和白干潟の生き物たち
和白干潟は、博多湾の東奥部にあります。埋め立て等で全国でもわずかになってしまった貴重な干潟には、たくさんの貝や、カニ・ ゴカイなどの底生動物がすんでいます。これらをもとめて、魚や鳥が集まります。和白干潟は、この水鳥の越冬地や中継地となっており、過去16年間に228 種もの野鳥が記録されています。中でも、ミヤコドリの定期的渡来地として、ここは全国的に有名です。また、和白浜のハマニンニクは、日本の南限になっており、九州で、唯一の自生地です。湿地にはヨシ群落や塩生植物の群落もたくさん見られ、学 術・教育上も貴重な存在です。
1994年4月に出された人工島計画の環境アセスメントに対する意見書の中で、「国際的に重要な湿地」であると環境省も認めています。ラム サール条約の登録湿地となることが望まれます。
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