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九州産業大学特別講義「和白干潟の自然と私たち」報告
                       田辺 スミ子

日 時:2025年12月9日 11:00~12:30
場 所:九州産業大学 1号館4階S401教室   講師:山本 廣子(守る会代表)
参加者:学生55名、先生1名、、講義に参加できず資料を読んで感想文を出した学生25名、守る会3名(山本、石川、田辺)

山本代表が、和白干潟の生きもの手袋を使って自己紹介をしました。和白干潟を守る会は37年間環境保全活動に取り組んできたこと、和白干潟は九州産業大学の近くにあり日本で2カ所しかない自然海岸がある貴重な干潟であり、渡り鳥の越冬地や中継地として国際的にも重要な湿地で「国指定和白干潟鳥獣保護区」になっていること、干潟の生きものを育む酸素を多く含む海底湧水が湧いていることなどを紹介しました。
 
       <講 義>                   <講 義>
地球温暖化により高温や大雨洪水、山火事や住宅火災も増えていること。この100年で日本の気温は1,4度上がったことを話し、地球温暖化で感じたことを質問すると、「今年の夏は暑かった」の回答がありました。和白干潟の自然をとおして地球環境を考えてみましょうと、スクリーンを使って和白干潟の四季ごとに観察される植物や生きものを写真で詳しく紹介しました。紹介した植物や生きものの中には、絶滅危惧種に指定されている種も多く、保護や対応が急がれます。人工島建設のために海水の流れが変わり、環境の変化により底生動物や渡り鳥の減少が起こり、最近は著しく減少しています。渡り鳥の推移をグラフで説明しました。そのために和白干潟を守る会は、和白干潟が将来に渡って守られるようにラムサール条約に登録されることを目指して活動しています。行政に要望書を提出したことで、行政の取り組みや施策に反映されていることもあります。行政と連携した活動も続けています。山、川、海とつながっているのでの流域会議を作り、唐原川の清掃活動を秋にしていると話しました。

        <講 義>
また福岡市も開発ばかりでなくラムサール条約に登録してほしいと話しました。「温暖化を抑えるために私たちにできること」との質問には「自転車に乗ります、釣りに行ったときにごみをひろいます」などの意見がありました。
また「環境のことを考えてくれる人を選挙で選びましょう。毎月の干潟のクリーン作戦に宗像ゼミをはじめたくさんの学生の皆さんにご協力いただき感謝しています。秋の国際ビーチクリーンアップでも宗像ゼミのみなさんにお手伝いいただきありがとございました。今日参加された皆さんもクリーン作戦に参加しましょう。」と呼びかけました。和白干潟をテーマにしたきりえ作品を映像で映しながら、色んな方法で環境保全に取り組んでほしいことを伝えました。
<学生の感想文の抜粋>
・私は、講義を聞いて和白干潟について興味を持ちました。私自身もこれから和白干潟だけでなく、地球温暖化やリサイクルに目を向けて、生活をしていきたいと思いました。

・和白干潟の自然の魅力やクリーン作戦、水質や砂質調査の活動などを行っている事を知ることができ、とても良い機会だったと思います。山本さんのように街のために自分が何をしていかなければならないかを考え行動に移し、街のために貢献して行くという素晴らしさというのを、山本さんとは違った形になるかもしれないが、自分も大好きな福岡市に貢献できるよう行動していきたいと思うようになりました。このような小さなきっかけ作りから、地球温暖化といった大きな問題の解決に繋がると思うので、自分も成長していけるよう努力していきたいと思います。

・私達ももっといろんな方に和白干潟を知ってもらう為に、発信して広めていきたいと思いました。宗像先生の清掃活動のほかに、干潟の自然観察会や干潟まつりの開催など数多くのイベントがあると知ったので、この山本廣子さんとの出会いを元に、参加したいと思いました。

・埋め立てによって自然環境が大きく変化し、その結果として生き物の数が減少しているという現状を知り、非常に大きな問題だと感じました。地域の人々が環境保全に関心を持ち始めている点に希望を感じました。今後さらに多くの人が和白干潟を守る会の活動に参加することで、より豊かな自然環境が維持・再生されていくのではないかと思います。

