最近の和白干潟

2025年7月

定例探鳥会報告 和白海岸(7月13日)

  indexに戻る


定例探鳥会報告 和白海岸

                      今林眞由美

  2025年7月13日-晴れー
  【観察鳥種】16種
  【参加者数】13人 守る会7人
  【担当者】山本廣子、田辺スミ子、南のり子、今林眞由美
  【コース】和白川河口→塩浜護岸→五丁川河口→新開橋

   とても蒸し暑い日でした。和白駅前の和白公園では、サンゴジュがたくさんの実を付け赤くなり始めています。ホルトノキやエンジュ、夾竹桃、アベリアも花が咲いています。

     

  クマゼミが1匹「ワシワシ」鳴いていて、ツバメも上空を飛んで行きました。木陰がある塩浜方面で観察することにしました。
  西鉄の線路わきに、カラスビシャクの蛇が鎌首を上げたような花が咲いています。和白川は水面が高くなっていました。
  センダンの木から「ギーイ、ギーイ」と声が聞こえ、コゲラの雄がいました。頭頂部の赤い羽根と背のまだら模様が観察できました。
  道の端では、トキワススキの穂が同じ方向になびき揺れて美しいです。コマツナギの桃色の花も咲き始めています。ヒメヤブランの薄紫の花も少し咲いていました。
  キカラスウリのレースのような白い花が、畑のふちにたくさん咲いています。ツルウメモドキやセンダンの実が生っていました。

     

  ラジオ塔の鉄線にカワウが並んで時々羽を広げています。土台の日陰になったところにはアオサギがじっとして日差しを避けているようでした。
  ミサゴが魚を捕まえて鉄線にとまり、ぴちぴちと跳ねる魚に食いついていました。海の広場近くの海上にはカワウの群れが浮かんでいて、交互に潜ってエサを捕っています。

     

  塩浜護岸の道を木陰を探しいながらゆっくりと歩きました。
  いつもはこの木々にはシジュウカラやウグイスなどもいるのですが、どこか涼しいところに行ったのでしょうか、今日は声も聞こえてきません。
  エノキの実は赤くなりはじめ、タブノキやトベラも緑色の実をつけています。クズやハマナデシコの花も咲いていました。

                

  アキニレの大木の下で休憩し、新開橋からカネンテのカメや魚を眺めて、近くのセンダンの木陰で鳥合わせをして、10時30分頃には解散しました。
  暑い中での観察会お疲れさまでした。帰り道に塩浜護岸でホオジロとハクセキレイに出会いました。

  
【参加者の感想】
   ◆鳥は少なかったが植物がたくさん見られた。
   ◇ミサゴが新鮮な魚を食べるところが良かった。
   ◆鳥の名前を少し覚えられた。


   ページのトップに戻る


  indexに戻る