最近の和白干潟

2023年3月

和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告(3月25日)

定例探鳥会報告 和白海岸(3月12日)

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和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告

                                田辺 スミ子

  ●日 時:3月25日(土)15:00~17:00
  ●参加者:27名 : 一般13名、(九産大宗像ゼミ2名、九産大澤田ゼミ8名、宗像中学生2名、他1名)守る会14名(団体会員ライオンKK.2名) 
  ●回収ゴミ:26袋: 可燃ゴミ:25袋、(自然ゴミ:15袋、人工ゴミ:10袋) 不燃ゴミ:1袋、粗大ゴミ:ゴミ用ポリバケツ大1個
  ●見られた鳥:ミヤコドリ22羽、クロツラヘラサギ7羽、ホウロクシギ3羽、オオソリハシシギ1羽、ミサゴ1羽、マガモ、オナガガモ、ツグミ、ヒヨドリ、ウグイス、ハクセキレイ、コサギ
  ●生きもの:コメツキガニ
  ●植物:新芽:ハママツナ、ハマサジ  花:ヤマザクラ、オオシマザクラ、ハマダイコン、ハマエンドウ  穂:ハマニンニク  実:ナワシログミ、シャリンバイ  海そう:ボウアオノリ、オゴノリ

  本日のクリーン作戦は、午前中雨の予報で心配でしたが、予報に反して晴れ間もありました。風が有り寒く感じました。
  アシの上で横になった草木には、ボウアオノリやオゴニリが絡まっておりそれを外してリヤカーや一輪車に乗せてゴミ置き場の市道まで運びましたが、向かい風になってとても重く、やっとの思いで運び2回目からは若人にタッチしました。
  今回は参加人数が少ない覚悟で行きましたが思いのほか多くて、九産大の宗像先生と学生、澤田先生がゼミ学生と8名で参加、遠方宗像の中学生が2名で参加などがあり、又、守る会では団体会員のライオン(株)2名の参加がありました。
  16:00過ぎごろになると、何時もできていない市道より和白方面のゴミも回収しました。

     

  始める前後には野鳥観察をしてもらいました。

     

  最後に大きな輪になり本日の成果などお知らせし、感想を聞き、最後に記念撮影をして散会しました。

     

  参加された皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。
  参加者の感想
   ・クリーン作戦はとても楽しかった。
   ・初めて参加したがプラスチックゴミが多かった。
   ・ボランティア活動に初めて参加したが、ペットボトルが多かった。
   ・唐原川河口のゴミの不法投棄が目立った。
                                             
  海の広場前には小さなハママツナの新芽やハマサジの新芽、アシ原の入り口ではハマニンニクが沢山の穂を出し始めました。アシの新芽も出ていました。

                             

  海の広場そばにはハマダイコンの可愛いい花が咲き、樹林帯ではヤマザクラやオオシマザクラが満開になっており、ほかの若葉より一足早く目立っています。

                

  アシ原の周りの樹林帯にはナワシログミが沢山あり、中にはツルグミではと思う木もあります。早春の和白干潟が楽しみです。
  これからは干潟やアシ原や後背林や海の広場周りも賑やかになり、ウグイスが鳴き、ミヤコドリはもうしばらくいてくれそうです。ホウロクシギやオオソリハシシギも渡って来ました。


         


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定例探鳥会報告 和白海岸

                       今林 眞由美 

  2023年3月12日 -晴れ-
  【観察鳥種】30種
  【参加者数】15人 守る会8人
  【担当者】山本廣子、田辺スミ子、南のり子、今林眞由美
  【コース】和白4丁目海岸→海の広場→アシ原→唐原川河口左岸→牧ノ鼻入り口

  歩くと汗ばむくらいに暖かな天気でした。集合した公園のケヤキやマサキには新芽が出て、サクラの花芽もだいぶ膨らんでいました。和白4丁目の砂浜にはハマダイコンの花が咲いていました。
  和白川河口から砂洲まで50羽くらいのマガモとオナガガモがぱらぱらと並んで浮かんでいました。沖にはスズガモの群れが黒い線のように見えていました。
  海の広場の林ではたくさんのヒヨドリが鳴きながら飛び交い、ウグイスのさえずり(初鳴き)やシロハラの鳴き声も聞こえました。

     

  同じ木の枝の上と下にヒヨドリとメジロがとまっていて、大きさの違いが観察できました。砂洲にはマガモとオナガガモの群れが休んでいました。
  カモの群れの向こうにいたミヤコドリの群れが、近くに移動してきたので、赤い嘴や足のピンク色がよく観察できました。
  砂浜にはいろいろな草の新芽がたくさん出ていました。アシ原の中では、ハマナデシコやテリハノイバラの若芽がみずみずしく、ハマウドの若葉もきれいでした。

     

  ナワシログミの実が赤く熟れ始めていました。砂洲に出るとウミアイサや夏羽になったカンムリカイツブリも見えました。唐原川右岸に出たところでは、対岸の護岸のブロックにとまっているイソシギが見えました。
  道路の隙間に咲いたスミレを見ながら、左岸へ渡ると林の木の上でコサギが休んでるのが見え、アシの根元の砂浜を素早く移動するかわいいイソシギもいました。

     

  牧の鼻の下まで移動するととても見晴らしの良いところで、スズガモとウミアイサの群れが近くに見えました。
  ウミアイサのボサボサ頭がメスは茶色く、オスは緑が黒っぽく見えていました。スズガモの群れの周りにはまだ冬羽の白いカンムリカイツブリが数羽いました。

                  

  【参加者の感想】
    ◆ミヤコドリがきれいだった。
    ◇初めて参加して、見る鳥が新鮮だった。
    ◆ウミアイサが良かった。
    ◇カンムリカイツブリの夏羽が見られた。
    ◆メジロが可愛かった。


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