最近の和白干潟
2016年8月
カンパとボランティア大募集
第28回和白干潟まつりは11月27日(日)にあります。渡り鳥のたくさんやってくる季節に、ぜひ和白干潟の自然に親しんでいただきたいと思っています。
第1回実行委員会を8月23日に開き、準備がスタートしました。第1回から「食の安全を守るには環境を守ろう」と取り組んできたグリーンコープ生協東支部と和白干潟を守る会の共催です。
干潟まつりは協賛団体からの協賛金とカンパで運営しています。入場者は変動がありますが、昨年は450人でにぎわいました。
バードウォッチング、干潟のいきもの観察、植物観察、自然遊び、手作りの食べ物や野菜、リサイクルバザー、写真展やパネル展、
マジックショーやコーラス、楽器演奏、紙芝居、ミニシアターなどのステージイベントも盛りだくさん。福祉施設などの出店中心で、営利目的の出店はお断りしています。
市民運動の展示コーナーもあります。和白干潟を守ろうと集まった出店者の方たちの思いで28年間続いてきました。
まつりは、和白干潟を守る会の事務局約20人が役割分担して掛け持ちでやっていますが、年々高齢化が進み、家族の介護などで人手が不足して運営が厳しくなっています。
そこで、まつり前日の準備や当日の設営、運営などのボランティアの方を大募集しています!
前日11月26日午後には、定例のクリーン作戦(清掃)のほか、会場の整地、草刈、テント立て、展示用パイプ組み立てなどの作業があり、当日朝は、機材の搬入やテント内の設営、また関係者駐車場整備などもあります。
定例のクリーン作戦だけでなく、干潟まつりを楽しみながらのボランティアにぜひ参加してください! 参加をお待ちしています。
★干潟まつり事務局責任者 今村恵美子 (問い合わせ:090-3413-6443)
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●日時:8/27(土)10:00~12:00
●参加:21名:一般7名 守る会14名
●回収ゴミ:84袋: 可燃ゴミ:83袋(自然ゴミ:76袋、人工ゴミ:7袋)不燃ゴミ:1袋●鳥:オバシギ3羽、アオアシシギ1羽、ミサゴ3羽、トビ2羽、ダイサギ19羽、コサギ1羽、アオサギ1羽
今和白干潟では、サギ類が多くいます、浅瀬では水につかりながら餌を食べているようです。多い時には50~60羽を見るときも有ります。今日は、幸いなことにミサゴや渡りのシギ達にも会うことが出来ました。
ウミニナは沢山いますが、暑さのせいか?コメツキガニは砂に潜っているのか出歩いているのは少なかったです。アシ原ではヤマアワの穂が伸びており、ホコガタアカザが勢いよく茂り、アシの中にも広がっています。
アシ原中道では、あちこちでセンニンソウの白い花が良い香りを漂わせています。シロバナサクラタデやハマサジも咲いていました。
シャリンバイの実やナンキンハゼが実り、大きいままで枯れたハマウドが目立ちます。海の広場では、日照りで枯れてしまった草や、大きく塊になり茂っているクサネムも有り、ハマボウも実をつけ、側の木々ではツクツクホウシが
盛んに鳴いていました。
クリーン作戦では、雨が降っていないせいか、見えるところでは人工ゴミが少なく、枯れ枝やアシなどの枯れた茎が多くありました。また何故か、流木や枝などが多くありました。人工ゴミは枯れたアシの茎などといっしょに大潮で
運ばれて、アシの奥に乗り上げていました。風があり余り暑くはありませんでした。草木が乾いている為軽いので、ソリや一輪車に積む時には風で飛ばされないように沢山は載せられませんでした。
清掃は一時間余りで切り上げて、お茶をしながら感想などを聞きました。今回が初めての方や、千早小6年男子も頑張っていました。感想では、皆一様にゴミの多さにびっくりされた様でした。
また学生は「和白干潟が陽をあびて輝いていてきれいだ」と言ってありました。皆さんに次回も参加してほしい旨伝えて散会しました。参加された皆様ありがとうございました。お疲れ様でした。
(S・T)
以上
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山本 廣子
●秋期シギ・チドリ調査1回目を行いましたので報告します。
今津では8/7(日)午前中に1回目の調査を行いました。ムナグロ1羽、アオアシシギ21羽、キアシシギ8羽など、6種37羽がカウントされました。他にはミサゴ2羽が観察されました。
博多湾東部では8/19(金)午後に1回目の調査を行いました。アオアシシギ8羽、キアシシギ27羽、ソリハシシギ5羽など、4種45羽がカウントされました。他にはミサゴ3羽が観察されました。
8/19の博多湾東部は晴れて35度の猛暑でした。潮干狩りや磯遊びの人は少なく、和白で5名、名島で1名でした。秋の渡りの時期で、キアシシギ、ソリハシシギ、アオアシシギなどが見られました。和白海域では奈多のクリークに