・「和白干潟って凄い!」話で楽しかったです。四季折々の動植物や切り絵などの写真がたくさんあって分かりやすくて面白かったです。海岸が一部の開発だけで、潮の流れや海の生態系に影響を及ぼすことや海底から酸素が湧き出ているメカニズムも知らなかったです。和白干潟は夕日を見に行くために知り合いに誘われて何度か訪れたことがあります。きれいな海岸に保つための取り組みがたくさんありましたが、何より山本さんの「出来ることは何でもしたい」という思いが、あの美しい自然を守っていることが伝わってきました。海岸保全だけでなく全てに通ずる気持ちだなと思いましたし、聞いていてほっこりしました。

・私も幼少期に和白に住んでおり、和白干潟にも何回か行ったが、非常にきれいな環境で大人になっても残っていてほしいと思っているので、まずは自分の行動から見直して環境を守れるように努めたい。

・山本さんは「地球温暖化のためにあなたができることはなんですか」と何度も訴えており、それがすごく印象的でした。

・私は実際に和白干潟の海岸清掃に参加したことがあるので山本さんの気持ちがより一層伝わってきた。干潟には多くの生物が生息していたし、景色も美しかった。そんな干潟が漂着ごみで汚されたくないし、生き物を絶滅させたくないと強く感じた。山本さんは昔から和白干潟によく行っていて市にも抗議して、ずっと干潟を守ってきたということを知って感動した。これからも予定が合えばぜひ海岸清掃に参加して共に干潟を守っていきたい。

・今回の授業では、和白干潟の豊かな自然が人の活動によって脅かされてきたことを知り、保全活動の重要性を強く感じた。市民が署名や清掃活動を通して行政を動かし、環境を守ろうとしてきた姿が印象的だった。特に、ラムサール条約登録を目指した長年の取り組みを聞き、地域の自然を守るには継続した市民参加が欠かせないと改めて思った。

・和白干潟を守る会の活動は、市民活動が地域の自然環境保全にどれほど大きな影響を与えるかを示す、非常に具体的な事例だと感じました。またこの取り組みを今でも行なっていてこれも文化の一つなんだなと感じました。色々な方々の協力のもと行われているんだなとも感じました。

・随時私たちに問いかける形で講義が進められ、山本講師の思いや考えが伝わった。講義の中で、カモの写真を使いながら説明があったが、カモの種類の多さに驚いた。また、メスとオスの区別の仕方も初めて知り、非常に興味深かった。和白干潟の夕日が印象に残っており、見惚れるほど綺麗だった。山本講師の切り絵の作品が紹介され、どの作品もすごく芸術的で素晴らしいものだった。和白干潟に対しての思いが強く伝わり、私も他人事には思わず、積極的に清掃活動やイベントに参加してみようという気持ちになった。温暖化が原因で様々な問題が起こっているとの話があり、日常生活でのゴミ拾いや、エコバッグを使うなどの温暖化対策に取り組んでいこうと思った。

・鳥たちの観察を行い、環境を保全する活動を行っていることにも感銘を受けた。和白干潟を守る会が行政に対して働きかけを行っていることを初めて知った。国際ビーチクリーンアップにも参加し、ゴミデータを調査していることも初めて知った。この取り組みが福岡の若者たちで受け継いでいけたらいいと思う。

・和白干潟がこんなにも貴重で、そして長年にわたり市民が守り続けてきた場所だということを初めて知り、とても驚きました。身近な自然が開発で失われる危険がある一方で、多くの人の努力によって少しずつ守られていることに強い責任感を感じました。特に学生や地域住民が協力し、行政を動かそうとしている姿勢は大きな学びになりました。自分自身も環境保全を「他人事」にせず、できる行動から取り組みたいと思いました。

