガワハギの花が咲いており、和白川河口ではコマツナギの花がきれいでした。
調査参加者は今津が2名、博多湾東部が7名でした。調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。
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山本廣子
2021年8月8日 -薄曇り-
【観察鳥種】18種
【参 加 者】なし
【担 当 者】山本廣子、田辺スミ子、南のり子
★新型コロナウイルス感染防止のため中止となりましたが、お世話係で分かれて和白海岸を観察して、野鳥を記録しました。
【コ ー ス】
① 雁ノ巣海岸→奈多護岸→五丁川河口→和白川河口
② 唐原川河口→海の広場→和白4丁目海岸→和白川河口
台風9号が近づいており朝から雨の予報でしたが、午前中はまだ降っていませんでした。大潮の満潮時で、干潟は出ていませんでした。暑さの中、トビが電柱の上に止まっています。トベラの木にセミの抜け殻がたくさんついていました。
クマゼミの大合唱が降ってきます。奈多のクリークのそばにはタカサゴユリがたくさん花を付けていました。エノコログサの穂が涼やかでした。
五丁川河口ではオオヨシキリが飛ぶ姿が見られました。和白川河口からは夏羽のカンムリカイツブリが2羽、潜ったりしていました。北国へは渡らなかったのでしょうか?
カワウは相変わらず多くて、海に浮かんでいたり岩場に止まっていたりしていました。岸や木の上にはサギたちの姿もありました。
岸辺の大きな株のハマユウの花がきれいでした。大潮の潮高が高くて、クリークのそばのRKB鉄塔の管理棟の敷地まで海水が冠水していました。
唐原川河口も海水が多かったです。海の広場の草原の上まで、冠水していました。エノコログサの種を食べるスズメが可愛かったです。
センダン、トウネズミモチ、ハリエンジュの木に実が生っていました。コマツナギの花が満開で美しかったです。