最近の和白干潟
2022年7月
田辺スミ子
●日 時:7月23日(土)15:00~17:00
●参加者:25名:一般12名(九産大宗像ゼミ学生2名、九産大生1名、北九州私立大生2名、アストラゼネカ(株)7名) 守る会13名(団体会員:環衛サービス1名)
●回収ゴミ155袋:可燃ゴミ149袋(草木類101袋、ペットボトルなど人工ゴミ48袋) 不燃ゴミ6袋 (木下さん:可燃ごみ22袋、不燃ゴミ2袋:午前中に和白川河口付近で清掃)
●粗大ゴミ:ウレタン製シート1、キャリーバック大1、 プラスチック籠6個、工業ワックス用ボトル1個、植木鉢1個、ポリタンク3個、タイヤ1個、漁網1個、ウナギ取り筒1個、工事用コーン1個、木枝など約10本他
●見られた鳥:カワウ30羽、アマサギ2羽、ダイサギ4羽、コサギ6羽、アオサギ2羽、ミサゴ2羽、ウグイス(声)
●見られた植物:花:ハマボウ、ハマゴウ、ハマナデシコ、ハマヒルガオ、ハマサジ
穂:ヤマアワ
実:シャリンバイ、センダン
本日のクリーン作戦は、先日一日だけ降った大雨のために、市道より唐原川河口まで大量の人工ゴミと草木が流れ着いており、久しぶりのゴミの多さに愕然としました。
熱中症対策の為にテントを張り用意しました。今回特に社会人の現役男性がおられて頑張って下さり、終わったときには見違えるように綺麗になりました。
又久しぶりに参加の木下さんが、午前中に和白川河口付近のゴミを拾ってくれました。炎天下では有りましたが風が少し有り、それでも皆汗だくでフラフラになりながらもきっちり時間まで頑張りました。
広場中心に、アシ原入り口と市道までを行いました。今回は特にペットボトル、カンビールのアルミ缶が大量に有りました。
参加者には山本さんより、絵や写真ハガキなどのプレゼントが有りました。貰われた皆さん喜んでおられました。本日の成果をお知らせして、感想を聞き、最後に全員で記念撮影をして散会しました。
参加された皆様ありがとうございました。お疲れ様でした。
【 参加者の感想 】
●アストラゼネカの方:ボランティアでゴミが多い時に参加できて良かった。
●北九大学生:目に見えて綺麗になったのがよかった。
【 和白干潟の様子 】
まだ渡り鳥を見ることが出来ませんが、カワウが群れでおり、ミサゴが棒杭の上に止まり。ダイサギ、コサギ、アオサギと、久し振りにアマサギも見られました。ハマボウの花もまだ残っており、ハマゴウの花は今満開でした。
後背林では、セミの合唱とウグイスも鳴いていました。草、木のゴミの下には、ハマトビムシが、沢山飛び跳ねていました。コメツキガニの巣穴と砂団子がたくさん有りましたが、暑さの為か巣穴に入っている様でした。
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山本廣子
2022年7月10日 -晴れ-
【観察鳥種】17種
【参加者数】14人 守る会7人
【担当者】山本廣子、田辺スミ子
【コース】和白川河口→塩浜護岸→五丁川河口→奈多入り口
梅雨はあっという間に終わり、和白では2回しか雨が降りませんでした。その後は猛暑が続きました。
集合地和白公園のサンゴジュに黄緑色の実がなっていました。コロナと熱中症の注意をして出発しました。
和白川のクリークには、ボラの子どもたちが群れで泳いでいます。道端にコマツナギの花が咲いていましたが、雨が降らず元気がありません。
RKBのラジオ塔の鉄線にはカワウが並んで止まっています。
対岸の牧ノ鼻のハマボウの花がたくさん咲いているのを、望遠鏡で見てもらいました。塩浜護岸の道端には、センダンやトベラの木に緑色の実が生っていましたが、やはり枯れかかっています。
スダジイの木が何本も枯れていました。そんな中、クマゼミは元気に鳴き続けていました。トンボやアゲハチョウも元気に飛んでいました。
空ではトビやミサゴがゆっくり旋回しています。クズの花が咲いています。五丁川河口の道端にはハマナデシコの花が咲いていました。大きなアキニレの木の下は涼しくて、皆なかなか出られませんでした。
ホオジロの鳴く声が聞こえて、木の上から電線に飛び移る姿が見られました。モズが木の上に止まっています。どちらも幼鳥のようでした。ツバメが飛び交っていました。ナンキンハゼに花が咲いて、実になりかけていました。
五丁川河口の干潟ではハクセンシオマネキがハサミを振っています。キジバトもいました。河口先の見晴台から雁ノ巣の海岸にカワウの群れがいて、アオサギが混じっていました。廃船上のカワウも暑そうで、口を開けています。
余りにも暑いので、早めに鳥合わせをして終了しました。
【参加者の感想】
◆カワウがたくさん見られた。
◇クサフグとボラがたくさんいた。
◆思ったより多く鳥が見られた。
◇ハクセンシオマネキが見られた。
◆ホオジロとモズがしっかり見れて良かった。
◇暑かった。