・まちづくりをする際は自然を保つことを意識した人たちを応援していくことが大切なのだと感じた。

・和白干潟の話を聞き、人の力で自然を壊すことも守ることもできるという事実が心に残った。住民の請願で埋め立てが止まり、今も守る会が活動を続けている姿勢は、地域の環境保全における市民参加の重要性を示している。絶滅の危機にある生物がいる一方で繁殖が進む種もあり、生態系が繊細なバランスで成り立っていることを実感した。今後ラムサール条約登録が実現し、更なる保全につながることを期待したい。

・今回の和白干潟についての講演を聞いて、自分が普段あまり意識していなかった地域の自然が、実はとても大事な場所なんだということがよく分かった。全国の干潟が埋め立てられ、和白干潟もその一つとして埋め立てられそうになっていた話が一番印象に残った。特に学生も保護活動に参加していると聞いて、自分にもできることがあるかもしれないと思った。干潟の生き物の写真を見ながら説明してもらったことで、和白干潟にいろんな生物がいる場所だと実感できた。一方で、地球温暖化で渡り鳥が減っているという話を聞いて、環境問題が大きな影響を与えているのだと感じた。また、和白干潟まつりでバードウォッチングなどが行われ、地域の人が自然にふれる機会があるのもいいと思った。今回の講演で、自然を守ることの大切さを改めて考えさせられた。

・市民団体が長年にわたり行政へ働きかけ続けてきた取り組みは、地域の自然を守るための継続的な努力の大切さを感じさせるものだった。清掃活動やプラスチックごみの調査など、自分たち学生でも関われる活動が多いことも印象的だった。今回の授業を通して、環境問題をより身近なものとして捉え、今後の行動にもつなげていきたいと思った。

・和白干潟のように貴重な生態系を抱える湿地が、いまだラムサール条約に登録されていない現状には強い危機感を覚えました。日本は湿地の価値を理解しながらも、登録数が少ないうえ、既存の登録地でさえ開発圧力にさらされている点は深刻だと思いました。湿地は生物多様性の宝庫であり、災害緩和や水質浄化など多面的な役割を担います。和白干潟の登録を目指すことは地域の自然と未来を守る重要な一歩であり、市民・行政が協力して保全への動きを加速させる必要性を強く感じました。

・身近な自然を守るために、市民と行政が一緒に動くことの大切さを感じる内容でした。市民が行政に要望書を出したり、地域の団体と協力したりしながら環境を守ろうとしている姿勢に、とても励まされました。身近な自然を大事にする意識を、自分ももっと持ちたいと思いました。

・埋立計画を市民が請願により食い止めたという話は、行政への働きかけが実際に地域を変えることを示しており印象的であった。人工島による水質悪化や生態系への影響など、人間活動が自然に与える負の側面を具体的に理解することができた。また、クリーン作戦や署名運動など、市民が継続的に関わる姿勢が長期的な成果につながっている点が学びとして大きかった。今後、自分自身も地域環境について関心を持ち、参加可能な取り組みには積極的に関わっていきたい。

・プラスチックごみが干潟に大量に流れ着いている現状を知り、自分の日常の行動が自然に影響していることを実感した。これからはマイバッグを使うなど、自分にできる小さなことから環境保全に取り組みたいと思った。特別講義といういつもと違う授業形態だったが、とても学びの多い時間だった。

・人工島建設による水質悪化や渡り鳥の減少など、人間の開発が自然に与える影響の大きさを実感しました。また、和白干潟を守る会が37年間も活動を続け、ラムサール条約登録を目指していることに感心しました。私たちも、マイバッグやマイボトルの使用、ゴミ拾いなど身近な行動で環境保全に貢献できると感じました。地域の自然を守ることが地球環境を守るということを強く感じました。

・今日の講演会では、和白干潟という身近な自然が抱える課題を知り、私自身の地元である対馬の海のことを思い出しながら聞くことができました。対馬でも漂着ゴミや海流の変化などの問題があり、海を守る活動が地域にとって大きな意味を持っていることを感じています。山本さんが何十年も和白干潟の保全に携わり、行政にも粘り強く働きかけてきた姿勢に強い感銘を受けました。また、ただ自然を「守ってほしい」と言うだけでなく、観察会やクリーン作戦など、誰でも参加できる場を作っている点が素晴らしいと思いました。対馬と和白干潟は距離は離れていますが、どちらも海が支える地域であることに変わりはなく、私も自分の暮らす場所の自然を大切にしていきたいと感じました。


