最近の和白干潟
2022年3月
田辺スミ子
●日 時:3月26日(土)15:00~16:50
●参加者:18名 : 一般7名、(九産大宗像ゼミ2名、高校生1名、他4名)守る会11名
●回収ゴミ:30袋: 可燃ゴミ:28袋、(自然ゴミ:アオサ3袋、アオサ以外:10袋、人工ゴミ:15袋) 不燃ゴミ:2袋、粗大ゴミ:0
●見られた鳥:ツクシガモ12羽、ミヤコドリ22羽、ヘラサギ1羽、クロツラヘラサギ9羽、ミサゴ2羽、マガモ、オナガガモ、セグロカモメ、アオサギ1羽、ツグミ、ヒヨドリ、ウグイス、ハクセキレイ
●植物:新芽:ハママツナ、ハマサジ、
花:ヤマザクラ、ハマダイコン
穂:ハマニンニク、
実:ナワシログミ、(場所により赤くなっていた)イヌビワ
本日のクリーン作戦は、午前中雨が降っており心配でしたが、午後からは雨も上がり良かったです。春の嵐か風がとても強くて、特に海の広場は寒かったです。
定例会議が早く終わったので早めに行って準備しました。砂洲にはカモ達と一緒にクロツラへラサギも休んでいました。
3時に清掃の説明をしてから清掃活動を始めました。風が強いために主に人工ゴミを集めましたが、取り残されたアオサがヘドロになっており、そこを女性数名でかき集めて一輪車、ゴミ袋に入れて運びました。
ヘドロになっているため、とても重たかったです。途中でとても潮が高くなり、広場横の内側の空き地を回ってゴミを運びました。
野鳥観察をして、輪になり本日の成果と感想を聞き、海洋プラスチックゴミの説明もしました。最後に全員で記念写真を撮りました。
感想では、
雁ノ巣から参加したが(40年ぶり)、こちらは雁ノ巣よりとても綺麗です、
初めて参加したが色んなゴミがあるのにびっくりした。
腰が痛くなった。
綺麗になってよかった。
等でした。
参加された皆様有難うございました。お疲れ様でした。
今、和白干潟は、後背林では山桜が咲き、ナワシログミの実もあちこちで沢山生り、早いものでは真赤に色付いています。鳥たちの餌になるのでしょうか。
またイヌビワの実は初夏には美味しく食べられるようになるでしょう。
海の広場前には小さなハママツナの新芽やハマサジ、アシ原の入り口ではハマニンニクが沢山穂を出しており、アシの新芽も顔を出していました。
これからは干潟や後背林、海の広場周りも賑やかになり、見るものが増えてきます。
カモではツクシガモは大分少なくなっていますが、まだ見られます。オナガガモやマガモは未だ大分残っています。ミヤコドリやクロツラヘラサギも見られます。
山本廣子
2022年3月13日 -曇り-
【観察鳥種】42種
【参加者数】14人 守る会8人
【担当者】山本廣子、田辺スミ子、南のり子
【コース】和白4丁目海岸→海の広場→アシ原→砂洲→唐原川河口右岸→唐原川河口左岸
集合地の和白公園でジョウビタキに出会いました。スズカケの木に実がたくさん下がっていて可愛かったです。曇りでしたが、20度を超えて暖かい一日でした。
海は満潮後の引きがけでした。ツクシガモやオナガガモやマガモたちが、干潟や浅瀬で休んでいました。沖にはスズガモやホオジロガモが浮いています。
珍しくカモメが1羽干潟に降りていました。沿岸を海の広場まで歩きましたが、途中のアシ原ではオオジュリンがアシの種を食べていました。
じっとしていないので、望遠鏡でとらえるのは難しかったです。海の広場付近の樹林帯には、ツグミやシジュウカラ、メジロなどの小鳥たちがたくさん飛び回っています。
ウグイスが上手にさえずっています。ツバメも5羽観察されました。
アシ原入り口付近ではハマニンニクの新芽がたくさん出ていましたが、1本だけもう穂が出ていました。
ハマダイコンの花が咲いていました。アシ原の中道を小鳥の声を聞きながら歩きました。ツクシガモや鳥が食べられた痕が3か所に見られ、羽も散らばっていました。
砂洲に出ると、後で飛んできたミヤコドリをわりと近くで見ることができました。一直線に並んでいてきれいでした。コサギが夏羽の飾り羽が出て、きれいでした。
海辺のアシには新芽が出ていました。唐原川河口付近ではオオバンやコガモやイソシギがいました。また河口の干潟にハクセンシオマネキもいました。
道端にはあちこちにタチツボスミレの花が咲いていて、春を感じました。
【参加者の感想】
◇鳥の数が多くて、楽しかった
◆久しぶりに来て、ミヤコドリが懐かしかった
◇ツクシガモの死骸があった
◆小鳥たちにたくさん出会えて、嬉しかった