最近の和白干潟
2025年10月
今林 眞由美
2025年10月12日-曇りのち晴れー
【観察鳥種】36種
【参加者数】11人 守る会6人
【担当者】山本廣子、田辺スミ子、今林眞由美
【コース】和白川河口→塩浜護岸→五丁川河口
曇りで蒸し暑い日でした。集合した公園では、サクラの葉が紅葉し始めており、サンゴジュの実も赤くなっていました。木の枝にモズがとまっています。シジュウカラやムクドリの声も聞こえます。
和白川の砂洲では、ハクセンシオマネキの白い大きなハサミがいくつも見えました。河口までの脇の畑に、サツマイモのピンクの花が畝一面に沢山咲いていて、珍しい光景でした。
和白川河口の道端でコマツナギの花がきれいでした。
鉄塔の下にミヤコドリやダイシャクシギ、ホウロクシギがいました。突然、ミヤコドリの声がして、バラバラに動きだすと、目の前を鳥が横切りました。ハヤブサです。シギなどの上を飛んだ後、鉄塔にとまりました。
獲物はありませんでした。海の広場の前あたりにも、ミヤコドリがいます。合わせて36羽です。お腹まで水に浸かっている大型のシギもいました。
塩浜護岸に行くと、海上の沖にスズガモが、手前にはオナガガモとオカヨシガモが小群でいました。奈多護岸の方には、ホシハジロやヒドリガモの群れもいました。
五丁川には、カンムリカイツブリが1羽いました。堤防のすぐ下にいたので、平たい葉っぱ状の弁足で水をかいて進む様子を興味深く見ました。その足がずいぶん後ろの方に付いているのを知りました。
嘴がピンク色に近い色をしていました。魚を捕まえて、ちょっと苦心して飲み込みました。いつもは沖にいるので、こんなに近くでしっかり観察でき感動しました。電線上のカササギも、近くで観察できました。
日が差してきて、とても蒸し暑くなったので少し早めに、五丁川の左岸の木陰で鳥合わせをしました。冬鳥の種類も多く飛来し始め、まだ渡り途中の鳥も観察できた充実した探鳥会でした。
【参加者の感想】
◆ミヤコドリを初めて見られて良かった。
◇カンムリカイツブリとカササギを近くで見られて良かった。
◆冬鳥のカモたちが渡ってきて嬉しい。
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