最近の和白干潟

2024年11月

定例探鳥会報告 和白海岸(11月10日)

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定例探鳥会報告 和白海岸

                     今林 眞由美

  2024年11月10日-曇り
  【観察鳥種】48種
  【参加者数】19人 守る会7名
  【担当者】山本廣子、田辺スミ子、南のり子、今林眞由美
  【コース】和白4丁目海岸→海の広場→アシ原→砂洲

  空一面の雲でしたが、寒くも暑くもなく行動しやすい天気でした。集合した公園では、ピラカンサの赤い実やホルトノキの緑色の実がなり、アベリアの白い花が咲いていました。
  ピピピッと鳴きながらハクセキレイが地面に降りてきました。干潟に向かって歩き始めると、ナンキンハゼの実がたくさん落ちていて、葉も少し色づいていました。
  和白4丁目の市道から干潟に降りると、潮が引いていて遠くの水際や沖の海上にもたくさんのカモがいました。
  一羽だけ大きく白っぽくみえるのはツクシガモ、白い胸にピンと後ろにはねた尾のオナガガモ、オレンジのモヒカン頭のヒドリガモなど、
  中でも多かったのは黒いボディに白いお面をつけたようなオオバンでした。沖にはスズガモの群れとカンムリカイツブリが見えました。

     

  カラスとミヤコドリが追いかけっこを続けていました。干潟では、シロチドリとハマシギ、ミユビシギが一緒に群れていて、その中にはハジロコチドリもいました。
  100羽くらいのシギたちが一斉に飛び立ち移動する姿は美しく感動的でした。

                   

  海の広場の後背林では、ヒヨドリの声が賑やかで、ウグイスやコゲラの声も聞こえました。カワラヒワが枯れ枝の先にとまり、アトリはグミの実をついばんでいました。

     

  ハママツナは赤く色づきだし、ウラギク、イソホウキギ、アキノミチヤナギの花が咲き、センダンやシャリンバイの実も色づきだして、秋らしくなりました。
  暖かいので、ハマボウの黄色い花やハマゴウの花がまだ咲いていました。

     

  ミヤコドリ、クロツラヘラサギ、ツクシガモが飛来していて見ごたえのある観察会で、観察された鳥の数も多く、人も鳥も賑やかで盛り上がった観察会になりました。 

 【参加者の感想】
   ◆ミヤコドリやダイゼンが見られて良かった。
   ◇シロチドリやハマシギが可愛かった。
   ◆海鳥の声が聞けて良かった。
   ◇カニが見れて楽しかった。
   ◆潮が遠くて鳥が見えにくかった。
   ◇海岸植物が見られて良かった。


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