「バードウォッチングin和白干潟2025」(和白干潟保全のつどい)参加報告
                 山之内 芳晴

◆日 時:2025年11月29日(土) 14:00~16:00 晴れ 大潮:満潮3:02 干潮10:01
◆場 所 : 和白干潟・海の広場
◆参 加 者: 28名(一般参加18名、スタッフ10名(港湾空港局3名、WF1名、循生研1名、守る会5名))
  
    <カワウの群れ>                <鳥の説明>             < バードウオッチング>
穏やかな晴天の中でのバードウォッチングでした。海の広場の倉庫前に、鳥 の写真パネルを設営し、浜辺に望遠鏡を7台準備しました。
 干潟には400羽ほどのカワウの群れやカモたちが集まっていました。14時に開催、松本さんの開会の挨拶に続き、山本さんがパネルを使ってビンゴカードの鳥たちを説明した後、港湾局の坂上さんがビンゴカードの説明。参加者は配られたビンゴカードにシールを選びながら貼りました。
  
    <ツクシガモ>               <ミヤコドリの群れ>            < シロチドリとハマシギ>
14時30分、バードウォッチングの始まり、各自が望遠鏡や双眼鏡で干潟の鳥たちを観察しました。干潟には、マガモ、ヒドリガモ、ツクシガモ等のカモ達や、ミヤコドリやハマシギ、シロチドリなどもいました。沖合にはスズガモやカンムリカイツブリなどもいます。参加者の方々は、双眼鏡や望遠鏡をのぞきながらビンゴカードをチェックしていきます。
  
    <カンムリカイツブリ>             <バードウオッチング>             < 鳥あわせ>
40分ほど鳥を観察した後、今日見られた鳥の鳥あわせをして18種類の鳥が観察されました。例年シギ・チドリを観察することは少ないですが、今年はハマシギやシロチドリを見ることができ、浜辺から数十メートルの近さでハマシギやシロチドリを見ることができました。
最後にビンゴ賞の下敷きとスポンサー提供の飲み物などを配り、散会しました。参加者の感想としては、以下のようなものがありました。
 ・初めて参加したが、色んな鳥が見られて楽しかった。
 ・シロチドリが可愛かった。
 ・香住ヶ丘に住んでいるが、日頃見る鳥とは違った鳥が見られて良かった。
■観察された鳥:
ヒドリガモ、オナガガモ、ツクシガモ、マガモ、スズガモ、ホオジロガモ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ミサゴ、トビ、ミヤコドリ、ハマシギ、シロチドリ、セグロカモメ、ウミネコ


アオサのお掃除大作戦2025(1回目)参加報告

                         山之内 芳晴

◆日 時 : 2025年11月3日(日) 13:00~15:00  晴れ
◆主 催 :「和白干潟保全のつどい」
◆場 所 : 和白干潟・海の広場沖合
◆参加者 : 63名(一般56名、スタッフ7名(港湾空港局3名、WF1名、守る会:3名
◆アオサ回収量 : 100袋

猛暑も和らぎ秋の気配を感じさせます。今年は、アオサの発生量少なく、浜辺に打ち寄せているアオサを除けば、沖合にはほぼアオサはありませんでした。
海の広場で松本さんの開会挨拶の後、アオサが少ないので本日の作業は観察会中心になること、その後浜辺のアオサを回収することを、港湾空港局からの注意事項を伝えました。スタッフ全員で案内しながら沖合に向か会いました。季節も晩秋であることから干潟には生き物は少なかったですが、ウミニナやアラムシロガイやクルマエビなどが見られました。
  