シギたちが集中していました。和白川河口や海の広場付近にはサギたちが増えてきており、100羽くらいいました。アオサギとダイサギが多いようです。和白と奈多海岸にはアサミドリシオグサがたくさん発生して、高温のためか
腐ってきており匂いがしました。
奈多のクリーク内の干潟には、たくさんのヤマトオサガニが食事やツメ振りダンスをしていました。
調査参加者は今津が2名、博多湾東部が7名でした。調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。
以上
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日時:2016年8月16日(火)10:30~11:30
場所:西鉄香椎駅商店街周辺
参加:6名署名数:66名分
お盆明けで個人商店は休みのところもありましたが、そこそこの人出でした。立秋過ぎても猛暑の続く日々でしたが、今日は署名活動を始めてまもなく久々に雨が降り、打ち水をしたように路面がぬれました。
雨が降り出しても西鉄電車のガード下は濡れないので、安心して声が掛けられます。和白干潟のことを知っている、と署名してくださる方々は高齢者が大半です。
「和白干潟にアサリを掘りに行っていました。人工島ができてから悪くなりましたねえ」という女性は88歳。人工島に着手した元市長に対する強い怒りが言葉の端々に感じられました。
署名用紙のカットを見て「くすださんのきり絵のファン」と言われた方には、山本さんが署名に立っている場所を教えると、本人に会えて喜ばれた様子。
「暑いのに大変ですね」と立ち止まってくださる方も何名かあり、話し込んでしまったのは、涼しさが味方してくれたようです。全体で66名分の署名が集まりました。お疲れ様でした。
(E・I)
以上
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-奈多堤防→五丁川河口→塩浜堤防-
2016年8月14日(日) -晴れ - 中潮(干潮 13:22 満潮 6:11)
[観察鳥種] 22種
[参加者数] 8人
集合地の和白公園ではサンゴジュの真っ赤な実がたわわに生っていました。今日も36度の猛暑でしたので、少しでも日影のある奈多からのコースにしました。奈多堤防の松林の道をクリークや海を見ながら和白方向へ歩きました。
奈多団地前のクリークに秋の渡りのシギたちが見られました。アオアシシギ、キアシシギ、ソリハシシギなどが渡ってきていました。大きな松の木の影からのぞくことができました。松の木の下には白いタカサゴユリがあちこちに
咲いていましたが、日照り続きでかわいそうですね。
海の沖合の人工島護岸にはウミネコがズラーッと並んで休んでいました。海の廃船上にはカワウが休んでいます。なぜ暑い場所に止まっているのでしょうか。カワウは口をパクパク開けてあえいでいるように見えました。白い服に着替えて
海に潜ったら涼しいでしょうに。クリークではカワセミも飛びました。クリーク内の干潟にはハクセンシオマネキが元気にはさみを振っています。護岸にキジバトが休んでいて、赤い目がかわいかったです。
護岸の樹木に秋の実りが感じられました。シャリンバイ、スダジイ、トベラ、エノキ、ネムノキなどの木の実が生っていました。ヤマイモのつるにはムカゴも生っています。
佐賀から参加された若い女性にムカゴをあげました。奈多の護岸下の海辺には、もうアオサが発生して増えだしていました。アオサが増えると和白干潟を痛めてしまいます。増えないことを願いました。
五丁川ではツバメたちが元気に飛び回っていました。塩浜護岸のアキニレの木影で、鳥合わせをしました。猛暑の中でしたが、秋の渡り鳥が見られて、皆熱中症にならずに無事に開催できて良かったです。
(山本 廣子)
【参加者の感想】
・カワセミが見られて良かった。 ・ソリハシシギなどの秋の渡り鳥が見られて良かった。
・キジバトの目が赤いのがわかった。 ・カワウが暑そうだった。
・エノキに可愛い赤や黄色の実がたくさん生っていた。アキニレの木との違いを確認した。エノキの実は食べられるそうだ。
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日時 :2016年8月9日(火)16:00~17:00
場所:JR福工大前駅周辺
参加者:6名
署名数:79名分
毎日暑い日が続いていますが、今日は最高気温が37度を超える真夏日でした。いつものように駅前で記念撮影をした後、署名活動に入りました。余りの暑さに途中、コンビニに入り水分補給をしたりしました。
今日は、全体的に署名に応じてくれる人が少なかったですが、朝鮮学校の生徒やタイから観光で来ていた子どもさんたちが快く署名に応じてくれたり、家族全員の名前を書いてくれる人もいました。
終わってみると集まった署名は79名分、感じたよりは集まっていました。しかし真夏の署名活動は大変ですね。参加された方々、お疲れさまでした。
(H・Y)
以上
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