最近の和白干潟

2025年9月

「環境省モニタリングサイト1000」2025年度 秋期シギ・チドリ調査2回目報告(9月 8日)

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「環境省モニタリングサイト1000」2025年度 秋期シギ・チドリ調査2回目報告

                                                                                       山本 廣子

  ●秋期シギ・チドリ調査2回目を行いましたので報告します。

  今津では9/7(日)午前中に2回目の調査を行いました。天気は晴れで猛暑でした。ケリ1羽、ムナグロ1羽、セイタカシギ1羽、タシギ9羽、アカカシシギ1羽、アオアシシギ10羽、キアシシギ2羽、イソシギ3羽、
  ソリハシシギ17羽、オバシギ1羽、トウネン3羽、ハマシギ1羽、の12種50羽がカウントされました。他にはクロツラヘラサギ2羽、ミサゴ8羽、ハヤブサ1羽が観察されました。

  今津は暑い中での観察でした。田んぼの稲穂は垂れ、しっかり実っているようでした。荒れ地にはタカサブロウの花が咲き、ジュズダマが青い実を付けていました。
  川の淵には、ガガイモやツルマメの花も咲いていました。満潮なので、対岸にいる鳥の観察になりました。
  セイタカシギ、アカアシシギもいました。水路にいるケリは長いことじっとしていたので、ゆっくり観察できました。

                       

  博多湾東部では9/8(月)午後に2回目の調査を行いました。
  ミヤコドリ6羽、イカルチドリ2羽、アオアシシギ2羽、キアシシギ7羽、イソシギ13羽、ソリハシシギ9羽、チュウシャクシギ1羽の6種40羽がカウントされました。他にはミサゴ10羽が観察されました。

     

  9/8の博多湾東部は、36度の猛暑の中でした。カワウやサギが多かったです。今秋はミヤコドリが8月中に早く渡ってきて奈多と香椎にいました。多々良川河口でウミネコが30羽いて幼鳥もいました。
  和白海域では沖合でアオサがちぎれて腐りかけていました。雁ノ巣海岸にはアサミドリシオグサが打ち寄せられていました。

     

  多々良川河口や香椎海岸や五丁川河口では、センニンソウの花が咲いていて、良い香りがしました。香椎や和白ではトベラやハゼ、センダンの実が生っており、ハゼの葉が赤くなっていました。

                  

  和白干潟沿岸ではハマゴウの花がまだ少し咲いており、実もついていました。名島ではアメリカネナシカズラの花と実も見られました。たくさんのカニやカニの巣穴がありました。

                 

  調査参加者は今津が3名、博多湾東部が8名でした。調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。

     

  
 
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