    <干潟の生き物観察>             <干潟の生き物観察>           < アオサの掃除>
1時間ほど干潟の生き物観察をした後、浜辺に戻り、浜辺のアオサを回収しました。今回は、子供づれの参加者が多かったです。一般参加の方たちも子どもたちも、アオサを集め元気にそりを引いていました。
20分ほど回収した後、ゴミ置き場まで戻り、記念撮影をした後、作業に使用したソリを清掃し、海の広場で振り返りを行いました。
  
        < アオサの掃除>            <記念写真>                 <振り返り>
参加者からは、「色んな生きものが見られて良かった」、「アオサ回収が楽しかった」、「子供たちと生きものを見られて良かった」などの感想がありました。
最後に11月29日のバードウオッチングを紹介した後、中道海浜公園の割引カードを渡して散会しました。

      <感想>



第15回「和白干潟の生きものやハマボウを見る会」報告
                           山之内 芳晴

日時:2025年7月19日(土)10:00~11:45
場所:和白干潟・海の広場前
講師:藤井暁彦氏(九州環境管理協会) 
主催:和白干潟保全のつどい(和白干潟を守る会、ウエットランドフォーラム、循環生活研究所、福岡市港湾空港局)
参加者:23名(一般参加約11名、港湾空港局4名、WF1名、九環境1名、守る会6名)

 ハマボウを見る会は、例年は唐原川河口から牧の鼻までを観察していましたが、海の広場周辺にもハマボウの群落ができたことから、今年は集合場所を海の広場に変更しました。
  
     <ハマボウの花>           <ハマボウ>                    <挨拶>
 夏の日差しの中、9:00に海の広場に関係者が集合し、テントを張り受付の準備をしました。9:45受付を開始、スタッフを除き11名の参加がありました。海の広場前の、ハマボウの木々には黄色い花がたくさん咲いていました。
  
       <挨拶>               <記念写真>                   <生きもの観察>
 10:00に開会、山本さんに、2003年に牧の鼻のハマボウを発見したこと、2005年に守る会として「ハマボウを見る会」を始めたことなど「ハマボウを見る会」の歴史について話していただき、港湾空港局からビンゴゲームや注意事項の説明があった後、海の広場右端のハマボウの群落の前に全員が集まり集合写真を撮りました。
  
        <干潟の観>          <カクベンケイガニ>             <コメツキガニ>
 講師の藤井さんのガイドで干潟に入り生きもの観察をしながら沖合いに向かいました。干潟には、コメツキガニやオサガニなどのほか、ガザミやヒラメの死骸などもありました。海の広場から見ても沖合が緑に見え、今年もアオサが発生し始めているようです。沖合に移動する際、干潟を掘ってみましたがアサリもほどほどに居るようで安心しました。1時間ほど干潟を観察した後、海の広場に戻り、藤井さんが今日見られた生きものなどを紹介、港湾局からビンゴ結果の発表と景品の贈呈が行われました。
  
      <アカテガニなど>           <生きもの説明>           <カワウ群れ・アオサギ・ミサゴ>
 参加者からは、色んな生きものが見られて楽しかった、遠浅の干潟で色んな生きものが観察できてよかった、などの声がありました。
 解散後テントに寄ってもらい、用意しておいた冷たいお茶を飲んでもらいました。今年の「ハマボウを見る会」も大変好評でした。

    <クロツラヘラサギ>
回収したゴミ:人工ゴミ2袋、不燃ごみ1袋
観察した鳥:カワウ、ダイサギ、アオサギ、ミサゴ、トビ、クロツラヘラサギ、ウグイス(声)
観察したいきもの:アシハラガニ、カクベンケイガニ、コメツキガニ、オサガニ、アカテガニ、ウミニナ、オキシジミ、シオフキガイ、アラムシロガイ、ユウシオガイ、ミズクラゲ、ヒラメ(死骸)、ガザミ(死骸)
観察した植物:ハマボウ(花)、ハマゴウ(花)、ヒトモトススキ(穂)
海藻:アオサ、ボウアオノリ、アサミドリシオグサ、オゴノリ


春の自然観察会「和白干潟を歩こう」報告
                   山之内 芳晴

日時:2025年4月19日(土)10:00~11:45
場所:和白干潟(海の広場-アシ原-唐原川河口左岸)
出席:10名 一般2名、磯野、守る会7名
  
   <開会の挨拶と説明1>            <バードウオッチング>          <ミヤコドリ群れ>
 初夏のような晴天の元、春の自然観察会「和白干潟を歩こう」を開催しました。今回は、新聞への掲載記事を見られた一般の方2名の参加もありました。海の広場に集合し、代表の松田さんから開会の挨拶があり、山・川・海の流域会議の活動のいわれが立花山・唐原川・和白干潟の環境保全であることの話しがありました。次に山本さんからは、和白干潟の自然の説明がありました。
  
   <クロツラヘラサギ9羽>           <マガモ・オナガガモ>         <ハママツナ新芽>
 海の広場では、望遠鏡で干潟の鳥たちを観察しました。干潟には、ミヤコドリやクロツラヘラサギやズグロカモメのほか、サギたちや渡りの遅れたオナガガモの群れなどがいました。しばらく干潟の鳥たちを観察した後、浜辺の生きものや植物を観察しながらアシ原に向かいました。
  
      <ハマエンドウ花>           <ハマニンニク穂>           <オオジシバリ>
 海の広場には、ハマボウの幼木やシオクグ、ハマサジ、ハマウド、ハママツナなどの植物や砂浜には、コメツキガニの砂団子などがあり、それらを紹介しながらアシ原に移動しました。アシ原の入口には穂を出したハマニンニクのほか、アシハラガニの巣穴があり、姿は確認出来ませんでしたがアシハラガニが居ることがうかがえます。
  
      <シラフジ>              <アシハラガニ>            <ボラ小群れ>
 アシ原の中を歩いていると、紫色のハマエンドウや黄色のオオジシバリの花が咲いています。アキグミの木には白い小さな花がたくさん咲いています。しばらくアシ原の中を観察した後、唐原川の右岸にでました。川底には、小さなボラやクサフグなどが泳いでいます。泥の部分には5㎝ほどのアシハラガニがいました。ハクセンシオマネキが見られるかと思いましたが見ることは出来ませんでした。右岸から左岸に移動して東側に見える立花山を紹介した後、振り返りを行い散会しました。
 
 <立花山バックに記念撮影>            <回収したゴミ>
参加者の感想など
・ 色んなことが知れて良かった。
・ 立花山に登ってみたいと思った。
・ 植物や生き物、鳥などたくさんいることが分かった。

見られた鳥
 ミヤコドリ(26)、ミサゴ、ズグロカモメ、クロツラヘラサギ(9)、ダイサギ(10)、コサギ(3)、
カワウ(3)、アオサギ、オナガガモ(16)、ツバメ、イソヒヨドリ、ホウロクシギ、マガモ(2)
見られた生きもの
 コメツキガニ、アシハラガニ、クサフグ、ボラの子
見られた植物
 ハマボウ、シオクグ、ハマサジ、ハマウド、ハマニンニク、ハママツナ、ハマエンドウ、アキグミ、
 ハマダイコン、オオジシバリ、シャリンバイ、シラフジ、ヤマフジ
回収したゴミ:人工ゴミ7袋


RKB鉄塔点検工事説明会報告
                   山之内 芳晴

日 時:2025年2月10日 10:30~11:40
場 所:守る会事務所
参加者:6名(萩原(電気興業株式会社)守る会5名)

   <説明会の様子>
 和白川河口に立っているRKBラジオの鉄塔は1972年に建設され、定期的に検査が行われています。前回の検査は、2015年に行われ、今回は、3月17日~3月26日の間で実施されます。
 点検内容は、アンテナ柱の構造点検として、外観・支線張力・柱建て入れ・電気的特性の測定などの点検が行われます。点検に際しては、支線基部3カ所に、点検用足場(9㎡)が設けられますが、大きな建造物ではないため干潟生物への影響は、少ないと思われます。
 山本代表からは業者に対して、鉄塔を干潟ではないところに移設するようRKB毎日放送KK.に伝えてくれるよう申し入れがありました。

2025年1月度 山・川・海の流域会議・報告
                   山之内 芳晴

日 時:2025年1月18日(土)10:00~12:00
場 所:香住丘公民館(2階老人いこいの家)
参加者:16名:舩越、磯野、高倉、古賀、海野、石川、他2名、守る会8名

1. 新春講演会 「和白干潟における漂着ごみの現状と対策」
 講師:宗像 優 氏
  今年の新春講演会は、いつも和白干潟のクリーン作戦に参加されている、九州産業大学教授の宗像 優氏に「和白干潟における漂着ごみの現状と対策」と題して講演していただいた。
 
   <講演会のようす>               <講演会のようす>
 最初の「海洋ごみの現状」のところでは、世界でプラスチックごみが800万トンあること、クジラの死骸の胃から40キロのプラスチックが発見されたこと、雨水の90%にマイクロプラスチックが混入しているなどの話しがあった。海洋ごみの特徴としては、海岸により異なること、数量・種類が多いこと、破片/かけら類が約4割をしめること、そして陸上起源のものが大半を占め、飲料・食品など生活に関連したごみが陸上起源ごみの約9割を占めるとのことだった。海洋ごみ処理の問題点は、ごみ拾いの困難さや離島における施設・業者の不足や本土への輸送コストの問題、漂着ごみの排出源ではない沿岸部の自治体が処理費用を負担する問題が挙げられた。
 国際社会の動向としては、2015年G7エルマウ・サミットの首脳宣言で「海洋環境の保護」が宣言され、2017年7月のG20ハンブルグ・サミットでは、「海洋ごみに対するG20行動計画」が唱えられた。また、2019年6月のG20大阪サミットでは、「2050年迄に海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロに削減すること」が宣言された。 その後も2022年、2023年と気候・エネルギー環境大臣会合が開催されている。
 海洋ごみの発生要因としては、国民生活に伴って発生し、それが「山・川・海」へと繋がる水の流れを通じて海岸に漂着する。これらの漂着物は、我々の日頃の行動や社会の有様を映し出す鏡のようなものと言える。海洋ごみの発生抑制対策としては、沿岸部だけではなく、内陸部での発生抑制対策が必要であり、ごみの適正な管理、河川での対策、環境教育、啓発などが求められる。また、アジア諸国への廃棄物対策への人的・金銭的・技術的支援が求められる。
 和白干潟の漂着ごみの現状と対策では、主な漂着ごみはプラスチックごみであり、主な発生源は唐原川に由来する。漂着ごみ対策としては、沿岸部での海岸清掃、河川(唐原川)の清掃、そして流域住民への環境教育や啓発活動が重要だとのことだった。
 講義の後の懇談では、①福岡市もプラスチックのリサイクルを始めるので、漂着ごみが減るのでは。②行政の取り組みとしてはどんなものがあるのか。③このような話しを校区の人にしてもらいたいなどの発言があった。

2.各グループ・サークルの活動報告
山本さん(和白干潟を守る会)
    干潟通信152号を元に11月17日に第36回和白干潟まつりを開催したことなどを報
    告した。
磯野さん(立花山グリーンガイドの会)
    10月に白岳に登りカノコソウの整備を行ったが、頂上の木が伐採されていた。
海野さん
    東京都・練馬区から東区へ転居してきたが、福岡市は都会生活ができて、自然も近くに
あり、すばらしいところだと思った。
古賀さん
    立花山に登ったが、頂上の木が伐採されていてがっかりした。
高倉さん(唐原川を考える会)
    毎年、ラブアースクリーンアップや唐原川の清掃活動を行っている。清掃活動は偶数月に行っており、毎回約30名が参加している。
舩越さん(楽友会)
    年末にミニ門松づくりを行った。

次回の定例会は、 3月8日(土) 10:00~12:00
場所:香住丘公民館